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2010年3月23日(火)

危険なアレコレも飛び出した!? “アルトネリコ ファン感謝祭 ~PHASE2~”が開催

文:ゲゲン

 3月21日、秋葉原のイベントホール・ベルサール秋葉原で、ガスト×バンダイナムコゲームスのRPG『アルトネリコ』シリーズのイベント“アルトネリコ ファン感謝祭 ~PHASE2~”が開催された。

アルトネリコ ファン感謝祭 ~PHASE2~

 このイベントは、『アルトネリコ』シリーズファンへの感謝の気持ちを込めて両社が開催したもの。普段はなかなか話を聞くことができない開発スタッフや声優陣が登壇し、今だから語れる裏話や開発秘話をアットホームな雰囲気で語った。

 イベントは、シリーズの生みの親ともいえるバンダイナムコゲームスの開発プロデューサー・河内厚典さん、ガストの開発ディレクター・土屋暁さん、そして司会進行役・バンダイナムコゲームス広報Tさんが、とある番組風の部屋を訪れたゲストから、さまざまな話を聞くという形で進行。その模様を写真とともにお届けする。

『アルトネリコ』シリーズとは

 簡単にではあるが、『アルトネリコ』シリーズについて説明しておきたい。本シリーズは、文明世界が3本の塔を中心として成り立ち、さらに“詩魔法”をはじめとする独自の技術体系が確立されているという、非常に練りこまれた世界設定にもとづいて展開されるRPGだ。2006年より続くシリーズで、魅力的で艶っぽいキャラクターが多数登場するだけでなく、作品の根幹をなす歌唱曲“ヒュムノス詩”や、作中の独自言語“ヒュムノス語”が話題となった。

 特に“ヒュムノス詩”の人気は高く、ゲームはプレイせずとも、歌唱曲が収録されたボーカルCDだけは買うという人がいるほど。2010年1月28日には、PS3用ソフトとして3作目『アルトネリコ3 世界終焉の引鉄は少女の詩が弾く(以下、『3』)』が発売され、今なお盛り上がり続けている。

アルトネリコ ファン感謝祭 ~PHASE2~ アルトネリコ ファン感謝祭 ~PHASE2~ アルトネリコ ファン感謝祭 ~PHASE2~
▲シリーズのジャケット一覧。左から、PS2『アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女(以下、『1』)』、PS2『アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女(以下、『2』)』、そして最新作の『3』。

まずは来場者へのお土産などをチェック!

アルトネリコ ファン感謝祭 ~PHASE2~ アルトネリコ ファン感謝祭 ~PHASE2~
▲来場者全員に配布された“『アルトネリコ』オリジナル座布団”のイメージ(左)と実物(右)。イベントレポートの最後に読者プレゼントとして用意したので、応募要項を読んで、ふるって応募してほしい。

 会場では、ファン待望のドラマCDについての情報も公開された。第1弾はサキに焦点をあてた『ドラマCD アルトネリコ3 世界終焉の引鉄は少女の歌が弾く side 咲』(6月23日発売)で、第2弾はフィンネルに焦点をあてた『ドラマCD アルトネリコ3 世界終焉の引鉄は少女の歌が弾く side フィンネル』(8月25日発売)となっている。ともにフロンティアワークスより発売予定。

 ドラマCD各巻のジャケットはもちろん、キャラクターデザインを担当した凪良さん描き下ろし。初回特典として、ボーナストラックのアフレコ感想コメントが収録される。

Section.A アルトネリコ3開発秘話

 開幕直後には、まずは軽いジャブとして、商品化されなかったハーヴェスターシャVISTAエディション(以下、ハーヴェスターシャ)のクッション画像が公開。キツい性格の彼女らしく、座ろうとする人間をののしる言葉でびっしりと埋め尽くされたデザインに、一部ファンからは歓声があがっていた。

最初から裏話が飛び出しすぎな“ヒュムノストーク”!

 このトークで、会場のやや堅かった空気が和らいだところで、最初のコーナー“ヒュムノストーク”がスタート。イベント最初のゲストとして、シリーズ主題歌や作中の“ヒュムノス詩”を担当する、しかたあきこさんが登場。シリーズ作品を遊んだことがある人ならば知らない人はいないであろう、『アルトネリコ』シリーズにとっては欠かすことのできない歌い手の登場に、客席のテンションは最初からアップ!

アルトネリコ ファン感謝祭 ~PHASE2~
▲多重録音や民族楽器を中心に独自の音楽世界を作り出し、その歌声でファンを魅了する歌手・志方あきこさん。なおイベントでの名義は『EXEC_EP=NOVA/.』を担当したひらがなの方の“しかたあきこ”さんだ。

 シリーズを通して、ゲームの開発にも深くかかわってきたしかたさん。まずは『3』のヒュムノスを作る上での裏話を披露した。話題の中心となったのは、『3』の“ヒュムノス詩”の中でもひときわ異彩を放った曲『EXEC_EP=NOVA/.』だ。まずは、『2』の詩魔法・シェイキングキャットの曲が、某長寿アニメをオマージュして制作されたそうだが、いろいろあって現在の形に落ち着いたという、曲作りの裏話からスタート。

 詩が持つ、楽しそうでノリノリな雰囲気と同じく、生「にゃも!」が飛び出すほどに盛り上がったトーク。土屋さんからの「楽しそうな雰囲気の曲でお願いします」という発注とは裏腹に、収録はしかたさんが1人きりだったり、真夜中に行われたりしたとのこと。電波(?)な言動をするサキを代表するこの詩で、しかたさんは一生分の「にゃも!」を連発することになった、とも語った。

 またこの詩は、しかたさんが主催するサークル“VAGRANCY”のアルバム『Kara*Cola ~Hymmnos Orgel Collection~』のボーナストラック『ぺぺんのうた(※)』を土屋さんが聴き、「これはイケる!」と思ったのが誕生のきっかけだという。ファンならば、思わず「あの曲か!」と、納得とともにうなずいてしまう話だ。

※ペペンとは、ペンギンをモチーフとしたマスコットキャラ。ファンシーグッズが大好きな『2』のヒロインの1人・クローシェが大のお気に入り。

アルトネリコ ファン感謝祭 ~PHASE2~
▲『1』と『2』の楽曲の一部をオルゴールアレンジしたアルバム『Kara*Cola ~Hymmnos Orgel Collection~』。曲のクオリティが非常に高いので、ゲームファン以外にもぜひとも聴いてほしい1枚。『EXEC_EP=NOVA/.』が気に入った人には、ボーナストラック『ぺぺんのうた』も一緒にオススメしたい。販売しているショップは限られているので、詳しくは公式サイトを参照してほしい。

 また、『EXEC_EP=NOVA/.』の中のフレーズ「けんかはやめて!?」の誕生秘話も明かされた。これは『2』のヒロインであるルカとクローシェが、絆を深めるためのシステム“インフェル・スフィア”で心の中の本音をぶつけあっているのを見た際に、そのあまりの苛烈さから生じた、しかたさんの心の叫びがもとになったそう。

 その他にもペペンつながりで、かわいいものが大好きなクローシェの話題になったり、商品化されていないゲロッゴのぬいぐるみが出てきたり……。これには、しかたさんも思わず興奮。土屋さんから「後で返してくださいよ?」と、釘をさされるほどの喜びようだった。

アルトネリコ ファン感謝祭 ~PHASE2~
▲ゲロッゴは、『2』と『3』に登場したココナとさーしゃが、『3』の舞台となったソル・クラスタ地方に持ち込み、そこでも若い女性などに人気を博しているという設定だ。

>> 制作に関する裏話が次々に飛び出す!(2ページ目へ)

(C)GUST CO.,LTD. 2006 (C)2006 NBGI
(C)GUST CO.,LTD. 2007 (C)2007 NBGI
(C)GUST CO.,LTD. 2010 (C)2010 NBGI
※画面は開発中のものです。
Copyright (c)VAGRANCY All Rights Reserved.

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■ファン感謝祭 概要
【開催日時】2010年3月21日(日)13:30~15:30予定(開場13:00)(※終了)
【開催会場】ベルサール秋葉原 B1ホール(東京・秋葉原)

データ

▼『アルトネリコ3 世界終焉の引鉄は少女の詩が弾く』
■メーカー:バンダイナムコゲームス
■対応機種:PS3
■ジャンル:RPG
■発売日:2010年1月28日
■希望小売価格:6,980円+税

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