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2013年8月15日(木)

『コンセプションII』発売直前レビュー! 第2章から登場する3人のヒロインを中心に、製品版ならではの見どころをお届け!!

文:まさん

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■ヒロインとの交流がさらに楽しくなる! コスチュームチェンジ&アクセカスタム

 さて、ひと通りキャラクターを紹介し終わったところで、ここからは製品版だけの要素について触れて行きたいと思います。まずは何と言っても、ヒロインの外見を変える“コスチュームチェンジ”と“アクセカスタム”。

 コスチュームチェンジは、ゲーム中に水着イベントなどを見ることで、ダンジョン内で戦うヒロインの外見を変えられるシステムです。つまり水着イベントがあるということですが、そこはまあ置いておくとして、いったん水着を手に入れれば、自室で自由に着替えさせることができます。ただし、変化するのはダンジョン時の外見だけなので、要注意。また会話画面の3Dグラフィックは、後述するアクセカスタムで変更することができます。

『コンセプションII』 『コンセプションII』
▲水着に着替えてダンジョンに潜れば、見た目も涼しくて戦いやすい? 今回はペッタンコなセリナとクロエ先生を載せてみましたが、胸囲の格差社会を感じます。やはり戦闘服にしてあげましょう。

 次にアクセカスタムですが、こちらは頭、イヤリング、目、その他の4カ所のアクセリパーツを、自由にカスタマイズできるというもの。外見も水着に変更して、普段から水着を着ている危ない人(?)にすることも可能です。

 ただし、こちらはちょっと仕組みが複雑で、まず彼女たちに装備してほしいアクサセリを、プレゼントしなければなりません。アクセサリは、街が発展した時にできる“ギフトショップ”で購入すれば手に入るのですが、お値段もそれなりなので、迷宮に潜るのを優先するか、プレゼントを買うのかが悩みどころ。贈り物の種類は、物語を進めつつ、星の子を街に送り込んで発展させることで増えていきます。

 購入したアクセサリは、ヒロインたちとの会話で発生する汎用イベントでプレゼント可能です。汎用イベントは、ヒロインの好感度を上げてゲージが頭打ちになると何度でも出現するので、その時にプレゼントしてあげましょう。

『コンセプションII』 『コンセプションII』
▲アクセサリは、1回の汎用イベントごとに1個ずつプレゼントできます。画像の“ネコミミ”のように一度装備したものでも、自分プレイヤーの操作でいつでも外せるので、気軽に着せ替えができます。

 アクセサリを渡した後は、コスチュームチェンジと同じく“アクセカスタム”で、彼女たちに装備させるだけでOK。3Dモデルが出るイベントでは、彼女たちがそのアクセサリを身に着けた状態で登場するので、個人的な好みに合わせてカスタマイズしちゃいましょう。メガネやリボンなどもたくさん種類があるので、今回はメガネキャラがいませんが「俺はメガネっ子じゃないと死んじゃうんだ!」なんて人も安心です。

『コンセプションII』 『コンセプションII』
▲アクセカスタムで、全員をメガネっ子にすることも可能。意外な一面どころじゃない珍妙なカスタマイズもできますが、シリアスなイベントで後悔しそうなので、ほどほどに。
『コンセプションII』 『コンセプションII』
▲やりすぎたパターン。「ものすごいこと頼まれるんじゃないかってドキドキしちゃった」とかフウコが言ってますが、すでにものすごいことになっている模様です。

 さらに、ヒロインと交流する要素としては、会話イベントで「●●を触ってほしい」と頼まれる“タッチコミュニケーション”があります。これは前作でもあった要素なのですが、前作はPSPだったので画面を直接触ることができませんでした。しかし今回は、直接触れるんですよ! PS Vitaでも3DSでも!!

 ですので、興奮する気持ちを抑えつつ指で直接触るのもよし、タッチペンとかエッチなペンとかで触るのもよしと、好きなやり方で彼女たちに触れてあげてください。ただし触っていいと言っても、彼女たちが許可したところだけですよ。手に触ってくれというのに胸を触ったら、当然怒られます。間違えた時のリアクションも楽しいので、ついつい触りたくなっちゃいますが、怒らせないようにグっとこらえて指定されたところを触りましょう。

『コンセプションII』
▲イベントを進めていくと、いろんな場面でタッチコミュニケーションが発生。触る場所は彼女たちが指定してくるので、下心がなければ間違えないと思います。間違えてすみません。

■少しずつ解放されていく新たな要素! やり込み派のプレイヤーは存分に楽しめる!!

 第2章以降では、クリア済みのダンジョンに子どもたちを派遣してアイテムを拾う“探索屋”や、レベルの低い子どもを預けて育ててもらう“育て屋”など、RPGとしてやり込める要素も解放されていきます。“研究所”では、ボスを倒して依頼をクリアすることで女の子の武器を強化することも可能です。これらの要素を活用しなくてもクリアできますが、使うとより冒険が楽になるので、ぜひ街を発展させて強化していきましょう。

『コンセプションII』 『コンセプションII』

 なお、街を強化するために星の子を“独り立ち”させると、時々“仕送り”を持ってきてくれます。仕送りを持ってきてくれた星の子からのメッセージもあり、名前も表示されるので、「あ、あの時の子か」と、思わず懐かしくなって感慨深くなってしまうかも。ダンジョン内で子ども同士が遊びの約束をしていたり、こうして独り立ち後にも時々絡んできてくれたりと、星の子が使い捨てではなく、一緒に生活しているかのように感じられるのは、本作の素敵なところではないでしょうか。

 最後に1つ。ゲームをプレイしていると、どうしてもヒロインたちと早く交流したくてサクサク進めたくなりますが、この作品の本質は育成RPG。色んな星の子をたくさん作って、じっくり遊ぶタイプのゲームだと思います。長く遊べば遊んだだけ、思い出に残る星の子たちやヒロインたちとのエピソードが刻まれると思いますので、RPGが苦手な人もゆっくりあわてず、遊んでほしいです。

『コンセプションII』

 さて次回は、ヒロインたちのキャラクターデザインを手がけた大塚真一郎さんと齊藤祐一郎プロデューサーに、直撃インタビューを敢行! ヒロインたちの誕生の経緯からの見どころまで、思う存分語ってもらいますので、お楽しみに!!

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データ

▼『コンセプションII 七星の導きとマズルの悪夢』(ダウンロード版)
■メーカー:スパイク・チュンソフト
■対応機種:PS Vita/3DS
■ジャンル:RPG
■配信日:2013年8月22日
■価格:5,600(税込)

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