2013年3月15日(金)
さて、ここまでは体験版での実際のプレイを通じて、本作のゲームシステムと、ミッションで実行可能なアクション、そしてカスタマイズの詳細をお伝えしてきました。そこで気になるのは、この体験版がどれだけ遊べるのか? というところではないでしょうか。
ここまでのレポートで、ゲーム開始時のチュートリアルにあたるミッション1「始まりの鍵」の内容についてご紹介しました。体験版にはこれ以外にも、以下のようなミッションが用意されています。
・ミッション2“黒いガンダム”
ジャブローをイメージした熱帯雨林のステージが舞台となっているのはミッション1と同様ながら、出現する敵MSは、段違いの強さとなっています。ビームジャベリンを装備したRX-78-2ガンダムや、ティターンズカラーの黒いガンダムMkIIなどの強敵を次々と退けた先に待ち構えているのは、東方不敗マスターアジアの愛機マスターガンダム! かかと落としといった拳法技をモチーフにしたアクションを繰り出してくるマスターガンダムに対して、どう対抗すればいいのかが悩みどころです。
▲エースカラーで金色に輝く、1/100スケールのMGガンダムMkIIは、ミラージュショットなど強力な攻撃を繰り出してきます。周囲に付き従う1/144のガンダムMkIIも、決してあなどれない相手です。 |
▲1/100スケールのMGマスターガンダムは、素早い移動から拳法技を繰り出してきます。ですが、近接攻撃をメインにしている相手だけに、タイミングをよく攻撃を仕掛ければ、勝機を見いだせるかも!? |
・ミッション3“赤い彗星”
こちらはちょっと趣向が変わって、次々と襲撃する敵MS部隊からデータプローブを守り抜くという、防衛型のミッションとなっています。敵を全滅させながらステージを進んでいく他のミッションとは違い、突進してくる敵MSを、いかにデータプローブに近づけないようにするかがポイントになります。もっとも、遠距離からミサイルを一斉射撃してくるガンダムヘビーアームズ(EW)のような、厄介な敵MSもいるのですが……。
▲ガンプラの箱や工具箱、塗装用の“ガンダムカラー”などが並んだ、ユニークな構成のステージです。ステージのほぼ中央にある黄色いデータプローブを、敵MSの攻撃から守りきれば勝利できます。 |
▲次々と突進してくるシャア専用ザクII、ミサイルを一斉連射してくるガンダムヘビーアームズ(EW)など、手強い相手ばかりです。ステージの端にあるスタンドに行けば自機の耐久値を回復できますが、タイミングが重要です。 |
・ミッション4“白い悪魔”
このミッションは、キリマンジャロをイメージした雪山が舞台となっています。そこに登場するのは、マスターガンダム、ガンダムヘビーアームズ(EW)、ガンダムMkII、そしてZガンダムなどなど、まさに『ガンダム』シリーズのオールスターといった面々です。それらすべてを打ち破ったプレイヤーの前に、文字どおりそびえ立つのは、1/60スケールのPG(パーフェクトグレード)RX-78-2ガンダム! スケールに圧倒的な差のあるこの対決に、はたして勝利する方法はあるのでしょうか?
▲ガンダムヘビーアームズ(EW)やZガンダムなど、1/100スケールの敵MSが次々に登場。もちろん、1/144の敵MSも付き従っています。 |
▲そしてラストに満を持して登場するのは、1/60スケールの巨大なPGガンダムです。1/144の自機に比べて2倍以上もある巨体でビームサーベルを振り下ろしてくる他、空中から極太ビームライフルを発射してくることも! |
体験版に収録されているのはこれだけでなく、さらに難易度がアップしたミッションも用意されているとか……!?
ちなみに、ミッション1以外の各ミッションは、一定の制限時間が設定されており、その時間の範囲内なら、自機が破壊されても何度でもリトライできます。ただしペナルティとして、ミッション終了時に得られるパーツの中から、リトライの回数に応じた個数がマイナスされてしまうので、ご注意を。実際、オイラがプレイした際には、ミッションはクリアしたけどパーツが1個も手に入らなかった、なんてこともありました……(泣)。
このように、ミッションの数だけ見てもボリュームたっぷりの本作ですが、たとえ1回クリアしたミッションでも、新たなパーツが手に入ることもあって、ついつい何度でもプレイしたくなってしまいます。ミッションで得たパーツで自機をカスタマイズすると、それを実戦で試したくなって、またミッションにチャレンジ……といった具合に、延々と“ガンプラエンドレスワルツ”が発生してしまうのです。
そして、最初のほうでもご紹介したように、本作のプレイは心地よい“軽さ”でテンポよく進んでいくため、繰り返し遊んでも苦になるどころか、むしろどんどんと楽しくなっていきます。通常攻撃とEXアクションをどう組み合わせるかといった、アクションとしての奥行きも十分に感じられるのです。
プレイしてみて、「ここまで遊べていいの?」と言ってしまうほど充実した体験版だと思いました。『ガンダムブレイカー』本編の発売に先行するタイトルとして、本編が発売されるまでの間、延々と遊び続けることができそうです!
(C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・MBS.
※画面は開発中のものです。
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