『あつまれ!ピニャータ 2 : ガーデンの大ぴんち』プレイレポート:「ピニャータ」コンプリートへの道 後編

 さて、ここからは全「ピニャータ」を集めるまでのプレイレポートをお届けします! ……いまさらだけど、本当に全部の「ピニャータ」なんて集め切れるのかなぁ(弱気)。

基本は変わってない

 前作では、ゲーム開始時のマップは荒地で占められており、植物の種を植えるためには、まず地面をならして平地にする必要がありました。ですから、今回もまずスコップで地面をならそうとしたら、どうやらその必要はないらしい。特に何もしなくても植物の種を植えたりできるので、かなり手間が省けました。楽になりましたが、バコバコとスコップを地面に叩きつける感覚が好きだったのでちょっとだけ残念。それ以外の点では、プレイ直後にやることに大きな違いはありません。序盤の作業ではないのですが、前作との違いといえば、あまり「ピニャータ」同士がケンカしなくなったことがあります。とはいっても、アリ型の「レーザント」とミツバチ型の「バズルガム」、ネコ型の「キティーフロス」とイヌ型の「バークバーク」は相変わらず仲が悪いですが。それと、本作から砂漠ステージ「サバークさばく」と雪原ステージ「ピニャーティック」という新マップが増えました。このマップの追加に伴い、前作にはいなかった「ピニャータ」も登場するようになりました。また、ガーデンの地形にも砂と雪が増えています。

『あつまれ!ピニャータ 2 : ガーデンの大ぴんち』『あつまれ!ピニャータ 2 : ガーデンの大ぴんち』

砂漠や雪原の追加によって、ラクダ型やペンギン型など、地形ごとの特徴的な「ピニャータ」が増えてます。これらを住人にするには、罠を仕掛けて捕まえなければなりません。

相変わらずうっとうしいお邪魔キャラクター

 本作でも、「ピニャータ」を病気にする「サワー スイーツ」を落とす「サワーピニャータ」や、「ピニャータ」を攻撃したり毒で病気にする毒性植物は健在。ただし、「サワーピニャータ」は「なかよし条件」をクリアすれば「ピニャータ」に変化しますし、「トーテム」というアイテムを使って進入を防ぐこともできます。毒性植物も植物には違いないので、育てれば「アワード」がもらえるし、中には毒性植物の存在が「なかよし条件」になっている「ピニャータ」もいますから、まあ必要悪ということで。一方、ガーデンに来てはいろんな「ピニャータ」にケンカを吹っかける“ラフィアン”や高い値段で売れる「ピニャータ」を粉砕する“ぺスター教授”は、ガーデンに百害あって一利なし。相手が邪魔な「ピニャータ」であれば、スコップで殴って追い払うこともできるのですが、コイツらにそれは効きません。……効きませんが、それでもスコップでどれだけぶん殴ったことか。

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「サワーピニャータ」は、「サワー スイーツ」を落とすだけでなく、地形を変えたりオブジェクトを破壊したりと、いろいろと余計なことをします。……「なかよし条件」を満たせないうちはがまんがまん。意外と「なかよし条件」が厳しかったりするんですけどね。

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“ラフィアン”は「キャプテンのナイフ(画像左)」で、“ぺスター教授”は「おとりピニャータ(画像中央)」で被害を防げます。“教授”は、「おとりピニャータ」が買えるようになると、ただ頭が悪いだけのキャラクターになります。画像右側のように忍び足でおとりに近づき、破壊して喜んでいる様を見るとちょっと哀れに。頭が悪いって本当にかわいそう。

ガーデンが真っ赤に!

 ところで、「サワーピニャータ」との付き合いには注意が必要です。なまじスコップで倒せるだけに、端から叩いていると、いきなり毒性植物の種が出てきます。毒性植物の種は、プレイヤーが植えなくても勝手に根付きます。しかも、困ったことに成長も早いのです。さらにスコップで叩いて壊すと、なんと複数に分裂。病気になった「ピニャータ」の治療も並行して行っていたので、最初は分裂していることに気づかず、ようやく気づいた時にはガーデン全体が毒性植物でいっぱいに。こうなると、もう手に負えません。おかげで、ゾンビに襲われた集落よろしく、手に負えなくなったガーデンを一つ放棄しました。

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毒性植物のドクドクしい色で、真っ赤に染まったガーデン。こうなると、近づく「ピニャータ」はバタバタと病気に。しかも、治したそばから再び病気になるので、ちっとも治療が追いつかない。その上、治療には「CC」が必要なので、減りも尋常じゃない。治している間にも毒性植物は増え続けるし、もはや打つ手なし。

ガーデンがすぐ一杯に

 レベルの高い「ピニャータ」や植物は大型なことが多いため、必然としてガーデン内の占有率が高くなります。なんでもかんでも置いておくと、すぐにガーデンが一杯に。ゾウ型「エレファニラ」を住人にしようとしたら、近所までは来るのにガーデンに入ってくれない。何が悪いのかと思っていたら、ガーデンの中に「エレファニラ」が入るだけのスペースがありませんでした。泣く泣く、成長したオークの樹やヤシの樹を伐採し、あまり機能していなかった「ピニャータ」の家も売りました。いらないオブジェクトはさっさと処分しないとこんな目に……。

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「エレファニラ(画像左)」などの高レベルな「ピニャータ」は、住人にする条件だけでかなりガーデンのスペースをとるので、専用のガーデンを新たに作った方が早いです。ちなみにこれは、特定の「ピニャータ」の訪問に必要な植物などにも言えることです。ゲーム内には、ガーデン間でアイテムのやりとりをしてくれる郵便屋(画像右)が登場するので、それを利用することで、スペース的な問題をある程度軽減することができます。

「とくぎ」を覚えれられるようになったよ!

 今作から、「ピニャータ」が自分の好物を食べている時に、「とくぎスティック」というアイテムで叩くと、「とくぎ」を覚えるようになりました。「ピニャータ」の「キャンディー ポイント」を上げるついでに狙えるお得な新要素。一度「とくぎ」を覚えると、好きな時に何回でも「とくぎ」を見ることができるようになる上、「ピニャータ」の売値も倍ぐらいに上がるのです。これで「パーティ」はもらったも同然。ただし、「とくぎ」は叩けば必ず覚えるというわけではなく、時には失敗することもあります。なかなか世の中うまくいかない。しかも、なかなか「とくぎ」を覚えないからといって、「とくぎスティック」で叩きすぎると不機嫌になるというオマケつき。気をつけて叩いてください。

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「とくぎスティック」で叩きすぎると、「ピニャータ」が赤く変色(画像右)。不機嫌になり、所かまわず他の「ピニャータ」にケンカを売り続けるようになります

全部集めるのとか、かなり大変

 編集部からのミッションは全「ピニャータ」を集めることですが、育成レベルが一定以上になると、それまでさまざまな攻略情報をくれていたゲームの案内役“リーフォス”が「レベルが上がったね」とかしか言わなくなり、購入できるアイテムも増えなくなります。ということはつまり、今あるもので「ピニャータ」はすべて集められるということがわかるわけですが、訪問条件が複雑な「ピニャータ」も多く、さっぱり集まらない。とりあえず一番高レベルと思われる、「ロアリオ」を仲間にしたので、勘弁してください。現在、確認できた「ピニャータ」は80種。あと20以上もいるのかよ!

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「ロアリオ(画像右)」をガーデンに呼ぶためには、とある大型「ピニャータ」がガーデンにいる必要がある。大型「ピニャータ」の捕獲をハンターに頼むと、かなりの「CC」と時間が掛かります。ちなみに中央と左側の画像は、「ロアリオ」を住人にしたときの模様。どんなサバンナだよ。

俺(たち)の戦いはまだまだ続く……

 「ピニャークティック」や「サバークさばく」に生息している「ピニャータ」の中には、まだ住人にしていないものがいますし、レベル(入手難易度)が高いワシ型の「イーグレア」だってサッパリ。だって、「イーグレア」をガーデンのそばに引き寄せるには、複数頭の「エレファニラ」を住人にしないといけないのです。それって、どれだけ時間がかかるのやら……。すみません。ここらで時間切れです。というかプレイ期間が短いよ! せっかく「ピニャータ」も集まってきたんだから、もっとやらせろ!! 個人的には引き続き、全「ピニャータ」を住人にして、全アワードを取得するべくがんばる予定ですが、問題が1つあります。データは編集部のXbox 360の中なんだよなぁ……。もしかして、俺の戦いは一からなのか!?

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