2011年7月26日(火)
うれしいことに、強力レアカード《赤の太陽の頂点》を引き当てました! これでデッキの方向性が赤系の速攻デッキとなり、一応の方針を立てることができました。
続くパックからは《ピストン式大槌》、さらに《回転エンジン》《皮剥ぎの鞘》と速攻デッキに必要なパーツを得ることができました。ただ、ここはクリーチャーが不足気味だったので4ピック目は《皮剥ぎの鞘》ではなく《貫く徘徊者》をピックしたほうがよかったかもしれません。
『ミラディン包囲戦』の5~7手目では《太陽の宝球》と《レオニンの空狩人》をピック。じょじょにデッキの形が見えてきました。赤白の速攻デッキになりそうですね。いわゆるひとつの困ったらビートダウンというヤツですね。
ここから若林さんは「困ったらビートダウン……」「困ったらビートダウン……」と、自らに言い聞かせるようにしてカードをピックしていきます。残る『ミラディン包囲戦』のパックからは《主の呼び声》をピックしたくらいで、このパックも終了。いよいよ最後のパックである『ミラディンの傷跡』を開封します。
『ミラディンの傷跡』の気になるファーストピックは……。
この《屍賊の死のマント》。装備にかかるコストがやや重いものの、パワー/タフネスの修正に加えて、破壊されたクリーチャーを戦場に戻せる能力を持つ、非常に強力な装備品です!
さらに回ってきたパックからは《正義の施行》《きらめく鷹の偶像》《感電破》と優秀なパーツをピックすることに成功!! デッキの完成度が上がってきた感じがします。さらに安価な(あまり誰もピックしない)高パワークリーチャーである《炎生まれのヘリオン》、アーティファクト破壊呪文《粉砕》などをピックしてドラフトは終了。そして、完成したデッキがこちらです。
土地 16 8《山》 8《平地》 その他の呪文 12 1《主の呼び声》 1《正義の施行》 1《燦爛たる放心》 1《感電破》 1《粉砕》 1《赤の太陽の頂点》 1《グレムリン地雷》 1《皮剥ぎの鞘》 1《屍賊の死のマント》 1《きらめく鷹の偶像》 1《太陽の宝球》 1《ピストン式大槌》 |
クリーチャー 13 1《回収の斥候》 1《レオニンの空狩人》 1《オーリオックの太陽追い》 1《ガルマの保護者》 1《ロクソドンの改宗者》 1《剃刀の豚》 2《切りつける豹》 1《炎生まれのヘリオン》 1《炎生まれのバイロン》 1《焼身の魂食い》 1《まばゆい魂食い》 1《回転エンジン》 |
こんな感じになりました。サイドボード候補は、《強制された崇拝》や《コスの急使》といった感じです。
ヒッジョーにわかりやすい形のビートダウンデッキですね。《切りつける豹》《炎生まれのヘリオン》《ピストン式大槌》などでテンポよくダメージを奪っていくか、《きらめく鷹の偶像》や《レオニンの空狩人》に装備品を付けて空から攻撃するか、いずれにせよ長期戦には不向きのデッキとなりました。ドラフト中盤からすがるようにつぶやいていた「困ったらビートダウン」という言葉ですが、はたしてうまくビートダウンすることができるのでしょうか? その結果は次ページの動画をご覧になり、お確かめください!!
→「困ったらビートダウン」は炸裂したのか!? 次ページでチェック!!(4ページ目へ)
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[Text by ねこひげ合同会社/ゆば]