2012年7月20日(金)
ステージをひと通りクリアした後、コレクト要素をコンプリートするべく各ステージをもう一度やり直してみました。アイテム収集は、特定のステージの謎解きが1~2つ増える感じで、アイテムを取るのにも頭を使います。ノーミスクリアはというと……数え切れないくらいリスタートしまくりでした(笑)。
▲ステージセレクト&成績でコレクト要素をチェック! 取り逃したアイテムがあるステージからやり直せる。 |
ノーミスクリアを目指すにあたって、特に難しく感じたのがジャンプの制御。数々のアクションゲームをプレイしてきた私の体には“助走をつけてジャンプ”という一連の流れが染み付いてしまっていて、向こうまでちょっとしか距離がないのについコレをやってしまうんです。ジャンプした後に「やばい!」と思って着地点を調整しようとしてもすでに手遅れ。カガク汁の海に真っ逆さまです。
▲ちなみにカガク汁とは、プロフェッサーQが作ったロボットを動かすエネルギー源となる黄色い液体。もちろん、人間の体にはいいものではありません。 |
ということで、何回も何回もジャンプの制御を試してみて、ついに必殺技を編み出しました。その名も“後入れサクサク”! これだけ聞いてもなんのことかわかりませんよね。説明しますと、踏み切り位置でいったん立ち止まって、その場で垂直ジャンプをします。その後に移動方向を入力するとジャンプの制御がしやすく、これまで苦労していた場所もサクサク進めるようになるというものです。
本作のジャンプの挙動にはちょっとしたクセがあって、空中でのコントロールがかなり効くんですね。なので、助走は付けずにジャンプ直後に方向入力という操作でもけっこう離れた位置まで跳べるのです。これに気づいた後は、助走からのジャンプをほとんど使わずに済みました。このやり方だとジャンプのアクション部分がだいぶ楽になるので、プレイする際にはぜひ試してみてください!
▲何回落ちたか思い出したくもない仕掛け。“後入れサクサク”のテクニックでほぼミスらずに渡れるようになりました! |
▲ベルトコンベアで加速してジャンプすると、思いもよらない大ジャンプに。とても気持ちいいのですが、空中でのコントロールがよく効くだけに、慣性と合わさると着地位置の調整が難しくなります。 |
コレクト要素をコンプリートした後、目標タイムと目標シフト回数にもチャレンジしてみました。序盤のステージは何回かトライすれば達成できましたが、それ以降はなかなか達成できません。悩みどころは目標シフト回数の達成で、謎の解き方自体はすべてわかっているのですが、目標の回数以下にならないんです。
いろいろと試行錯誤しているうちに、ようやくわかってきたコツは“仕掛けの作動待ち時間をできるだけなくす”ことと、“物体を正確に投げて移動の部分にかかる手順を省略する”こと。特に手順の省略は、シフト回数だけでなくタイムの短縮にもつながってきます。これらを突き詰めていくと、ただステージクリアした時とはまた違った「なるほど!」が見つかるので、まだまだ楽しめそうです!
▲質量感知型のスイッチは、仕掛けが作動するまでに少し時間がかかる。タイムを縮めるには、物質を遠くから投げて、主人公が到達するまでに先に作動させておくテクニックが必要。 |
ネタバレ防止のために、謎解きの部分には極力触れないようにして書きましたが、『クウォンタム コナンドラム 超次元量子学の問題とその解法』の魅力はちゃんと伝わりましたでしょうか? 本作のポイントをまとめると“秀逸なシステム”、“ほどよく上がっていく難易度”、“やり込み要素”、“リーズナブル”の4点。十分なボリュームとやり応えはありますが、とても気軽にプレイできるゲーム内容なので、ちょっとした気分転換や息抜きをしたい時にプレイしてみるのもいいかと思います。(コジ)
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