念願の開発者インタビューを敢行。メルマガに記載されていたさまざまな新要素や、ユーザーが気になるアレコレを聞いてきました!
(※インタビューは10月4日に行ったものです。)
アニアキ:ハーイ。前回に引き続いて攻略インタビューになりますよ!
うどん:Yes! いつまでもDIV1に上がれないダメンズたちにいろいろ教えてもらっちゃおうぜ。
アニアキ:で、うどんは具体的に何がダメなの?
うどん:なんか勝てない。なんかいい選手がとれない。なんか選手が弱い。
アニアキ:お、おう。すばらしく具体性のないインタビューになりそうだぜっ……。
うどん:戦術で読み勝って、チーム戦力のグラフはうちのがデカい! なのに負けちゃうんですが、これって何か見落としてるんですかね……。
瀧井:そもそもチームの戦力って全戦力の平均値でしかないのです。
アニアキ:つまり、攻撃10-防御0の選手と、攻撃0-防御10という偏った2種類の選手が半々いるチームと、攻撃5-防御5の選手だけで編成されたチームは、戦力グラフは同じってことですか。
瀧井:そうなりますね。そして勝つか負けるかの最も大きなポイントは、各選手のプレイに必要な能力が、敵選手より高いかどうかです。プレイに関係する能力が低ければ、ほかの能力がいくら高くても負けてしまいます。
うどん:なるほどう。確かにアニアキの例だと、オフェンス陣が攻撃10-防御0、ディフェンス陣が攻撃0-防御10のチームって、全選手が攻撃5-防御5のチームより強そうな気がしますね!
椎野:それだと、ディフェンスラインからオフェンスラインに攻撃がつながらないかもしれませんけどね(笑)。
うどん:ガーン。そういえば、自陣でボールを取られるシーンもよく見ます……。
椎野:それとグラフばかり見られてますが、フォーメーションがじつはすごく大事なんです。たとえば自分のところにWINGがいて、相手にSDFがいた場合、しっかりマッチアップしてるんです。このとき自分のWINGが頑張っていても、相手のSDFのパスカットが高かったりすると、なかなかボールがFWに通らない。その結果、ダイジェストのシーンにまったく出てこないんです。
アニアキ:試合シーンはダイジェストですが、実際は細かくガチガチやりあってるんですね。
椎野:そうですね。得点に絡むシーンが中心に表示されますから、得点にからめなかった選手は、まったく見られないこともあります。
うどん:つまり、なんでか負けちゃうのは、フォーメーションの相性が悪い相手ってことなんでしょうか。
椎野:フォーメーションと配置関係ですね。見えないところで、自分のキーマンが相手の優秀な選手にキッチリつぶされてることもあるわけですし。なぜか格下に負けちゃうっていうチームは、フォーメーションがチグハグになってる可能性は高いです。局所が負けていると、そこがカギになってるかもしれませんね。なので、選手個々の能力が高いなら、フォーメーションや選手の配置を調整してみるのもいいですね。
瀧井:あとは、戦術に合わせたフォーメーションが強いですよ。戦術には、それぞれ能力が補正されるポジションがあります。たとえば「サイドOF」なら、サイドの選手に補正が大きくかかるわけです。戦術にマッチしてないフォーメーションだと、そこで損をしてますね。
うどん:………ハッ!
アニアキ:んお? どしたん?
うどん:うち4-4-2のサイドOFなんだけど、MFはボックス型だ……。
アニアキ:いや、それは普通にダメだろう。
うどん:戦力グラフ大きいからいいかなって!!!
椎野:ボックス型だと、中心に選手が集まってますから、「センターOF」や「センターDF」にすると、補正のロスが少なくていいですよ。
うどん:それだーーーー!! ひゃっほう!
アニアキ:僕んとこのチームはオランダなんですが、SSSで出してるスカウトがB1人つれてきて、のんびり休養に入ってるんですが!
瀧井:根本的なことなんですが、たとえばSSSのスカウトは、SSSランクの選手を中心に探そうとします。SSSが探索する場にいなければ、ムダな時間を過ごすことになりますよ。
うどん:あ、あれ。つまりSの選手を探そうとした場合、SSSランクのスカウトよりも、Sランクのスカウトのほうが取れやすいってことですか。
瀧井:そうなりますね。ランクが高くなるほどスカウトが優秀、というわけではないんです。ランクが高くなるほど、逆にスカウトが狙う選手のランク幅は狭まるぐらいです。
椎野:場にほしい選手がいる場合は、セットするカードをしぼればしぼるほど獲得しやすくなりますね。たとえばジードを狙うなら、ジードが各地域の高ランク選手に現れたとき、南米選手情報+MF詳細調査資料+高ランク選手極秘リストでスカウトを出すとか。ただし、これは「南米のSSランクMF」だけに特化した調査です。ジードがもしほかの人に取られてしまった場合、なんの意味もない調査に終わる可能性は高いですよ。
瀧井:一本釣りを狙ってるユーザーの方は多いですから、それだけやっても結果的に倍率は高いですが、ピンポイントになればなるほど、空振りの可能性も高まります。
佐藤:ほかのユーザーの方との奪い合いなので、運次第では取れませんね。
うどん:うごご……。ユーザー同士の取り合いで有利になる方法は?
瀧井:決め手となる要素はないので、こればかりは運です。ただし、スカウトを出すタイミングで獲得率が変わるのですが……。スカウトは、何も取れない時間が続くと、獲得率は徐々に増えていくんです。そのタイミングが、たまたま奪い合いの時間に重なればラッキーですね(笑)。
佐藤:マグロの1本釣りみたいなものですね(笑)。場に1人しかいない選手なら、誰か1人しか入手できない。
うどん:ちなみに、各地域の在野の選手は、どれくらいのタイミングで場に補充されてるんですか?
瀧井:日によって補充選手数は異なりますが、1日1回ですね。ちなみに、画面で表示される「各地域の高ランク選手」は、今いる選手ではなく、もうすぐ現れる選手です。
アニアキ:なるほど。各地域の高ランク選手を見て、ほしい選手にちゃんと対応したカードをセットして一本釣り狙ったほうがいいんですね。
うどん:……ハッ! さっき見たとき南米の在野にSSS選手誰もいなかったんですが、まあいいやーと思ってSSSランクのスカウト出したんですがっ。今頃僕のスカウトは何してるんですかねっ!?
椎野:指定された選手が場にいなくて困っているんじゃないでしょうか(笑)
うどん:ウワーーーーーン!!
うどん:世界最高どまりなんですがっ。うちのDMF、アンブロジーニがっ。究極アタッカーを修得してるんですが、称号を得られないのはなぜでしょう?
瀧井:称号の獲得条件はいろいろとあるのですが、究極のプレイスタイル習得と、その称号に必要な能力、カード相性などが条件となります。
椎野:プレイスタイルによってはメンタル系が条件になっている場合もあるので、「闘魂」や「ゲルマン魂」といったメンタルカードをセットして、必要能力値を上げないと称号を獲得できないこともあるかもしれませんね。
瀧井:ただ、究極アタッカーは攻撃的な能力がいろいろ必要なので……。DMFだと攻撃的な能力に特化されてるわけじゃないので、結果的にきびしくなってると思いますよ。
アニアキ:たとえばFWなのに究極トップ下を習得可能な選手もいるわけですが、ポジションに合わないプレイスタイルを持ってる選手も、称号を獲得することはできるんですか?
瀧井:それは大丈夫ですよ。ただ、やっぱり必要能力の問題で、このポジションの選手だと、この称号をとりにくい……ってのはありますね。判断力なんか上げにくいですから、それが必要な称号はとくに大変でしょうね。
うどん:も、もしかして、選手によっては“能力を限界まで鍛えても称号の獲得に必要な値に届かない”、なんて選手もいるんでしょうか?
瀧井:それはほとんどないと思いますよ。
うどん:うちのFWたちは次々ヘリコプターになって飛んでばかりなんですが、ディノになってほしいッス……。
瀧井:同じポジションの称号でもそれぞれ必要能力が違いますから、途中で変わ
ることもありますよ。
アニアキ:「ゴールデンヘッド」に張り替えて、ヘリコプターつければいいんでなくて?
椎野:コンボボーナスがありますから、必ずしもそれが得とはかぎりませんけどね。
うどん:ちなみにコンボボーナスはどれくらいの補正なんですか?
椎野:Lv1だと対応したカードの効果は1.1倍。Lv2と究極だと1.3倍ですね。1.3はかなり大きいですから、張りなおさない方がいいこともあります。
アニアキ:そういえば究極セカンドストライカーとLv2ストライカーを一緒に習得したとき、かぶった「サブマリンシュート」のコンボボーナスは……。
椎野:両方の分が得られて、「サブマリンシュート」×1.3×1.3となります。
アニアキ:それ、すごいですね。
椎野:でも能力には上限値があるので。そこはコモンやアンコモンに別の系統のカードをセットしておいて、ほかの能力もうまく伸ばしてください。
うどん:スロットボーナスって、下にセットしてあるコモンやアンコモンのスキル習得ボーナスには影響するんですか?
椎野:それは影響されません。あくまで一番上のカードにのみ対応してますね。
うどん:なるほどう。よし、これで選手育成しまくりだな!
アニアキ:素振り中のスカウトが、いい選手連れてきてくれたらね(^^)
うどん:キーー!
制作、運営を統括するプロデューサー。『STO』では現在プロスペクト。クラブリセットを繰り返して、各国リーグを行脚中とか。
データ更新の時期調整やWebを管轄する。『STO』ではノーリセットをモットーにプレイ中だが、DIV1の昇格に苦戦中。
企画部分の管理を行う現場のディレクター的立場。『STO』は1日10分でコツコツプレイ中。
プロスペクトイタリア人で、最近はDIV1~3の昇降運動を繰り返す毎日。優勝は遠いなあ……。
万年オランダDIV3。自称DIV3の主。SSSで出したスカウトが、Bランク選手1人しか連れてこなかった!!