【第36回】電撃おすすめアプリ 毎日レビュー＆攻略『Infinity Blade II』――高みに挑み続ける究極のハック＆スラッシュ型RPG

文：宮居春馬

■ガチンコだけが能じゃない！

　ここまで武器を使ったガチンコの決闘ばかりを紹介しましたが、実は魔法が存在しています。画面右上のアイコンをタップし、使いたい魔法の属性の紋章を描くと魔法が発動できちゃいます。魔法はどのタイミングでも割り込んで使えるので、紋章さえ素早く描ければ緊急回避としても使えます。一度使うと次に使えるようになるまで少し時間がかかることにだけ注意が必要です。使える魔法は装備の指輪を変えることで変化します。

▲紋章といってもどれも1秒もかからず描ける簡単なものなので、絵が苦手な私でも安心。

　さらに“スーパー”というなんとも安直ながら信頼感ある名前の必殺技も使えちゃいます。こちらは、画面左上のアイコンをタップで発動可能で、魔法よりもチャージに時間がかかりますが、発動すると強制的に相手の体制を崩せます。さらに、体勢を崩した敵の体にターゲットマーカーが次々出現するので、これをタップしていきます。そうすると、主人公がその位置を刺し貫く強力なスタブ攻撃を連続してだしていきます。魔法とスーパーをうまく使いこなせれば、格上の相手とだって問題なく渡り合えるのです！

▲一発逆転の可能性を秘めたスーパー。ザコ相手に使ったりすることがないように注意しましょう。

　しっかりと小金を稼ぎなら城を上り、敵を蹴散らしてレベルを上げ、装備も買い替え、魔法とスーパーも使いこなした結果……あと一歩で負けました。　やはり2刀流に変えるの早すぎたかもしていません。「武器変えたばかりだから仕方ないなー！　使い慣れたやつなら勝てていたけどなー！」なんて言い訳しながらいそいそと2周目に挑むわけです。こんなことを繰り返していくゲームとなっています。

▲負けた場合はとくに何かが起こるわけでもなく、ゲーム序盤でも見た機械的な部屋のムービーからから問答無用の即リスタート。

　ちなみに、先程のボスを倒すと封鎖されていたルートが一部開放され、その新ルートを進んでいくことで新たなボスに出会えるようになります。これから先で出会っていくボスは、最初のボスの比ではありません。いきなりLVが90を超えているボスに出会って惨敗したのち、別のルートに進んだらLV200超えているボスがいて悶絶したのもいい思い出です。この果てしない挑戦の最後に待ち受けているものは何なのか。それは実際にプレイし、皆さんの目で確かめてみてください！

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●宮居春馬’s profile

　いい加減ノートPCだけでは頑張れそうにもないので、ついにデスクトップPCを購入しました。『Civilization V』がサクサク動いているのを見た時は、技術の進歩を痛感しましたね。最近は『ファイナルファンタジーXIV：新生エオルゼア』のベンチマークをながめながら、オープンベータテストに思いを馳せるのが日課となっています。

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