【No Game, No Life Vol.3】おもしろい！ でも何かがひと味足りない『Too Human』

文：電撃Xbox

突撃はわかったけど昇天って何のこと？

　文字どおり天に昇っていきます。主人公のバルドルはこの世界における神として位置づけられている1人なんですが、HPがなくなると普通に死にます。そしてバルドルが死んだ時には空から何者か（ヴァルキリーという存在らしいですが、説明はありません。謎です）が突然降りてきて、倒れたバルドルを優しく包み込んで天（ヴァルハラ）へと昇っていきます。これを昇天と言わずして何と言いましょうか。

▲HPが0になるとどこからともなくヴァルキリーが降りてきて、バルドルを天へと運んでいく。

　ステージ攻略中、バルドルはとにかくよく死ぬんです。神なのに死ぬのはどうなのか、という話ではありますが、その神の力を持ってしても敵の攻撃はすさまじく、どうがんばっても死ぬときは死ぬ。

▲すぐ死にます。

　よく死ぬゲームと聞くと難易度が高いと思われがちですが、このゲームにおけるバルドルの死は軽いです。死んだとしても今の装備の耐久性が少し減る程度で、それ以外に目立ったペナルティはないんです。セーブポイントまで戻されるものの、それまでの状況がリセットされたり、倒した敵が復活したりするわけではないので、元いた場所に戻れば戦闘を再開できます。

▲ステージ中はとにかく敵が多いです。

　結果として敵のど真ん中にガンガン突っ込んでいき、そしてまた昇天。この昇天時のムービーがスキップできないので、強いていえばこれがペナルティといえるかもしれませんね。初回プレイ時はクリアするまでに100回は昇天するはずなので、プレイ時間の10分の1は昇天ムービーに費やされているに違いありません。

▲囲まれるとすぐ死にます。

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データ

関連サイト

• 『Too Human』公式サイト