少数精鋭のエリート兵士で編制され、あらゆる作戦の先鋒を務める米国特殊部隊・ゴースト──。ニカラグアの山岳地帯にて、アメリカに武器を密輸しようとしていたトラックを確保したゴースト部隊であったが、トラックに仕掛けられていた爆弾が起動し部隊は全滅してしまう。これを受け、新たに結制されたゴースト部隊は、武器密輸を行っていたのがロシアのレイブンズロックという組織であることを突き止める。武器密輸を足がかりに、大国を揺るがすほどにまで勢力を拡大したレイブンズロック。この世界的脅威を阻止すべく、ゴースト部隊はレイブンズロック壊滅作戦を実行する。
2030年の世界が本作の舞台として想定されており、プレイヤーが率いるゴースト部隊の装備も、そう遠くない未来に米軍で実用化が見込まれる兵器を想定したものとなっている。火力ではなく、情報量が重視される本作の戦闘では、近未来では本当にこうなるであろうという実現性を帯びたリアルさが感じるられるはずだ。
ゴースト部隊には、2030年の世界における最新鋭の装備が支給されている。どんな風景にでも溶け込める光学迷彩をはじめ、別視点から戦況確認や仲間との情報共有ができるクロスカム、リモート操作で部隊を支援するドローンなど、数々のハイテク兵器を使いこなすことにより、少数部隊での隠密作戦が可能となるのである。
兵士自身に周囲の映像を投影する迷彩装備。開けた場所でも迷彩効果が得られるため、潜入や潜伏には非常に有効。
仲間の部隊や各種センサーから受け取った情報を、可視映像として兵士の目視上に映し出すことが可能な交信システム。
リモート操作が可能な無人兵器。ドローンのセンサーカメラが捉えた映像は、クロスカムを通じて見ることができる。