声優・中村桜さんも参加した『World of Tanks』のイベントをレポート！ 『ガルパン』の情報もポロリ!?【めざせ！ 戦車道免許皆伝 第21回】

文：田中尚道

■トークライブの会場にはXbox 360版の試遊台がズラリ！

　18時からはトークイベント“語っていいとも！”を見るために、一般の観覧希望者と共にアルタスタジオ内に移動。スタジオ内には、先頃リリースされたXbox 360版『WoT』の試遊台が多数設置されており、自由に遊べるようになっていました。

▲ゲームコントローラでの操作は、マウス＆キーボード操作に慣れた人にはなかなか難しいもの。そこら辺は、次回の記事でご紹介します。

　トークライブはまずXbox 360版『WoT』のプレゼンテーションからスタートしました。Xbox 360版は、基本的にはオリジナルとなるPC版の丸ごと移植となっていますが、さまざまな点からほぼ別物と言える出来になっています。最も大きな違いとしては、戦闘画面でのカメラが自分の車両に寄って、その重厚感が味わえる状態に。また、ミニマップやステータスのウインドウなどの要素も大きく見やすくなっています。

　さらに開発ツリーも、個別の兵装を研究・開発していくのではなく、いくつかの兵装がパッケージ化されてまとめて買えるようになっています。細かな兵装の違いがわからないという初心者にとっては、より手軽にパワーアップできるようになった印象です。現状はまだ、3つの国の開発ツリーと、3種類のマップしか実装されていませんが、今後は随時アップデートされていくとのことです。

▲現在、好評配信中のXbox 360版『WoT』の解説は、日本マイクロソフト株式会社マイクロソフト インタラクティブ・エンターテインメント・ビジネスプロダクトマーケティングマネージャーの沖本真美子さんが担当。体験プレイは誰でも可能とのことなので、Xbox 360をお持ちの方はお試しあれ。また『WoT』バージョンのXboxギフトカード（3,000円＋税）は、TSUTAYA限定で3月13日に発売！

■豪華ゲストによる“語っていいとも！”がいよいよスタート！

　その後は、メインイベントのトークライブ“語っていいとも！”がいよいよスタート。壇上には、4人の豪華ゲストが集まりました。まずは人気アニメ『ガールズ＆パンツァー』のプロデューサーを務める杉山潔さん。さらにイタリア軍研究家で『ガルパン』にも情報を提供している吉川和篤さん、『ガルパン』でバレー部の1年生・佐々木あけび殿を演じた戦車大好き声優の中村桜さん、そしてウォーゲーミングジャパンでミリタリーアドバイザーを担当する宮永忠将さんが登壇し、熱い戦車トークを繰り広げました。

▲左から、杉山潔さん、吉川和篤さん、中村桜さん、宮永忠将さん。

▲およそ60分間にも及ぼうかという、白熱のトークライブが繰り広げられました。皆さんの戦車愛に脱帽！

　杉山さんは前日まで、茨城県の某所（笑）にてイベントの打ち合わせをしていたとのことで、台本をチェックしながらの司会進行になってしまったことをしきりに謝りつつ、場を和ませてくれました。しかし、頼みの台本には「トークします」との文言のみ……。一体どうなってしまうのでしょうか!?

　まずは昨年末に実装された日本戦車ツリーの話題から。「日本戦車実装を期に、『World of Tanks』のプレイを始めてみました」という中村桜さん。ユーザーネームは「見たらわかる」名前ということで、ご一緒された方はお手柔らかにいきましょう。一方、吉川さんは『ガールズ＆パンツァー』第12話のマウス戦での中村さんのセリフ「八九式は軽戦車じゃない」を引き合いに出しながら、「実は、八九式はそもそも軽戦車だったんです！」と、早くも爆弾発言をぶちかまします。

▲“よくわかる八九式軽・中戦車”の説明パネルです。

　吉川さんによれば、もともと10t未満の軽戦車として生まれた八九式が、尾橇（びぞり）のついた甲型になったことで11tになり、以降は重さの面から中戦車として扱うようになったということで、聞けば納得の内容。しかし、濃すぎる軍事ネタが早くも飛びだすトークライブの行く末に、会場は期待と不安（？）が入り混じった雰囲気に包まれました。

→イタリアの話題からさらにヒートアップしていく戦車トーク！（3ページ目へ）

(C) Wargaming.net
(C) GIRLS und PANZER Projekt

• “週刊『World of Tanks』”はこちら（電撃オンライン）
• 『Wolrd of Tanks（ワールド オブ タンクス）』公式サイトはこちら

データ

関連サイト

• 週刊『World of Tanks』（電撃オンライン）
• 『Wolrd of Tanks（ワールド オブ タンクス）』公式サイト