News

2013年11月27日(水)

『モンハン4』の“発掘装備キリン女性”など、レアな設定画が多数。モンハンフェスタ’13 大阪大会を詳細レポート!【編集長漫遊記】

文:野村一真

 私は今回、ステージ観覧のほか、会場内の各ブースや展示物をじっくりチェックしてみることにしました。意図としては、会場全体を回ってみて、空気感というか、雰囲気を味わってみたかったからです。

 以前、モンハンフェスタや夏期講習にお邪魔させていただいた際に、プレイヤーの方々が楽しそうにしている様子を肌で感じた経験が私の中に強く残っています。だから、個人的にすごく気になっていました。「今回のMH4ではどうなんだろう?」と。

“モンハンフェスタ’13”
▲リアル集会所やモンハンキッチン(飲食スペース)といった基本的なものから、ねんど教室、射的などのちょっとした遊びまで、コンテンツは多種多様。イベント全体の完成度が高い印象を受けました。

 ということで、さっそくですがモンハンフェスタ’13 大阪大会を見て感じたことを、カテゴリで大別して雑記的に記していこうと思います。

■ゴア・マガラステージ

 モンハンフェスタ’13 大阪大会のメインステージがこちら。10時20分という午前中の時間帯にもかかわらず、最初のコーナーである“オープニング&開発者チャレンジクエスト”には観覧者が多数。これは他会場よりも多い人数だったようです。また、係の方や司会の方のアナウンスによって、観覧者のみなさんが素直に前方に移動し、奥のほうの人が見れるように場所を詰めていく様子を何度か見かける機会があり、ユーザーの方々の紳士さというかなんというか、日本っていいな~と思いました。

“モンハンフェスタ’13”
▲ゴア・マガラステージ観覧の様子。とにかく観覧者の人数がハンパない。あと、アナウンスにうながされて、整然と動ける日本人の国民性みたいなものも感じました。

 最も観覧者を集めたのは、やはり15時30分スタートの“狩王決定戦 大阪大会 決勝戦”です。あまりの人の多さに、周囲の柵の中に観覧者が入り切らなくなるほど。また、出場者のレベルがとにかく高く、5都市の地区大会の中で最高タイムが出たのも納得です(詳しくはこちらの記事を参照)。“女子ハンター日本一決定戦 大阪大会 決勝戦”のほうもハイレベルで、『モンスターハンター』というブランドが「男性プレイヤーだけがターゲットではなく、女性プレイヤーにも大きく広がったなー」なんて、偉そうに思ったりもしました。この感想は『MHP 2ndG』か『MHP 3rd』のときにも抱いたのですが、それと同じようなことを『MH4』でも感じた次第です。

“モンハンフェスタ’13”
▲“女子ハンター日本一決定戦 大阪大会 決勝戦”の優勝チームが狩り終えた直後の画面。この20秒という待ち時間に、彼女たちは何を思ったのか。狩り終えたことの安堵感なのか、満足のいく立ち回りができたことの満足感なのか。そんなことを考えてみたりもしました。

 あと、月並みですが、やっぱりいいな~と思ったのが、観覧者からの感嘆の声です。2人1組によるタイムアタックということで、連係プレイが非常に重要なわけですが、それがうまく実行でき、美しく立ち回れた際の観覧者からの感嘆の声は、『モンハン』のイベントならではの光景だと思います。私自身は『MH4』を200時間ぐらいプレイしているものの、上級者とはいえない腕前です。そんな自分からも、感嘆の声が次々と自然に漏れ出てきました。

“モンハンフェスタ’13”

 確立されつつある戦術と、臨機応変な対応力、そして、そのプレイをを見守る観覧者。肥えた目を持つ人もいれば、私ぐらいの腕前の人、駆け出しの人など、ユーザーのレベルは人それぞれ。ユーザーレベルが混在しているにもかかわらず、特定のプレイに対して、みなが一様に「すごい!」と感じて感嘆の声をあげる。このことは、『MH4』が見て楽しむこともできるエンターテイメントであることを一面的に表していると思います。スポーツ観戦的な楽しみ方もありかと。

“モンハンフェスタ’13” “モンハンフェスタ’13” “モンハンフェスタ’13”
▲モンハンフェスタ’13でおなじみの4人。左から辻本さん、藤岡さん、徳田さん、小嶋さん。▲司会の宇佐美さん。『モンハン』のイベント関連でおなじみの方です。美人。▲“開発者チャレンジクエスト”の模様。このあと小嶋さんが、自分のハチミツを約3,000個売却…。
“モンハンフェスタ’13” “モンハンフェスタ’13” “モンハンフェスタ’13”
▲“教えて!藤岡先生ハンターライフ講座”のコーナー。毎度の白衣で藤岡さんをはじめとするメンバーが登場。▲会場入場時にもらえる袋の中に入っているシート。これに記入して回収BOXに入れれば、その質問が採用されることも。▲ミニオーケストラ的な生演奏のコーナーも。こうしたちょっとした息抜き的なコーナーが用意されているところもいいですよね。
“モンハンフェスタ’13” “モンハンフェスタ’13”
▲“親子ハンター日本一決定戦 大阪大会 決勝戦”への出場を決めた2チーム。親子で『モンハン』を遊ぶ習慣が根付いた具体例の1つであり、作品の規模の大きさを感じさせる一面だとも思います。ファミコン時代から家庭でコンピューターゲームを親子で遊ぶ文化がはじまりましたが、これはその集大成の1つなんじゃないでしょうか。▲こちらは“女子ハンター日本一決定戦 大阪大会 決勝戦”に駒を進めた2チーム。女子ハンターのみなさんのプレイレベルの高さに驚きました。国民的ゲームとして、『モンハン』が女性ユーザーにも広がっていった結果、プレイ人口の拡大とともに女性ユーザーのプレイレベルも向上。遊びの幅がユーザー主導で発展していく流れとして、とてもキレイです。
“モンハンフェスタ’13” “モンハンフェスタ’13” “モンハンフェスタ’13”
▲“女子ハンター日本一決定戦 大阪大会 決勝戦”と“親子ハンター日本一決定戦 大阪大会決勝戦”の優勝チームが発表!▲“親子ハンター日本一決定戦 大阪大会 決勝戦”の優勝チームの表彰式。お父さんの笑顔が素敵だと思います。▲“女子ハンター日本一決定戦 大阪大会 決勝戦”の優勝チームの表彰式。おめでとうございます!
“モンハンフェスタ’13” “モンハンフェスタ’13”
▲“狩王決定戦 大阪大会 決勝戦”の出場チーム一覧。2分20秒台が基本タイム。予選でもハイレベルな戦いが繰り広げられていました。▲“狩王決定戦 決勝大会”に駒を進めることができたのは、この3チーム。4分30秒台という優勝チームのタイムが驚異的です。
“モンハンフェスタ’13”
▲優勝チームのコメント風景。操虫棍×2の組み合わせが多く見られた大会でしたが、その中でも“すーぱーどらい☆チーム”の完成度はピカ一。役割分担はもちろんのこと、臨機応変な対応、事前の戦術の構築など、すべてが飛び抜けていた印象です。彼らをはじめとする上級者のプレイを見ていると、いとも簡単に大型モンスターを討伐できそうに思えますが、実際はそうもいかないんですよね……。
“モンハンフェスタ’13” “モンハンフェスタ’13”
▲大会終了後、モンハンフェスタ’13に関する新発表コーナーへ。ここで決勝大会の日時と会場が発表されました!▲そして、レギュレーション(概要)もあわせて発表。当日の最終予選を勝ち進めば、当日枠として決勝大会に出場することができます。
“モンハンフェスタ’13” “モンハンフェスタ’13” “モンハンフェスタ’13”
▲“親子ハンター日本一決定戦 決勝大会 決勝戦”のクエストはこちら。何ら関係はありませんが、濃縮重甲エキスが欲しいです。▲“女子ハンター日本一決定戦 決勝大会 決勝戦”のクエストがこれ。イビルジョーですか……個人的にすごく苦手な相手です。▲“狩王決定戦 決勝大会 第1回戦”の狩猟対象はネルスキュラ。素早い動きをどう押さえ込むか、出場者のプレイを参考にしたいです。
“モンハンフェスタ’13” “モンハンフェスタ’13”
▲“狩王決定戦 決勝大会 準決勝戦”のクエスト。効率よく狩るためのさまざまな戦術が、決勝大会までに構築されるんじゃないかと思います。▲“狩王決定戦 決勝大会 決勝戦”はイャンガルルガ、ブラキディオス、ラージャンの大連続狩猟。うまい人のプレイを見たくなるクエストだと思います。

→展示されていた設定画を全部掲載!(3ページ目へ)

(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
(C)CAPCOM CO., LTD. 2013 ALL RIGHTS RESERVED.

データ

▼『モンスターハンター4』ダウンロード版
■メーカー:カプコン
■対応機種:3DS
■ジャンル:ACT
■配信日:2013年9月14日
■価格:5,990円(税込)

関連サイト