2013年12月12日（木）

『ドラッグオンドラグーン3』発売直前総まとめ。狂気をはらんだ人物が織りなすストーリーと進化したアクションを詳細解説【電撃DOD3】

――トウ［Two］（声優：斎藤千和）――

「ゼロ姉ちゃんにかまってる余裕ナーシッ！」

　ウタウタイ姉妹の三女で、“砂の国”の統治者。明るく快活な性格で、誰とでもすぐに仲よくなれるという特技を持っています。使徒であるセントとは相思相愛の仲で、仲睦まじい愛情表現を周囲に見せつけては、煙たがられている様子。姉妹の中のムードメーカー的な存在といえるでしょう。


▲筋肉が異常に発達しているトウは、巨大な剣を軽々と振り回すことも容易な模様。ショートカットのためボーイッシュに見えますが、実はかわいいものが好きなど、女性らしい部分も。

――セント［Cent］（声優：置鮎龍太郎）――

「何せ忙しい身でして、昨日なんて8時間しか寝ていないんですよ？」

　トウに仕える使徒で、自分自身に絶対の自信を持つナルシスト。ゲーム中では、いたるところで多彩な知識を自慢げに披露しますが、その大半が間違っており、周囲を困惑させるという、迷惑な特技を持っています。まさに、残念なイケメン。しかし、トウはそんなセントにベタ惚れであるとのことで、世の中はよくわかりません。


▲戦場では、双剣を手にして戦います。セントだけに限らず、なぜ使徒たちが、主であるウタウタイの命を狙うゼロと行動をともにしているのかも要注目です。

――スリイ［Three］（声優：能登麻美子）――

「うふっ……ウフフフフッ」

　ウタウタイ姉妹の四女で、“森の国”の統治者。無気力で、興味のないものにはまったく気にしない性格ですが、自分が興味を持つ数少ないものに対しては異常な執着を見せます。常に言動が不安定な不思議ちゃんで、周囲を戸惑わせているようですが、森の国の兵士の一部には彼女の熱狂的なファンもいるようです。


▲ウタのチカラの影響か、髪の毛が伸びるのが異常に速いスリイ。そんな髪の毛を切るためか、常にハサミを手にしていますが、なぜかその刃は外に付いているように見えます……。

――オクタ［Octa］（声優：茶風林）――

「絶倫だけが取り柄。絶倫だけが存在価値。絶倫だけが…」

　スリイに仕える使徒で、特殊な輪の武器を使う老人。飄々とした態度と巧みな話術で周囲に接します。老いてなお異常なまでの性豪で、使徒の中で“アレ”が一番大きくて長いのが自慢とのこと。彼との会話では、“ジョイ”にまつわるさまざまな知識が聞けます。穴があればなんでもいいというのが彼の持論とのことで、実際、物語中でもその手の会話にはこと欠きません。


▲オクタはなぜ、ここまでの性豪となったのか、疑問に思っている方も少なくないことでしょう。はたして、物語中でその疑問は明かされるのかどうか、お楽しみに！

――フォウ［Four］（声優：竹達彩奈）――

「私、ゼロ姉様とは戦いたくない……」

　ウタウタイ姉妹の五女で、“山の国”の統治者。一見すると真面目で、人の話もちゃんと聞く品行方正な女性ですが、その心の奥には歪んだ劣等感が隠されています。ウタウタイはみな性欲が旺盛なのですが、彼女はその性格ゆえに性行為を及ぶことができず、姉妹の中で唯一、処女を守っています。ゲーム中で、彼女の抑圧された感情が開放される時は来るのか？　興味深いところですね!!


▲爪が伸びる速度が異常に速いのが、フォウだけが持つ大きな特徴。真面目な優等生が、実は心に闇を抱えているあたり、ある意味一番『DOD』らしいキャラといえるかも？

――デカート［Decad］（声優：井上和彦）――

「かたくて！　痛いッ!?　うぅ、うっ、うぅっ」

　フォウに仕える使徒。他の使徒よりは常識人で、女性への気遣いも忘れない紳士。ですがその本性は、自分に向けられた苦痛や逆境を“試練”という名のご褒美に変換してしまうという、極度なマゾヒストなのです。この事実をネタに、周囲からいろいろといじられるのですが、それさえもご褒美に換えてしまうあたり、真性のＭといえるでしょう。うぅっ、うぅっ……。


▲本人は自らの嗜好を隠しているつもりのようですが、周囲にはバレバレという……。うぅっ、うぅっ、うぅっ!!

――ファイブ［Five］（声優：伊藤静）――

「成長のよすぎる私のこの胸……触ってもよろしくてよ」

　ウタウタイ姉妹の六女で、“海の国”の統治者。自信家かつ強欲で、何でも欲しがる性格ですが、対象を手に入れたとたんに興味を失うことも多いようです。自分の豊満な肉体を強調したり、ふしだらな言動で性生活をほのめかしたりすることを好む、かなり歪んだ性格。彼女の欲望は留まるところを知らず、実の姉であるゼロさえも対象としています。


▲末妹であるにもかかわらず、もっとも豊満なボディをしているファイブ。身体を強調する服や、“はぅん”という口グセなど、ウタウタイ姉妹のセクシー担当といえますね。

――ディト［Dito］（声優：斎賀みつき）――

「ほらほら、興奮してるんじゃねーよ！」

　ファイブに仕える使徒で、槍を武器に戦う少年。他者の心理をいち早く理解できる聡明な頭脳の持ち主ですが、その洞察力はどちらかというと、相手をより深く傷つけるために発揮されます。いたぶった相手の苦痛の表情や悲鳴に喜びを感じるサディストが、彼の本性だといえるでしょう。


▲黙っていれば愛らしい少年なのですが……口を開けば憎まれ口をたたくディト。いったい、何が彼をそうさせたのか？

　……と、6人のウタウタイと1匹の竜、4人の使徒を紹介しましたが、どの人物を見ても、通り一遍な性格じゃないことはわかっていただけたでしょうか？　こんな危険人物たちが織り成すストーリーが、はたしてどのようなものになるのか……。自分を例にとれば、まったく予想もできない展開が目白押しで、本当にすさまじい思いをさせてもらいました。プレイした人の心に、深く深～く残る物語になることだけは保障しますよ！


▲ゲーム中は、個性豊かなキャラ同士の掛け合いが超豊富に収録されていますので、プレイしていて本当に飽きません！　掛け合いに集中しすぎて、戦闘がおろそかにならないようご注意を！

　なお、登場人物の人となりについては、以前、より深く掘り下げた企画記事も掲載しております。興味を抱いた方はぜひ、電撃オンラインの人物考察記事にも目を通してみてくださいね。

→アクションゲームとしての完成度は、間違いなくシリーズ最高峰！（3ページ目へ）

データ

『ドラッグ オン ドラグーン3』発売直前総まとめ。狂気をはらんだ人物が織りなすストーリーと進化したアクションを詳細解説【電撃DOD3】