念願の開発者インタビューを敢行。メルマガに記載されていたさまざまな新要素や、ユーザーが気になるアレコレを聞いてきました!
(※インタビューは10月4日に行ったものです。)
うどん:アニアキー。なんかメルマガ見たら、いろんな要素が追加されるらしい、よ?
アニアキ:マジでー。ちょっと見てくる……
アニアキ:おぉおお。いろいろ変わるねぇ。んじゃさっそく、ここらへんの話を聞きにセガにインタビュー行こう! ついでにクラブ経営のノウハウも教えてもらってこようぜ!
――――――――セガにやってきた!――――――――
アニアキ:よろしくお願いしま~す。さっそくですが、俺のクラブを無敵にしてください。
うどん:そんなんだから万年DIV3なんだよ、アニアキは。
アニアキ:え~と、それでは新要素について教えてください。早熟、超早熟のパラメータ調整って何なんですか?
うどん:(なんでコイツはこんなに無礼なんだろう……)
瀧井雄司氏(以下瀧井、敬称略):早熟、超早熟系の選手は今、衰退時期が早くて使いづらいと言われてますよね。そこで選手獲得時の初期能力を上げて、使いやすくする予定です。
うどん:初期能力が高くなる感じなんですね。具体的にグラフはどれくらいの値になるものなんですか?
瀧井:20歳で獲得してきたらグラフの数値が50を超えているぐらいにはします。メンバー状態によってはすぐにスタメンに起用できると思います。また、世代交代が急務な場合も早熟系が重宝するのではないでしょうか。
アニアキ:早熟の20歳でグラフが50あるなら、2年で70くらいになるし、実際に使える期間は10年ぐらいあるのかな。
うどん:今だと早熟でも4~5年の育成期間は必要だったもんね。それが減った分、早熟でも活躍ができそうかも!
アニアキ:これが一番気になるんですがっ! フランスとオランダに超すごい施設ができるんですね?
椎野真光氏(以下椎野、敬称略):もともとの特徴をさらに強化したいという考えから、新しい施設を作ります。とくにフランスとオランダの「育成に優れている」という特徴は、ユーザーのみなさんに今見えにくかった部分だと思うんですよ。そこで、フランスとオランダに、スキル修得速度を高める施設を作る予定になっています。
アニアキ:おー。光の速さで修得できるようになるんですか?
椎野:いえ、修得のスピード自体に変化はありません。
アニアキ:???
瀧井:具体的には、スキル経験値の引き継ぎで、最大1マスのボーナスが得られるというものなんです。たとえばコモンの「ハイパワーシュート」を修得したあと、アンコモンの「アクセルシュート」を貼るとしますよね。従来だと2マスのスキル経験値引き継ぎが行われていたのですが、新施設を作ることで最大プラス1されて、合計3マスの経験値引き継ぎができるのです。また、これは別系統のカードで上書きしたときにも引き継ぐことができるもので、「ハイパワーシュート」のあとにパス系の「ノールックパス」を貼っても最大1マスが引き継がれます。
アニアキ:これはフランスとオランダ両方同じ施設なんですか?
瀧井:いえ、フランスはオフェンス系統、ディフェンス系統、フィジカル系統、メンタル系統といったすべての系統の施設の中から任意に選択して設置できますが、オランダはオフェンス系統とフィジカル系統しか設置することができないなど、一部に限定しています。ちなみにこれはクラブハウスの特殊設備で、リーグ制覇ボーナスではありません。
うどん:なるほどー。同系統引き継ぎの場合、残り3マスだったところが2マス。別系統引き継ぎの場合、残り5マスだったところが4マスになるってことですね……。同系統なら50%、別系統なら25%のスピードアップといってもいいボーナスじゃないですか。
椎野:そうですね。マスじゃなくてスピード自体の修正も考えたんですが、修得速度のスピードって体感だとけっこうあやふやなんですよね。なので、今回は目に見える形でボーナスをつけようかなと。
うどん:ちょっと話がそれますが、9月の修得スピードの低下は多くのユーザーに議論を呼んだと思いますが……。
椎野:問い合わせは多かったですね。高ランクの選手ほど修得スピードが遅くなる内容ではあったので、上位ランクプレイヤーのみなさんからは不満が上がってしまったようです。本当は各国リーグの特徴を作ることの一環でしたので、フランスやオランダの新施設と同時に提供するべきでした。その点は反省するべきところだと思ってますので、今後の糧にしていければと。
アニアキ:これはワールドマーケット(以下WM)の出展できる数が増えるってことですよね?
佐藤高一氏(以下佐藤、敬称略):はい。1回の出展で、3セットまで出せるようになります。カードだと、最大9枚出すことができますね。ほかにもサカつくコミュニティ上での大きな変更として、選手データの詳細が見られるようになります。現状ではグラフや年齢、成績、プレイエリアといった基本データだけでしたが、どんなカードをセットしているかが分かるようになります。今後も実際のゲームデータをサカつくコミュニティで確認できるようにしていきます。
うどん:なるほどう!
アニアキ:あ、ちなみに現在WMを使っているプレイヤーって全体の何割ぐらいなんですか?
椎野:利用者数の具体的な割合はわかりませんが……、体感的には6割くらいの方はワールドマーケットでの相場確認など含めて使われてるんじゃないでしょうか。
アニアキ:ちなみに最近高値のものは?
瀧井:カードだと「キラーパス」、「キャノンヘッド」、「カリスマ」、「神業ドリブル」といった、究極プレイスタイルに必要でなかなか出にくいレジェンドカードですね。
椎野:「カリスマ」は、クラブハウスでインテリジェンス系を作ってる方が少ないのが高値の原因になってるんじゃないでしょうか。一時期「サブマリンシュート」がすごく高値の時期があって、ユーザーさんがカードの出やすいドイツへと流れていきましたよね。そんな形で、今高値のカードも今後は自然な流れで安くなったりと、変動していくかもしれませんよ。
うどん:では高値の選手は?
瀧井:安定成長、ファンタジスタ、それら人気のポイントを併せ持つ選手がかなり高いですよね。選手としてはトッティ、カカたちですね。平均8,000万SEくらいの値がついてますよ。
アニアキ:(全財産くらいなんですけど……)
うどん:この特殊連携というのは具体的にどういうものなんですか?
瀧井:これは一言でいうと、コンシューマ版のゴールデンコンビですね。選手たちのなかに、現実ではすごく相性のいいコンビを組むのに、ゲーム内では天才肌と職人肌といった性格の制限で、なかなかいいコンビになれない場合がありました。それを補うため、今回特殊連携の登場となります。
うどん:ズバリ、何パターンぐらいあるのですか?
佐藤:現在、調整中ですが、けっこうなパターン数になると思います。
うどん:特殊連携って見た目でわかるものなんですか?
瀧井:はい。色の違うラインでつながるようになります。現在では、連携は太い赤線までしかありませんが、特殊連携同士の選手では、特別な色の連携線になります。
うどん:なるほどう。では、実際に連携を高めてみないと、特殊連携の組み合わせかどうかはわからないんですね。
佐藤:特殊連携のコンビは、クラブに入れた段階で最初からすごく連携がよいので、獲得した際に確認すれば、すぐわかると思いますよ。
アニアキ:具体的なコンビのパターンは?
佐藤:ナショナルチームやクラブチームで名コンビといわれている選手たちはだいたいフォローするつもりですが……。たとえば黄金の4人、ラウールとファン・ニステルローイ、カカとセードルフ、他にもまだまだいますがある程度イメージしやすい組み合わせですね。
アニアキ:現状の留学地は、カードスロットのオープンが重視されていますよね。将来性○のカイロ、リオデジャネイロあたりですが。
瀧井:そうですね。新規追加される留学地は、基本的にそれらよりも効果の高いものを考えています。カードスロットのオープンに加えた+α。今まで軽視されていたスロットボーナスをもっと増やそうかとは考えています。
うどん:カードスロットにつく×1.2とかってやつですね。
椎野:スロットボーナスはカードそのものの効果が高くなるので、バカにできないんですよ。たとえば、いろんな能力の上昇するスペシャルカードをスロットボーナスつきの枠に入れれば、その上昇値すべてにボーナスがつくわけですから。
うどん:ふおー。×1.5とかついたら、スペシャルカードを張れば能力カンストしそうですね!
佐藤:そうなるかもしれませんね。もともとコンボボーナスやスロットボーナスを利用すれば、能力の限界に達することができますし。
うどん:AやSのFWをとってきても、能力限界のおかげでグラフは80代後半とかで止まってしまいますよね。
椎野:それはまだまだ行き着いていないと思います(笑)。育成はまだまだやり込みようがありますから。高ランク選手をうまく育てれば、グラフは90を超えるかもしれませんよ。
アニアキ:なんだってー! んじゃ次回は選手育成とかスカウトと
かのアレコレを教えてもらっちゃおうかな! かな!
うどん:(なんでこんなに上から目線なんだろう……)
制作、運営を統括するプロデューサー。『STO』では現在プロスペクト。クラブリセットを繰り返して、各国リーグを行脚中とか。
データ更新の時期調整やWebを管轄する。『STO』ではノーリセットをモットーにプレイ中だが、DIV1の昇格に苦戦中。
企画部分の管理を行う現場のディレクター的立場。『STO』は1日10分でコツコツプレイ中。
プロスペクトイタリア人で、最近はDIV1~3の昇降運動を繰り返す毎日。優勝は遠いなあ……。
万年オランダDIV3。自称DIV3の主。SSSで出したスカウトが、Bランク選手1人しか連れてこなかった!!