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2008年8月20日(水)

【まり探番外編】助手1人の事件簿! PS2『シークレットゲーム』を紹介!!

文:ごえモン

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■Episode3 天然キャラが内に秘めるものとは……“渚”編

 この“渚”編では、ここまでのルートでは描かれなかった、彼女の過去が語られます。天然系な彼女が、胸の内に秘めているものとは一体……。そして、なんと今回は“A”の他に“JOKER”のPDAを始めに手に入れる、というこれまでにない展開に!? “JOKER”を手に入れたということは、この“ゲーム”では非常に頼りになる“あの人”を仲間に引き入れることができる?

『シークレットゲーム -KILLER QUEEN-』画像 『シークレットゲーム -KILLER QUEEN-』画像
▲目覚めた総一くんの側には、なんと“A”と“JOKER”2つのPDAが! この“JOKER”ですが、他の13種の絵柄全てとそっくりに偽装する機能を持っています。回数制限はないのですが、1回使うと1時間絵柄を変更できなくなります。▲総一くんが寝ていた部屋を訪れたのは渚さんでした。自分の置かれた状況がわかっていないようですが……。
『シークレットゲーム -KILLER QUEEN-』画像 『シークレットゲーム -KILLER QUEEN-』画像
▲こちらはエクストラゲーム画面。最後に2階に上がった人間の首輪が発動なんて、ひどすぎる。▲笑いながらナイフを持って突撃してくる“郷田”さん。顔に似合わず意外と武闘派です。
『シークレットゲーム -KILLER QUEEN-』画像 『シークレットゲーム -KILLER QUEEN-』画像
▲仲間たちの背後で驚きの表情を見せる“渚”さん。彼女はなぜこんな表情を?▲“渚”編でも、もちろんラブありです! ラブラブです!!

■Episode4 ???編

 さすがにこれを公開してしまうと、いろんな人に怒られてしまうので自粛します。しかし、勘のいい人、PC版をプレイした人ならもう気づいているでしょう。そう、“あの人”のルートです。PC版ではかなり驚かせてくれた“あの人”のルート、今回も驚かせてくれますよ! 僕は、開始10分で「あれっ!? こうくるか!」と驚愕しましたから……皆さん期待していてください!!

 そして、Episode4をクリア。実は、今まで選択肢が1つもなかった今作ですが……な、なんと!! 僕がたどりついたのはバッドエンドでした。公式にも「Episode4を終えた時、“貴方の迎えたエンディング”は、確かに分岐しているはず」と書かれています。さぁ、果たしてあなたは真のエンディングにたどりつけるのか! 真相は買ってからのお楽しみです!!

『シークレットゲーム -KILLER QUEEN-』画像
▲ごえモンを驚愕させた“BAD”の文字。これを見た後、“ゴールド”と交換でヒントを見ることができます。

●未プレイの方は絶対買うべし! 名作AVG『シークレットゲーム』!!

 PS2版を終えてみてまず思ったのが、「やっぱりこのゲームはおもしろい!」でした。もちろん、PC版にはPC版の魅力があるので、もう一度PC版もプレイしたくなりましたよ。PS2版、PC版と違う楽しみ方ができるので、2度おいしい作品ですね。サスペンス系のシナリオが好きな方なら、絶対に楽しめる名作AVGだと断言できます!

 1つ気になったのはイベントCG。このゲーム、CEROが17歳以上対象(D)なのですが、それでも残酷描写がちょっと物足りなかったですね。“負けたらこうなるぞ!”という描写を徹底的に見せて、緊張感や恐怖感をもっと煽ってほしかったです……とか言ってますけど、おもしろいのは間違いありません。画像撮影(4周)も合わせて12周もプレイしたくらいですから。あらすじを読んで、なんとなく「おもしろそうだ」と思ったならば、プレイして損はないと思いますよ!

 最後に注意を1つだけ。現在、公式ホームページで本作の体験版が3つ配布されています。ゲームの雰囲気をつかむのにとても助かるのですが、Episode2、Episode3の体験版には、Episode1のネタバレが若干含まれています。ネタバレを嫌う人は、Episode1で止めておくのがいいと思います。このネタバレを見たからといって『シークレットゲーム』が全然楽しめなくなってしまう、ということはないのですが、僕は製品版でEpisode2、Episode3を体験することをオススメしますよ。

●そして“ごえモンSIDE”終了……

いやぁ、やっと終わりましたよ。セレクトボタンを押すと“シーンスキップ”ができることに最後まで気づかなかったのが痛かったですね。
……。
それでは、そろそろ“まり蔵SIDE”を見せてもらいましょうか! 一体どんな名作が飛び出すのやら……やばい、ワクワクが止まらない!
……えーと、実は“まり蔵SIDE”は“ごえモンSIDE”を終わらせないと、無限ループしちゃって進まなかったのです。てへっ♪(※往年の名作AVGの中には、片方のルートでフラグを立てないともう一つが永遠に進まないというのがよくありました)
……。
……。
てへっ♪ じゃねぇよ! 仕事しろ!! もう、こんな事務所は辞めさせていただきます!! こんな所長ではなく、女装が得意なクラスAディテクティブの助手になりますので。さよならっ!
ごえモンくんは、本当に菅野ひろゆきが好きなんだねえ……。それでは皆さん、次回は通常営業の“まり探”でお会いしましょ~。

(C)FLAT/イエティ/Regista

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AVG紹介コーナー“まり蔵探偵事務所”

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