2013年5月31日(金)
泣きの1回で、通算4戦目を行うことに。今度はこちらの回りがよく、ポールさんが出遅れている間に場を整えてガンガンデッキにアタックしていきます。かなり調子がいいですね。2体呼んだ《墳墓のインプ》で一気に畳み掛けていきますが、残念ながら向こうにフォロワーがそろってきてしまい、序盤のラッシュはここまで。ポールさんのフォロワーに攻撃を受け、場が壊滅してしまいます……。
▲序盤はかなり順調に、デッキを削ってプレッシャーを与えていきます。“コロッサス”の能力でドローをさせたくないですからね。 |
が、場が壊滅してしまうのは計画通り。こちらはこのデッキのエース・《ジェイド》を場に出します! よろしくお願いします、《ジェイド》さん! このカードは、出した時、自分の場にフォロワーがいないなら、デッキから《忠君の魔将》を1枚、コストを支払うことなく場に出せる強力な能力を持っています! 3/2と3/4がいきなり並び立ち、これで立て直せたような気がします!
▲《ジェイド》はCIP能力で《忠君の魔将》をデッキから引っ張ってこれます! これはなかないい流れなんじゃないでしょうか! |
果敢に“ロカス”を攻めますが、またしても《透明な隠蔽》! ホント強すぎじゃないですかそのカード(笑)。コスト0で撃てるってどういうことですかああああー!
こうして“ロカス”への攻撃が失敗に終わり、向こうに翼獣属たちがぞろぞろと並んできました……。旗色が悪いですね。“コロッサス”である《黒神 ロスゼルド》の3つ目の能力で相手の場を更地にしてやりたいですが、それにはジェムが7つ必要です。こちらがためている間に、相手の“ロカス”に“ジェム”がそろっちゃいそうですよ!
▲これ絶対“ジェム”。間違いない。と確信を持って攻撃をしたところ、《透明な隠蔽》でシャットアウト! |
《忠君の魔将》と《ジェイド》がきっちり倒され、またしてもあちらの防衛線を突破できず勝利宣言タイムに……!
まさかそんな……!
参りましたー!
これでポールさんに通算4連敗してしまったわけですが……。このゲーム、率直に言っておもしろいです。“ロカス”にカードを置く時に、「よーし、“ジェム”置いちゃいますね~!」「“ジェム”なわけないでしょ。置くカードをどれにしようか考えてたじゃないですか」「いやいや、わかりませんよ?」みたいにけん制し合ったりするのが非常に楽しいんですよ。
あと、どちらの勝ち手段で行くかによって、大きく展開が異なるのもおもしろいです。そして裏をかかれた時は本当に悔しいので、もう1回もう1回……とつい再戦を申し込んでしまう、妙な中毒性もあります。
他のTCGと比べて、心理戦の部分が大きなウェイトを占めるのが大きな特徴でしょうか。手札にどんなカードがあるのか、残りコストでどんなカードを使われるのか、という読み以上に、“ロカスに何が置かれているのか”を読む力が問われます。
ただ、場を制圧されてしまうと、わかっていても“ロカス”を攻撃できない……! ということもありますので、プレイングも大事。やり応えのあるTCGをお探しの人には、『コロッサス・オーダーTCG』を強くオススメできますよ!
なお本作は、7月に製品版が発売されますが、6月下旬からは無料体験版も配布されるとのこと。製品版と混ぜて遊ぶことはできないそうですが、ゲームの醍醐味は味わえるはずですので、こちらを楽しみに待っていてください!
さて、特集記事後編では、ポールさんと開発ディレクター・赤羽卓美さんによる対戦動画と、ポールさんのインタビューをお届けします。近日公開予定ですので、こちらも楽しみに待っていてください!
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