音楽でプレイヤーに魔法を掛ける――リズムゲーム要素を取り入れた画期的MOアクションRPG『ティアラ コンチェルト』開発者インタビュー

文：斎藤ゆうすけ

――2012年末行われたデバッグテストの反響をお聞かせください。

金子朋嗣さん（以下、金子）：こちらにつきましては、私からお話させていただきます。昨年末に行わせていただいたデバッグテストですが、キャラクター作成やダンジョン攻略要素が好評だった一方、ゲーム全体のスピード感については厳しいご意見も多数いただきました。

　好評だったキャラクター作成に関しましても、身長や体格を中心に「もっとカスタマイズできるようにしてほしい」とのご意見もいただきました。特に多かったのは「（女性キャラ）の胸のサイズを変更したい」というご意見でしたが、こちらはOBTで実装させていただく予定です。

Gabriel：「キャラクターの首の長さが不自然だ」というご意見に関しましても、CBTに向け修正済みです。

▲確かに言われてみるとちょっと首が長いような気も。現実でもありえるレベルだが。		▲貧乳なヒューマンやビースト、巨乳なエルフも作れるように！　※画面は変更前のものです。

――ゲーム全体のスピード感について厳しい意見が寄せられたとのことですが、こちらの調整についてはいかがでしょうか？

金子：スピード感に関しましては操作性そのものも含めて、さまざまな要因があると考えております。例えば、ダウン時のモーションがスピード感を阻害していたり、ゲーム序盤は通常攻撃で戦うしかないため爽快なアクションを実感できなかったりと、いくつもある要因を1つ1つ検証して、調整していきたいと考えています。

　操作性につきましても、現状では右クリックで視点を変えながら操作する方法と、TPS視点で操作する方法の2種類をご用意しておりますが、プレイヤーが自分にあった操作方法を見つけるまでに時間がかかるという問題があります。また、攻撃方法も、現在は横を向いているキャラクターが正面に向き直ってから攻撃するというシステムなのですが、そのままキャラクターの向いている方向に攻撃するというシステムも調整案の1つとして挙がっています。

　本作に期待してくださっている皆様は、アクションを非常に楽しみにされていますので、CBTに向けてスピード感と操作性の部分は必ず改善していきたいと思います。

▲個人的には視点変更できるカメラ操作を推したい。なぜって自分のキャラクターを正面から撮りたいから!!

――今後の予定についてお聞かせください。

金子：現在、2月4日11：00までCBTの募集を行っております。CBTは、2月6日18：00～13日11：00（予定）に行わせていただき、CBTでいただいたご意見をもとにさらなる調整を行いたいと思っております。

――最後に、本作に期待している読者にメッセージをお願いいたします。

Gabriel：爽快感のあるゲームを目指して鋭意制作中です。アニメや漫画が好きな方に末永く楽しんでいただける作品になるよう、今後も努力していきます。よろしくお願いいたします。

Aki：正式サービスに向け、みなさんに気に入ってもらえるような衣装をどんどんデザインしていきたいと思います。私自身はロリータファッションが大好きでして、いずれはロリータファッションもデザインしたいと思っていますので、期待していてください。

▲Akiさんお気に入りのロリータファッションをモチーフにしたスタイル。

金子：おかげさまで、世界観やキャラクターは多くの方に気に入っていただけているようで、私どもも大変うれしく思っております。皆様の期待に応えるためにも、まずはゲームの根幹となるスピード感と操作性の改善につとめてまいりますので、よろしくお願いいたします。

　CBTでは、スピード感と操作性に関して調整したものをご提供させていだたきますので、新たに実装するPvPなど操作性が重要となるシステムを体験していただき、さらなるご意見をいただけると幸いです。

▲CBTではプレイヤー同士の対戦が楽しめるPvPも実装される。

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データ

関連サイト

• 『ティアラ コンチェルト』ティザーサイト