2009年9月9日(水)
──さきほどから吉川さんの突込みが予想以上に厳しくて、インタビュアーの私が驚いてたりするわけですが。残り2つの新スキル、練成と神秘についても解説をお願いします。
丸山:練成は生産好きなプレイヤー垂涎の新スキルです。何ができるかと言いますと、武器や防具に対して、任意の魔法特性(オプション)を付与できるというものです。特定の素材は必要になりますが、好きな特性を好きなパーセンテージで付けられます。
──生産スキルのカテゴリになるんでしょうか。
丸山:そうですね、練成ウィンドウからアイテムと魔法特性を指定し、素材を消費して付与します。素材となるアイテムには様々なものがありますが、メインとなる素材は魔法特性付の武器に“抽出”を使って集めることになります。強力な魔法特性が付いたアイテムからは、よりよい素材が抽出できます。
清野:命中・回避・速度・ダメージあわせて400%ぐらいの武器をテストサーバで作ってみましたが、特殊宝石もそんなに必要ではなく、安く作れましたよ。特性50~80%程度を狙って作れば、安上がりで使い勝手もよく、いい武器ができると感じました。
──今までモンスターから拾っても使い道のなかった、中途半端なマジック武器に使い道ができたわけですね。
清野:その代わり、抽出してしまうとインゴットにできなくなります(笑)。
IGM Zoer:上級ルニックハンマーを使って作製したアイテムの方が最終的に高性能になる場合もありますが、付与される魔法特性がランダムなのでかなり運に左右されます。状況によって使い分けることになりますね。
──練成に失敗すると武器も壊れたりするんですか。
丸山:いえ、素材が消えるだけです。練成も投擲同様に開発チームが複雑にしすぎた部分があり、ベータテストの後半にはプレイヤーから「わかりづらい」という意見もいただきました。最新版ではだいぶ改良されたので、ベータテストに参加した方も実装時にはやりやすくなっているはずです。
▲こちらが練成中のウィンドウ。溶かしてインゴットにするか素材を抽出するか、どちらか一方を選べる。 |
──上級ルニックハンマーのランダム付与で賭けにでるか、そこそこの発動率だけど任意の特性をつけられる練成を選ぶかはプレイヤー次第ということですね。
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