2013年9月26日(木)
TDB:ネタバレになるので記事には書けないでしょうけど、アイツがあんなことになるのがよかった。
ごえモン:そうなりそうだって、いつ気がつきました?
TDB:明確にココというのはないんですけど、序盤から「もしかして、こいつ……」って感じはありましたね。
ごえモン:ですよね。僕も2章ぐらいから「こいつ、ヤバイな」って思いました。
TDB:疑いというか、違和感ですよね。
ごえモン:何か引っかかるような、変な発言とか態度とかですよね。
TDB:まあ、RPGの展開としてよくあるパターンと言えばそうなんですけれど、“あれ”から“●●”を取ると“あれ”になるっていうね。“あれ”ばっかりでよくわからなんけど(笑)、『ヴァルキリープロファイル』の仕掛けを思い出したよ。
ごえモン:あれに気づいた時は、広報展開からすべてが計算されていたんだとわかってゾクッとしました。
そみん:実は最後まで気づきませんでした。3DSはスリープ状態にすることが多くて、電源を切ってタイトル画面に戻ることがほとんどなかったので。
TDB:僕もそうですよ。1周目をクリアして、ネットでみんなの感想を探していたら、「え? マジで!?」みたいな感じ。他によかったところだと、すれちがい通信がすごくよかったですよね。必須ではないけど、あると便利的なさじ加減で。
ごえモン:ゲームをやりたくなっちゃいますよね。あれのおかげで、毎日起動できました。
TDB:ボス戦用に9,999ダメージを出せるよう、ちゃんと“倍々撃”を用意してくれている人もいれば、回復の“グローリィバイン”を用意してくれている人もいて。
そみん:最終的には“グローリィバイン”一択になっちゃうよね。それが一番得するから。
TDB:“グローリィバイン”って、杖の必殺技でしたっけ?
そみん:そう。全体回復で、回復量に合わせてBPも回復できる。さらに、戦闘不能状態も完全回復だから、とりあえずこれがあれば、どんな状況になっても困らなくていいかなって。
ごえモン:僕は効果なんて気にしないで、必殺技の名前を見せるために配信していたタイプですね。
TDB:自分の考えた必殺技名ですか?
ごえモン:そう。「俺の考えた必殺技名を見てくれ!」と。名付けて“羊飼いの一撃”。チェス用語で王手飛車取りと同等の意味らしいので、ティズの羊飼いという設定にかけて使っていました。ただ、必殺技はバランス崩壊な面もあるので、そこは使わない勇気で配信するだけに。
そみん:僕は、ほとんどのボス戦で必殺技を使ってましたよ。Revoさんのアルバムを聴いて、歌詞を憶えて、歌いながら必殺技を使って遊ぶという。
TDB:そう言えば、すごく評価が高いらしいじゃないですか、Revoさんの楽曲。
そみん:すげぇ、なんという上から目線! 「これがRevoさんですか」みたいな(笑)。
ごえモン:「どんだけエライのか知らないけど、Revoさん? って言うんだっけ?」みたいな(笑)。
TDB:……ごめんなさい。でも、ホントに知らなかったんです。
そみん:『進撃の巨人』で一気にメジャーになりましたからね。Revoさんは前期も後期も『進撃の巨人』のオープニング主題歌を担当しているんですよ。
TDB:そうだったんだ。しかし、その話を聞いて興味が湧いてきましたよ。1年後には、「Revoさんの楽曲、やっぱイイっすわ~」とか言ってる自分の姿が思い浮かぶ。
そみん:TDBは、Revoさんの歌をまったく聴いてないんですか?
TDB:うん、全然。
そみん:マジっすか? ちゃんと聴いてください!
TDB:そみんにここまで正面切ってダメ出しされたの久しぶりだわ。
ごえモン:TDBのディスりに乗っかっちゃったけど、僕もRevoさんの音楽をちゃんと聴いたのは『緋色の風車 ~Moulin Rouge~』からですけどね! 『BDFF』に話を戻すと、必殺技の曲はBGMとして先に聴いたので、後からそみんにCDを借りて歌を聴いてみたら歌詞に驚きました。
そみん:その歌詞がいいんですよ! ものすごく歌いづらい楽曲なんですけど、そこがすごく好きで。ぜひぜひ、聴いてください。
TDB:歌って、ゲーム中に流れましたっけ?
そみん:いや、ゲーム中で歌が流れるのは基本的にエンディングだけです。僕が一番聴いてほしいのは、ゲームの発売前にリリースされたCDに収録されている、アスタリスク所持者戦で流れるBGMをボーカライズした『彼の者の名は…』という楽曲です。これが大好きで、ホントたまらないんですよ!
TDB:気になるわ~。あとでCDを貸してくださいよ。
そみん:いいですよ。あと、アルバムには『純愛十字砲火』のロングバージョンも入っているので聴いてください。
ごえモン:『フォーザ・シークウェル』には、『純愛十字砲火』の英語バージョンが入っているみたいですね。
TDB:マジで!? 多重言語の恩恵がそんなところにも反映されているんですね。
そみん:しかも、イベントビューワーで何度でも見直せちゃうのが、何度もデータを消してニューゲームから遊び直した身としてはちょっと悔しいんだけど。ちなみに音声は日本語と英語だけだけど、日本語以外に5カ国語のテキストが用意されているのが楽しみでしょうがない。学生のころ、秋葉原で『FFIV』の海外版を買ってきて、英和辞典を片手に遊んだこともあるし。
TDB:それ、わかります。僕も『タクティクスオウガ』の英語テキストが見たくて海外版も買いましたから。
そみん:同じシーンでも言語によって表現が違っていると、「おぉ!」ってなりますよね。今の時代、英語力は必要だから、うちの息子には『フォーザ・シークウェル』で英語を勉強させるよ。
TDB:英才教育だなぁ(笑)。
ごえモン:そういえば『純愛十字砲火』って、『サガ フロンティア』の連携名っぽいですよね。“十字十字十字十字砲火”みたいな。
TDB:……。
そみん:……はぁ、プリンちゃん、『2』にも出てくれないかなー。
ごえモン:(スルーかよ!)
TDB:『2』でプリンちゃん出たらいいね。
そみん:『2』が前作の後の時代のお話だったら、すっかりヤサグレて出てくるんじゃないかなってイメージがあります。
ごえモン:きっと、カミイズミの子どもを産んでるんですよ。
TDB:そんな関係なの?
そみん:くっつくフラグなんて何もなかったじゃないですか(笑)。
ごえモン:じゃあカダとの子どもで。
TDB:もっとないわ! 『2』の話が出たけど、『BDFF』って『2』があって然るべきタイトルなんですか?
そみん:当たり前のことかもしれないけれど、基本的に続編を作るつもりで書かれたシナリオじゃないと思う。なので、続編が出ないと釈然としないような謎は『BDFF』にはないですね。なので、問題は『2』の主人公は誰なのかっていう話ですよね。普通に考えれば、あの終わり方だと同じ主人公で続きはないと思うし。
TDB:だとすると、世界観を踏襲した続編になるのかな?
ごえモン:どうなんでしょうね? 確か、そのアンケートも取っていましたよね。またイチから始まるのか、それとも『1』の派生になるのか。個人的には、イチからを希望します。
そみん:僕も、違う時代で、違う主人公がいいなと思います。例えば、『ラングリッサー』シリーズみたいな子孫系が好きなんですよ。前作に登場したこの人とこの人がくっついて、みたいなことをゲーム内で見ると燃える。
ごえモン:じゃあ、イデアとリングアベルの子どもが『2』の主人公とか。
そみん:そう。そして、男の子なのに「むぐぐ……、母上の口癖がうつってしまったでゴザル」とか言ってくれると、個人的にはうれしい。
TDB:え? なんでゴザル?
→アニエスの本当の魅力がわかるのは真終章を終えてから!(3ページ目)
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