2013年2月23日(土)
▲本作のファーストビジュアル |
イエティから、3月28日に発売されるPSP用ソフト『リベリオンズ Secret Game 2nd stage(以下、リベリオンズ)』。本作に登場する14人のキャラクターを開発スタッフのコメントや貴重なラフ画とともに紹介する連載企画、その第2回をお届けする。
『リベリオンズ』は、2011年3月にWindows PC用ソフトとして発売された『シークレットゲーム CODE:Revise(以下、CODE:Revise)』のリメイク作。ディレクションに中澤工氏、シナリオにはチーム月島(月島総記氏、日向もやし氏、月島トラ氏)という『ルートダブル -Before Crime * After Days-』の制作陣が参加。原作スタッフも全面的に制作協力しており、最高の環境下で『CODE:Revise』を進化させている。
第2回は、本作の主要ヒロイン・吹石琴美と、すべてが謎に包まれた人物・粕谷瞳をピックアップ! 原作スタッフの寺月恭一氏、はやかわ凛太氏、己即是空氏、『リベリオンズ』でディレクターを務める中澤工氏、シナリオを執筆するチーム月島のコメントや、貴重なラフ画もお届けするので、ぜひチェックしてほしい。
「なにがあっても修ちゃんと一緒にいるって決めたんだから」
【プロフィール】
●CV:雪都さお梨
●Birthday:9月6日
●Blood Type:O
●所属:西扇学園
●プレイヤーナンバー:??
●クリア条件:??
●PDA特殊機能:??
心優しく自分の感情に真っ直ぐな少女。非日常的な“ゲーム”の状況に当初は困惑を隠しきれない様子だったが、プレイヤー同士に団結を呼びかけて平和的な解決を目指そうといち早く行動する。積極的にリーダシップを発揮するタイプではないものの、苦しい状況の時ほど明るく振舞うことができる強い心を持った女性であり、集団の中ではムードメーカー的なポジションにある。幼なじみの“藤田修平”には好意以上の感情を寄せているが、男女の関係ではない。良心的でしっかり者のイメージが強い反面、修平に他の女性が近付くと露骨に頬を膨らませる年齢相応なかわいらしい一面も。
琴美は本作で一番の見せ場を誇っているキャラと言っても過言ではないかもしれないですね。琴美と修平の絆は、本物だと思います。
当初のデザインではロングだったり、三つ編みだったり、カーディガンを着ていたりといろいろありましたが、最終的に今の形に落ち着きました。
そして当初の設定の話をすると琴美はかなり長くなってしまいそうです。なぜなら、最初はそもそもキャラとして存在していなかったからです。
ヒロインには“冬美”という電波キャラがいたのですが、どのくらい電波かと言うと――
「こうやって、目を閉じて耳をすませると聞こえてくるのよ。大きな赤ん坊の泣き声が。私にだけしか聞こえない泣き声よ。辛く悲しい悲鳴……。きっとどこかの星がまた1つこの地球上から消えかけているのね。それなのに私たちにはなにもできない。人間程度の力じゃ星1つ救えないのよ」
なんて言っちゃうような子です。この子がばっさりいなくなって、後から生まれたのが琴美です。
正確に言うと幼なじみは当初からいて、それを冬美ポジションに当てはめて、性格と設定を大幅に変更しつつ、つじつまを合わせたというのが真相です。大工事もいいとこです。よくできたなと今でも思います。
クールな修平のそばにいるのだからと、優しくて包容力のある容姿を目指しました。制服も紺のセーラーは他にいなかったので決めました。非戦闘員ではあるものの、誰かを支えたり、思いやれる良心として、輝く子だと思います。
本作には、恋愛ゲーム的な“ヒロイン攻略要素はありません”。(キャラクター毎のルート分岐はありません)
ストーリー展開に合わせて、ヒロイン役として活躍すべき人物が変わります。ゆえに、すべての女性キャラクターがヒロインだと言えますが、特に中心的な位置づけとなっているのは、“吹石琴美”となります。
~ 公式サイトより引用 ~
修平を“主要視点者”とするのなら、琴美は“主要ヒロイン”という位置づけです(悠奈はどちらかと言うと、主人公としての側面が強いです)。なぜなら、彼女の状態次第で、ある人物の行動指針が180度変わってくるからです。また、後半において、彼女にしかできない“役割”でプレイヤーたちの窮地を救う場面もあったりします。原作とは違う新たな活躍をご期待いただければと思います。
→次のページは、チーム月島が対談形式で琴美を紹介! 冬美の画像も!!
(C)FLAT/イエティ/Regista
データ