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2013年4月23日(火)

新作TCG『ジーククローネ』無料体験版をいち早くプレイ! 毎ターン何枚ドローするかは自分で決める!?

文:カネキング

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■開発スタッフによる対戦動画をお届け!

 ご紹介した無料体験版を使って、本作の開発スタッフに対戦を行ってもらいました。こちらでゲームの雰囲気をぜひ味わってみてください!

■スターターには強力な“覚醒(アウェイク)”のカードが!?

 それでは最後に、本作を手掛けたグリーエンターテインメントプロダクツのカード事業部部長・原田考多さんと、先ほど体験版で対戦してくれた井上さんの、ミニインタビューを掲載して締めくくりたいと思います。今後の『ジーククローネ』の展開などについて聞いていますので、ぜひチェックしてみてください。(※インタビュー中は敬称略)

『ジーククローネ』
▲写真左が原田さん、右が井上さん。

――『ジーククローネ』を作るうえでのこだわりがあれば教えてください。

井上:プレイ時間が長いゲームですと挫折してしまうかなと思い、10~15分ぐらいで爽快にプレイできるようデザインしました。

原田:あとは、カード以外は何も使わないでプレイできるようにということですね。プレイ時間もそうですが、とにかくハードルを下げて、遊んでもらえるようにしようと思いました。

――システム面でのこだわりはありますか?

井上:すばらしいイラストが多いので、キャラクターが進化する演出を、ダイナミックに盤面で見せたかったということがあります。ただカードが進化するだけでなく、イラスト的にも動きを出し、もとのカードがあった上で進化するという、このダイナミックな動きにもこだわりました。

――進化のギミックですね。「進化(エヴォリューション)!」と叫ぶところにも、そのダイナミックさが表れている気がします。

井上:他に、「強い人がずっと勝ち続ける」というゲームにしたくないという想いもありました。もちろん、ある程度強い人がちゃんと勝てるようにはしているのですが、逆転登場やアシストの要素がありますので、初心者の人でもちゃんと戦えるようなシステムを開発会社さんと調整しています。

――今後の展開についてお聞きします。まず6月に発売されるスターター2種の注目ポイントを教えてください。

原田:無料体験版では、シンプルに遊べるよう、能力なども複雑なものは収録していません。製品版では、もっと踏み込んだ能力のカードが増えますので、楽しみ方のバリエーションは大きく変わります。現状だと、BPの高いカードがとにかく強いという感じですが、製品版では変わってくると思います。

――本作のカードには赤、緑、青の色がありますが、色ごとの特徴があれば教えてください。

井上:赤はBPが高く、戦闘向きのカードが多いです。緑はカードを引いたりチャージを増やしたりする、展開力のある色です。青は相手のカードを手札に戻したりBPを変化させたりといった、トリッキーな動きをするカードが多いです。今回の無料体験版の収録カードにも、色ごとの特徴が出ています。

――製品版では、もっと尖ったカードも登場するということですね。

井上:そうですね。たとえば、コスト○以下のカードを退場させるとか、キャラクターを一時的に防御できなくさせるといったカードが登場します。

――無料体験版の冊子に、製品版では“覚醒(アウェイク)”という能力が追加されるとありますが、これについても教えてもらえますか?

井上:“覚醒”は、チャージから覚醒コストを支払うことで、非常に強力な効果を発揮する能力のことです。スターターのキービジュアルとして公開している2枚のカードが、両方とも“覚醒”を持ったカードになります。

『ジーククローネ』 『ジーククローネ』
▲左が『翠明の天使(エンジェル)』、右が『紅蓮の戦乙女(ワルキューレ)』のキービジュアル。イラストはそれぞれ、藤真拓哉さんと吉村健一郎さんが手掛けています。

――なるほど。ということは、かなり強そうな効果が期待できますね。

井上:藤真拓哉さんのイラストのカードは、花が咲き誇るようなイメージがありますので、場にたくさんのキャラクターを登場させられるような能力になっています。一方の吉村健一郎さんのイラストのカードは、火力が多めでとにかく戦闘力の高いキャラクターです。

――聞いているだけで強そうですね(笑)。ちなみにスターターのデッキの色はどうなっているのでしょうか。

井上:どちらのデッキも3色なのですが、メインカラーが決まっています。『翠明の天使(エンジェル)』が緑メイン、『紅蓮の戦乙女(ワルキューレ)』が赤がメインです。展開力重視のデッキと、火力が多めのデッキですね。

――1色メイン+サポート2色というのが基本的なデッキの組み方になるのでしょうか。

井上:いえ、もっといろいろなデッキが組めると思います。実はスターターには、もう片方のデッキのカードと相性のいいカードが入る予定なんです。ですので、2つのデッキを混ぜることで、別のデッキを作ることもできます。

――そういう仕組みになっているんですね。スターターでもかなり遊べそうです。

原田:製品版のカードも、かなりでき上がってきていますので、お見せしますね。

『ジーククローネ』 『ジーククローネ』
▲ほぼ決定という製品版のカードデザイン。裏面は、ロゴの後ろの王冠マークが浮き上がって見えるような加工が施されています。

――立体感があっていいデザインですね。キャラクターがフレームから飛び出しているのも、迫力がありますよね。無料体験版のカードが、現物のカードとして配られる予定はありますか?

原田:一部製品版に収録される予定です。また、直近ですと、体験会の参加者に、PRカードの《ムーンルミナ》を配布する予定です。

――現物カード第1号ということですね。今後の展開も楽しみにしております。本日はありがとうございました。


 2回に渡ってお届けした『ジーククローネ』特集。いかがでしたでしょうか。現在プレイ動画も準備中ですので、こちらもどうぞお楽しみに! また、『ジーククローネ』の非売品ポスターを読者プレゼント用に3枚いただきましたので、欲しい方は下のフォームからご応募ください。締め切りは、4月30日。記事の感想などもあわせてお待ちしています!

『ジーククローネ』
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※本レポートで使用しているカードはβ版です。実際の体験版では、デザインや仕様などが異なります。

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