2010年11月11日(木)
まず、今回作った“感染”デッキだけど、デッキリストはこんな感じになったんだ。 |
23 土地 11《森》 2《島》 4《飛翔する海崖》 4《霧深い雨林》 2《沸騰する小湖》 12 クリーチャー 4《荒廃のマンバ》 4《屍百足》 4《胆液爪のマイア》 |
25 呪文 4《巨大化》 4《巨森の蔦》 2《地うねり》 2《死肉の呼び声》 3《呪文貫き》 4《マナ漏出》 4《飛行の呪文爆弾》 2《活線の鞭》 15 サイドボード 4《強情なベイロス》 4《ひずみの一撃》 4《否認》 3《よじれた映像》 |
あら? 前回作ったのから内容がずいぶん変わったんじゃない? 緑青のデッキになってるわね。 | ||
うん、実はネットで調べて、最近流行ってるデッキと緑黒の感染デッキで対戦してみたんだ。そうしたら全っ然攻撃が通らないんだよ~。 |
なるほど、ブロッククリーチャーを出されちゃったり、複数クリーチャーを並べたところで一掃されちゃったり……と。 | ||
うん、もちろん《血の復讐》とか《死の印》みたいな除去カードはこっちにもあるけど、そういう呪文を唱えてると《巨大化》とかのマナが残らなかったりで、結局ダメージを与えるのが遅れちゃうんだ。 | ||
そこで、相手のクリーチャーを除去するんじゃなくて、飛行を得ることでブロックされなくしようってことになったって感じね。 | ||
そういうこと。でも実はこれ、僕が考えたんじゃないんだけどね……。ほかのデッキを調べてる時に見つけたんだ。 | ||
あら、いいアイデアはどんどん取り入れるべきよ。実際にこっちのほうがいいって思ったんでしょ? | ||
うん。特に《飛翔する海崖》はマナを使わないから、すっごく便利だったよ。 | ||
『MTG』を始めてからそんなに時間が経っていないんだから、いろいろと創意工夫はしてみたほうがいいに決まってるわ。周りの意見や役に立ちそうと思った情報を取り入れることもそのひとつね。 | ||
さすが“『MTG』の母”!! | ||
ちゃかすなってーの! ともあれ、ただコピーして終わりっていうならともかく、ちゃあんと自分なりの工夫を加えてあったり、試したんならそれはもうアナタのデッキよ。えーとそれから、ちょっと変わったカードが入ってるわね。《活線の鞭》? |
うん、使ってみると《活線の鞭》は感染クリーチャーとすっごく相性がいいんだ。単純に装備するだけでパワーが上がるし、相手がダメージ呪文を唱えても、自分で《巨大化》を唱えてもダメージを与えられるんだ。 | ||
たしかにそうね。しかも感染クリーチャーのダメージってあつかいになるから、そのまま毒カウンターを与えることになるものね。 | ||
そうそう! だから序盤はとにかく飛行を持った感染クリーチャーで毒カウンターを与えて、中盤以降は《活線の鞭》でガンバるって展開になるね。 | ||
あらまぁ、意外とよくできてるじゃない。じゃあ、あとはサイドボードだけど……《よじれた映像》? これはどういう意図なのかしら? |
これはね、相手が出してきた《草茂る胸壁》とか《前兆の壁》のタフネスを0にできるんだ。それに《活線の鞭》を装備してればダメージも与えられるしね。 | ||
さすがに自分のクリーチャーに唱えるのは、やりすぎな気がしないでもないけど……《草茂る胸壁》は今たくさん使われてるものね。じゃあ、そろそろこのデッキの戦果を教えてもらいましょうかね。 | ||
オッケー! じゃあそれは次のページでね!! |
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[Text by ねこひげ合同会社/ゆば]