本作の舞台となるのは、核戦争後の荒廃したワシントンD.C.。外界から完全に隔絶され、放射能の影響を受けないシェルターに住むプレイヤーの生活は、父親の失踪をきっかけに一変する。出ることを禁じられているシェルターからの逃亡。やがてそれは、シェルター全体を巻き込んだ事件へと発展していく。
そしてプレイヤーは、失踪をした父親を捜すために、放射能の影響によって生まれたミュータントが闊歩する世界へと向かうことになる──。
安全で文化的なシェルターとはまったく逆に、秩序が崩壊した外界。プレイヤーは、怪物たちがうごめく危険地帯で生きることになる。
自由度の高さから、「シングルRPGの最高峰」と名高いファンタジーRPG『The Elder Scrolls IV: オブリビオン』の開発スタッフが制作を手がける『Fallout 3』。本作では、困っている人を助けることも、欲望のおもむくままに略奪を繰り返すことも、すべてはプレイヤー次第。「プレイヤーの数だけ物語が存在する」と言っても過言ではない!
ゲーム中ではNPCから依頼を受けることがある。無視することはもちろん、時には依頼とまったく逆のことをすることも可能だ!
荒廃した世界で、さまざまな問題を抱えながら生きる人々。そんな彼らとどう接するか、プレイヤーの行動次第で彼らの評価も変わってくる。
本作では、アクションSTGのようにリアルタイムで戦うだけでなく、「V.A.T.S.」というシステムによって、コマンド選択で戦うことも可能。「V.A.T.S.」を使用すると、いったん時間が停止し、画面に部位ごとの命中率や状態などが表示される。プレイヤーが攻撃部位を選択するだけで、戦闘は自動で進行。また命中率は、キャラクターのスキルや敵との位置によっても変化。状況を考えながら落ち着いて行動できるので、「アクションSTGは苦手」という人でも安心してゲームを楽しむことができるだろう。
「V.A.T.S.」使用中は時間が止まっているので、「武器を持った手を狙う」、「足を打ち抜いて相手の動きを止める」といった戦略をじっくりと練ることができる。
もちろん、「V.A.T.S.」を使用しないで戦うことも可能だ。その時に問われるのは、プレイヤーのスキルのみ! 自分の腕に自身があるのであれば、ぜひ挑戦してみてほしい。
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