2013年5月28日(火)
では、『Infinity Blade』の肝心要である戦闘について詳しく見ていきましょう。戦闘はすべてリアルタイムで進行し、プレイヤーはフリック操作で任意の方向に向けて剣を振り攻撃ができます。しかし、普段は敵が防御体勢をとっていて大したダメージがでません。まずは敵の攻撃をいなして体勢を崩す必要があります。プレイヤーはブロック、ドッジ、パリィという3種の防御行動が取れるので、それぞれの特性を把握しておきましょう。
▲フリックしたのと同じ方向に剣を振るという、まさに直感的な操作でプレイできるのでキャラクターを自在に動かしている感覚が味わえます。 |
●ブロック
画面を長押しすることで盾で敵の攻撃を弾き返す。大抵の攻撃に対して有効なので使いやすいのですが、ブロックするたびに盾の耐久度が減り、耐久度が0になってしまうとその戦闘中はブロックしてもダメージが貫通してくるようになってしまいます。なかにはブロック不可の攻撃をだしてくる敵も……。
▲その使いやすさからついつい頼りがちになってしまいますが、耐久値に限りがある以上過信は禁物です。 |
●ドッジ
キャラクターの左右をタップすると対応する方向へ回避行動をとる。ブロックのように耐久値が減ったりしないので、基本的にはドッジで対応することが多くなる。しかし、攻撃によっては左でしか回避できないものもあれば、その逆で右でしか回避不能な攻撃もあるので、しっかりと相手の攻撃を見極めなくてはいけません。
▲ナナメに振る攻撃に対し、わずかなスペースに潜り込むように回避することも可能。 |
●パリィ
相手の武器による攻撃に対し、逆側から武器をぶつけるようにスワイプすることで、相手の武器を武器で弾くパリィが発動。相手の攻撃行動を強制的にキャンセルできるので強力。素手による攻撃に対しては発動できませんが、敵も基本的には武器を使った攻撃が多いので強気に狙っていきましょう。
これらの防御行動を3回成功させると、ブレイクという表示とともに相手が体勢を崩します。この隙に攻撃を加えるのが『Infinity Blade』の基本戦術。さらに、攻撃をする際には左→右→左や上→下→上など、一度逆の方から切り返すようにすることで、コンボヒットになり、最後の一撃のダメージが増大します。
▲武器同士をぶつけ合い金属音が鳴り響く様は、いかにも戦士同士の決闘といった感じで興奮してしまいます。 |
これが基本システムとなります。擬似的なコントローラーではなく、あくまでもスマートフォンらしい直感的な操作にこだわっているのは驚きです。リアルタイムで最善の行動は何かを考ているときは、リアルな決闘の緊張感を味わわせてくれます。ひとまず、この戦闘システムだけ叩き込んでおけばゲームは遊べますので、そろそろ本格的にプレイレビューにまいりたいと思います。
→それでは、ゲームをプレイしていきましょう!(3ページ目へ)
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