屈強な男たちが5つのゲームで大暴れ!!
メディアワークス会議室は鮮血で染まる!!
今回、ライセンスが与えられる選手は1名のみ! 以下の5つのゲームで総合優勝したレスラーに、初代「プロレスラーゲーマー」の称号が贈られる。なにぶん先輩が発行するものなので、履歴書やレスラー名鑑の「特技・資格」の欄に記入しても効果はないと思われる。また、アメリカンバルーン選手のセコンドとして、DDTの猪熊祐介選手にも参加してもらったが、残念ながら別件の取材で途中退席となっている。
男色ディーノ……DDT所属
イケメンをこよなく愛するゲイレスラー。入場時、好みの観客を見つけると、観客席まで乱入してディープキスをぶちかます。GAYアナル級世界王者。
MIYAWAKI……
KAIENTAI-DOJO所属
『鉄拳』タイツに身を包んで戦う、プロレス界きっての『鉄拳』フリーク。メインで使用しているキャラは、プロレスラーの“キング”とのこと。
ベアー福田……エルドラド所属
エルドラドを代表するパワーファイター。DDTの高梨選手とタッグを結成していたが、「最近かまってもらえない」という理由から、自主的に蛇人間に改造された。
アメリカンバルーン……アメリカ所属
プロレス界最大の乳を持つ男。ディーノ選手との激闘は歴史に残る一戦となった。日本のゲームが大好きで、独学で日本語をマスターしている。
最初に行われたのは『リッジレーサー7』のタイムアタック勝負。アメリカンバルーン(以下、アメバル)は猪熊との2人羽織プレイという荒技を披露して場を盛り上げる場面も。ディーノ、MIYAWAKIも健闘を見せるが、ベアー福田が別次元の速さを見せつけて圧勝!
アメバルがアクセル&ブレーキ、猪熊がハンドル操作を担当。息のあったコーナリングを見せ、一同を驚かせた。
ベストラップを記録したのは、ほぼすべてのコーナーをノーミスで駆け抜けていったベアー福田。そのタイムは段違いだった。
『ウイニングイレブン10』では、マッチモードでトーナメント方式の大会を行った。その結果、決勝戦に勝ち進んだのは『ウイイレ』経験者のディーノとベアー福田。以前、DPSの企画で敗北を喫したベアー福田がコーナーキックから2得点を決め、リベンジを果たした。
ディーノ対猪熊&アメバルの試合では、レッドカードが3枚も出る荒れた試合に。やはり闘争本能が騒ぐのだろうか?
決勝戦の組み合わせは、ブラジル対アルゼンチンという因縁深いものに。ディーノの堅守をセットプレイが打ち破った。
種目は通信対戦の「お絵描き対決」。4人とも、黙々とDSのタッチペンを走らせる、非常に静かな戦いが繰り広げられた。結果発表で「ひどいなこれは!」「文字書くのは反則だろう!」と怒号が渦巻くなか、票を伸ばしたMIYAWAKIが総合優勝を果たした。
男色ディーノ
サボテンにウエスタンラリアットをかますスタン・ハ○セン? 「サボテン」の金賞はこの絵だった。
MIYAWAKI
こ、これは……。お題は「1,000ダメージ与える技を使う某モンスター」ではないので……。
ベアー福田
メキシコといえばベアー福田。背景が実にそれっぽい。現地のサボテンは笑顔なのだろうか。
猪熊&アメバル
実に正統派のサボテン。ほかの絵が個性的なだけに、インパクトには欠けたかも?
『WiiSports』で最初に行った種目は「ゴルフ」。2ホール終了時のスコアで順位を競った。アメバル選手が「旗包み」的なミラクルショットを見せる場面もあったが、堅実なプレイを見せたベアー福田が優勝を飾った。
奇跡のチップインショット(それでもパーだけど)を決めて喜ぶアメバル。巨乳もぷるぷると躍動していた。
「もう1ホールやろうか」「これで終わらないよね?」という外野の声にも動じず、ウイニングショットをキッチリ決めた。
「ゴルフ」に続いて「ホームラン競争」を実施。意外にタイミングをとるのが難しく、各選手が苦戦するも、ベアー福田が6本のホームランを放って一歩リード。しかし、最後に登場した野球経験者のアメバルが、メジャー級のフルスイングで逆転!
一見簡単そうに見えるのだが、タイミングはシビア。コツをつかむまで、なかなかいい当たりは出なかった。
野球経験者だけあって、アメバルの構えは堂々としたもの。ディーノいわく「ベーブ・ルースの再来」。
ベアー福田が5番勝負中3回優勝を果たし、普通ならここでライセンス授与となるのだが……。やはり最後はプロレスゲームでなければ締まらない! 「この数時間はなんだったの?」というディーノの声も無視し、『WWE 2007 Smackdown vs Raw』のマネー・イン・ザ・バンク・ラダーマッチ(天井に釣り下げられたアタッシュケースを奪えば勝利)の勝者にライセンスが与えられることになった。40分を越える死闘の末、CPUが操るマーク・ヘンリーが勝利をもぎとった……。
一番それっぽい試合形式だということで、このモードを選んだのだが……。ケースを取る方法がわからず、思わぬ長期戦に突入。
リング上には6人もの選手が入り乱れており、なかなか決着はつかない。コントローラを握る選手たちも疲労の色がありありと。
合計5時間にも及んだ壮絶なゲーム対決の末、「ゲーマーライセンス」保持者は該当者なしという結果に……。やはり人類最強の「プロレスラーゲーマー」はそう簡単になれるものではないということなのだろう。次回以降の大会(開催は未定)に期待したい!!