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2019年3月28日(木)

『リグワン』CBTレビュー。古今東西の物語のキャラがスピーディなリアルタイムバトルで大激突!

文:滑川けいと

 新作iOS/Android用アプリ『リーグ・オブ・ワンダーランド(リグワン)』の先行テストプレイ(クローズドベータテスト)レビューをお届けします。

『リグワン』

 『リグワン』は、セガ・インタラクティブが今春に正式サービスを開始予定の対戦型アクティブ戦略バトルゲーム。サービス開始に先駆けて、3月20日~3月27日にクローズドベータテスト(CBT)が実施されました。

 この記事では、CBTに参加した筆者がプレイを通して感じた本作の魅力を紹介していきます。

多くのマスターを打ち倒し、目指すはトップリーグ!

 『リグワン』は、編成したデッキを使用して対戦相手とバトルを繰り広げるRTS(リアルタイムストラテジー)です。架空のバトルマンガ『リーグ・オブ・ワンダーランド』の世界に召喚されたプレイヤーは、“マスター”となってバトル競技のトップリーグを目指すことになります。

『リグワン』
『リグワン』
▲ゲーム冒頭では、舞台の説明がコミック形式で行われます。
『リグワン』
▲プレイヤーを召喚した張本人、案内人のキャロル。

 本作のメインとなるのは、もちろんバトル! 1人用のモードはなく、基本的にはマッチングした相手プレイヤーとリアルタイムで戦っていくことになります。プレイヤーと対戦相手はそれぞれ“タワー”と呼ばれる拠点を持っており、“2分間”で相手のタワーをより多く破壊したほうが勝利となります。

『リグワン』
『リグワン』
▲相手と戦うことで、バトル後プレイヤーは“リーグpt”を入手します。リーグptを一定数稼げば、上のリーグへ上がれます。目指すはトップリーグ!

 バトルにおいて重要となるのが“ユニット”。バトルでは、プレイヤーがあらかじめデッキに編成した8体のユニットを出撃させることができます。出撃したユニットは、自動で相手のタワーを目指して進んでいきます。

『リグワン』
▲ユニットを出撃させなくても、一定時間ごとにタワーから“ミニオン”と呼ばれるユニットが出撃してくれます。
『リグワン』
『リグワン』
『リグワン』
▲時間が進んでいくと、マップのそこかしこで激しいバトルが発生!

 とにかく強力なユニットを編成して出撃させればいいかというと、そうではありません。ユニットを出撃させるには“MP”が必要で、強力なユニットを出撃させるには相応のMPを消費します。MP自体は徐々に回復していくものの、何も考えずにユニットを出撃させているとあっという間にMPが枯渇し、いざというときに出せなくなってしまうのです。

『リグワン』
▲画面の一番下にあるのがMPで、その上に表示されているのがデッキに入れたユニットです。
『リグワン』
▲ユニットの左上に表示されているのが出撃に必要なMP。画面の明るい部分であれば、どこにでも出撃させられます。

 もちろん、対戦相手も同じようにユニットを出して、こちらのタワーを狙ってきます。そのため、“タワーを壊す”以外にも“相手のユニットを食い止める”ことを考えなくてはいけません。

 ユニットには“複数体で出撃する”、“範囲攻撃を行う”、“タワーのみを目指して進行する”といったように、それぞれに特徴があります。相手の出したユニットやその場の状況に応じて、臨機応変に戦っていく必要があるのです。

 実際にプレイしてみて感じたのですが、バトル中の気分はまさに軍師! めまぐるしく変わる戦況を把握し、勝利したときの喜びはひとしおですね。

『リグワン』
『リグワン』
▲他のプレイヤー同士の対決を観戦するモードもあります。戦い方の参考にしましょう!

ユニットを使いこなしてバトルを制せ!

 各ユニットのモデルになっているのは、童話や神話などの登場人物たち。外見もキュートなキャラからカッコいい人物までさまざまで、視覚的にも非常に楽しめます。

 本作では、これらユニットの能力を把握することが勝利のカギとなります。各ユニットのプロフィールの“特性”には、何が得意で何が苦手なのかがわかりやすく書かれていますので、チェックしておきましょう。

『リグワン』
『リグワン』
『リグワン』
『リグワン』
『リグワン』
▲こちらが筆者の入手したユニットの一部。舞台が架空のコミックということで、全体的にコミックをイメージしたUIになっています。コミック風になっていることもあり、ついつい読みたくなってしまうんですよね~。

 ユニットの中には“ドローショット”という、1回の出撃につき一度だけ特別な技を繰り出せる“ドローユニット”と呼ばれるものもいます。ドローショットは発動できる状態になっていればプレイヤーが任意で出せるため、ある程度自分の意思で戦況を変化させられるのも本作の特徴です。

『リグワン』
『リグワン』
『リグワン』
▲相手のドローユニットに、先にドローショットを当てれば一定時間相手のドローショットを封じることもできます。

 ユニットは“ショップ”または勝利後に得られる宝箱から獲得でき、リーグが上がることで使用できるユニットは増えていきます。次にどんなユニットが解放されるんだろうと、上のリーグを目指すモチベーションにつながるわけです。

 ユニット数はリリース時点で55種。前述したように、ユニットごとにさまざまな特徴があります。バトルに勝利し続けユニットが増えていくと、どの8体をデッキにいれるのかいい意味で悩まされます。

 トレーニングモードも実装されているので、自分の作ったデッキがしっかり機能するか確認しながら、オリジナルデッキを作るといいかもしれません。

『リグワン』
『リグワン』
▲宝箱は入手後一定時間経過すると中身を確認できますよ。
『リグワン』
▲同じユニットを複数所持していると、ユニットのレベルを上げられます。

 実際にCBTでプレイしてみて、スピーディーなバトルがとにかく楽しい! と感じました。ユニットの出撃やドローショットの発動など、あれこれ指を動かしているうちに、あっという間に2分間が経過します。でも短時間のバトル中にできることが限られているからこそ、いろいろと考えをめぐらせる必要があっておもしろいんですよ。

 1戦がサクッと終わることもあり、すぐに次のバトルをしようと思える構造で、「オンラインでのプレイはあまりしたことがないから心配だな……」という方でも入りやすい印象でした。ホーム画面には“チーム”や“ライバル”といった気になる項目があるので、正式サービスでさらにどんなことができるようになるのか楽しみです!

※ゲーム画面は開発中のものです。
※AR機能は対象端末限定となります。
(C)SEGA

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