PS4/Switch『ラズベリーキューブ』が8月29日発売。ミニ原画集が付属する初回限定特装版も登場

『ラズベリーキューブ』ストーリー

　――俺はこれから変わる。

　――人に優しく生きる。

　――具体的には、一日一善くらいを目指すんだ。

　とある事情から“人に優しく生きること”を心に誓った主人公“吾妻悟（あづまさとる）”。両親の離婚で一度は去ったこの町、“河江（かわえ）”で心機一転、一人暮らしを始めることに。

　チンピラに絡まれていた大家の娘さん“海道美琴（かいどうみこと）”を助け……。

　たった1人で畑を耕す園芸部部長“狩野みなと（かのうみなと）”の手伝いをして……。

　放課後は人手の足りないミリタリーショップの看板娘“結月悠（ゆづきゆう）”とアルバイト……。

　一見順調に見えた悟の人助け生活。しかし、学園の生徒会長“桜庭・ヴィクトリア・瑠莉（さくらば・ヴィクトリア・るり）”を助けた時だけは何かが違った。

　瑠莉を助けた数日後、悟の前に再び瑠莉が現れる。さてはお礼を言いにきたんだな？　と追いかけていくと……。

　ズボッ、と。悟の下半身が土に埋まる。

　「……落とし穴？」

　パシャリ。瑠莉は悟のマヌケな姿を写真にとって去っていく。助けたはずなのに、この仕打ち。

　「俺……なにか恨まれるようなことしたっけ？」

　数年ぶりに戻ってきた故郷での新生活は、波乱の予感――。