2013年8月27日(火)
――巴術士と召喚士、学者の特徴を教えてください。
巴術士と召喚士のロールはDPSで、本体とペットがそろって本来の強さを発揮するようになっています。ペットに敵の攻撃を向けさせ、自分は“バイオ”などでDoT(Damage on Time)を与えて、その効果時間を管理しつつ“ルイン”でダメージを与えたり、魔法の効果をさらに高める“エーテルフロウ”を使って戦うスタイルです。レベルが上がると1体の敵に入れてあるDoTを周囲に撒き散らすようなアクションを使えるようになるので、敵が多ければ多いほどダメージが出せますね。あとは“フィジク”という回復魔法も使えます。一方の学者は完全にヒーラーで、生成したサークル内にいるメンバーの被ダメージを抑えたりします。フルパーティでは白魔道士が2人より学者を混ぜたほうがいいですよ。
――ペットは何種類用意されていますか?
巴術士はタンクとキャスターの2種類のカーバンクルを呼び出せます。召喚士は近接DPSのイフリート・エギ、タンクのタイタン・エギ、ソーサラータイプの遠隔DPSのガルーダ・エギの3種類で、学者はヒールタイプのフェアリーと、バッファータイプのフェアリーの2種類がいます。
――ペットは自動で戦闘に参加するのでしょうか?
はい。戦闘中に指示を出すことも可能で、“フリーファイト”を選べば臨機応変にアクションを使ってくれるようになり、“インターセプト”にすれば自分を狙っている敵のターゲットを取ってくれます。一切手を出してほしくない時は“ピース”、自分で使ってほしいアクションを直接指示したい場合は“セミオーダー”といったように、幅広くペットの動きを変えられます。
――想像以上に操作が忙しそうですね。
ペット用アクションはEXバーという専用のスロットに登録されるので、メインのアクションバーはそこまで圧迫されません。それに、最初は使えるアクションが少ないですし、あまり意識しなくてもペットはしっかり戦ってくれるので「カーバンクルがかわいいから」という理由で触ってみるのもアリだと思いますよ。
――今後、他のクラスも巴術士のように複数のジョブに分岐していく予定ですか?
はい。バランス調整が大変なので、クラス自体をどんどん追加するつもりはありません。
――βテストフェーズ3までは公開されていなかったクルザスやモードゥナのエリアは、高レベル帯向けのエリアと考えても大丈夫でしょうか?
クルザスはレベル30後半から40の中盤までを駆け抜ける感じになっていて、そこから先がモードゥナになります。
――この2つのエリアはどのようなイメージで再構築を行いましたか?
クルザスは石造りの建物と騎士、過酷な環境という“ドファンタジー”な部分を前面に出しています。ここではイシュガルドで起きている問題にフォーカスされるのですが、鎖国的でプライドが高いイシュガルドの人々に対して冒険者がどうかかわっていくのかだったり、心を通わせていく様子が描かれます。竜族と人の争いや、竜族側に組しようとする異端者を処刑する異端審問官が登場したり、わりとダークな話が展開します。
――モードゥナでは結晶が飛び散っているのがすごく印象的です。これは第七霊災の影響で発生したものなのでしょうか?
はい、激戦の起こった場所ですので。メインストーリーを進めていくとモードゥナに訪れる機会がありますが、どちらかというとエンドコンテンツが詰まっている場所になっています。ちなみにメインストーリーでは、モードゥナに限らずすべてのエリアを周り、それぞれの地域に住んでいる人々やルールの違いなどを場所ごとに掘り下げていきます。
▲実機でのプレイを交えながらエリアの解説をしていただいた。 |
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