2019年4月24日(水)

『チェンクロ3』ヘリオス篇 10章。ヘリオス危篤――義勇軍は決断を迫られる【電撃チェンクロレター】

文:まり蔵

 セガゲームスが配信するiOS/Android用RPG『チェインクロニクル3(以下、チェンクロ3)』。本作のストーリーに関する最新情報をお届けする、連載企画“電撃チェンクロレター”の第41回をお届けします!

『チェンクロ3』

 今回の“電撃チェンクロレター”では、4月25日(木)11時更新予定のヘリオス篇 10章のあらすじと、シナリオ担当者が持ち回りで書く裏設定が満載のコラム“チェンクロ3裏日誌”を掲載します。

※注:記事内のゲーム画面はすべて開発中のものです。

ヘリオス篇 10章のあらすじを紹介

『チェンクロ3』

 湖都を目指す義勇軍はその道中、月夜の砂漠で“御使い”の双子と対峙した。

 激闘の果てに御使いを退けることに成功したが、その末にヘリオスは倒れてしまう。徐々に生気を失いつつある彼を救うべく、トロメアは“ある物”を使う決意をする。

『チェンクロ3』
『チェンクロ3』
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 それとほぼ同時にアポロは湖都の方角から不穏な気配を感じ取る。王都を覆った光の柱に酷似しているというそれは、放っておけば大きな被害を出すことは容易に想像がつく。

『チェンクロ3』
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 危篤のヘリオスと、危機が迫る湖都……義勇軍は決断を迫られる。そして彼らが選んだのは――。

『チェンクロ3』
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ヘリオス篇 10章を彩るキャラクター

エンブラント
『チェンクロ3』
▲聖都での戦いの後、姿を消していたエンブラント。教団の1人として再び現れた彼は、より火勢を増した炎で義勇軍を焼滅させようと目論む。

守護騎士
『チェンクロ3』
▲十七聖人の守護を使命として、大神殿に属する騎士の中から選び抜かれた精鋭中の精鋭。聖人の近衛を務め、その意思を代行する忠義の騎士。

“ヘリオス篇”シナリオ担当者が語る!

■チェンクロ3裏日誌

『チェンクロ3』

「異能について」

 シエラスエスの“送別”や、エンブラントの“浄化”と言った十七聖人の持つ異能について、今回はまとめたいと思います。

 この特異な力も、元を辿ればチェインクロニクルに由来します。

 個々人ごとに役割は違いますが、その目的は新たな世界への“再世”を果たす、ということは変わりません。かつて、終わりを迎えた世界から人々を選び、送り出し、導き、知識を伝えるなど、それぞれが異能に基づき、使命を全うしていました。

 そして黒の因子だけが残ったその場所を炎にて焼き払い、浄化する。

 役割を果たした聖人はその誰もが次の世界に行くことはなく、旧き世界と共にその生命を終えます。そして新たな世界で“はじまりの管理者”に力を分け与えられ、再び別の存在として誕生……そんなサイクルを無限に繰り返していました。

 彼らはその無限の営みに責任感を持つと同時に強い誇りも抱いており、それを生き甲斐としている聖人も少なくありませんでした。しかし、義勇軍の活躍により、その使命を果たす場所は永遠に失われてしまいます。

 リリスのように静かに使命を終えられた人物は解放されましたが、一部の聖人は誇りや目標を喪失し“異能”と言う巨大な力に心を呑み込まれ、狂気に落ちてしまう者もいました。

 その身に宿す狂気はそれぞれであり、彼らが選ぶ道もまたそれぞれ。しかして彼らの行く末は……そんな視点でもこれからの物語を楽しんでいただければ幸いです。

 なお、『チェインクロニクル』公式Webラジオ『ちぇんらじ』#99が好評配信中。ゲームの最新情報をテーマに、『チェンクロ』愛にあふれたパーソナリティが『チェンクロ』の魅力をお届けしています。ぜひこちらもお聴き逃しなく!

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