“テイルズ オブ フェスティバル 2014”1日目レポート！ 森川智之さんがダオス＆ユアンの1人2役で大活躍。『ゼスティリア』最新情報も満載

文：megane

　『テイルズ オブ』シリーズのイベント“テイルズ オブ フェスティバル 2014”が、神奈川・横浜アリーナにて5月31日に開催された。

　“テイルズ オブ フェイスティバル”は、今回で7年目となる『テイルズ オブ』シリーズの祭典。『テイルズ オブ』シリーズの登場キャラクターを務めるキャスト陣が多数登場し、オリジナルのスキット（掛け合い）などを披露する。イベントは2日間にわたって開催され、それぞれ出演者が一部異なる。

▲入り口には最新作『テイルズ オブ ゼスティリア』の象徴であるドラゴンが鎮座していた。

　初日である31日には『テイルズ オブ ファンタジア』や『テイルズ オブ デスティニー』など初期～中期の『テイルズ オブ』シリーズ作品からキャスト陣がそれぞれ出演。『TOP』でクレス役を務めた草尾毅さん、PSP版『TOP』よりダオス役を務めた森川智之さん、『TOD』でルーティ役を務めた今井由香さん、『テイルズ オブ エクシリア2』でユリウス役を務めた大川透さんがテイルズ オブ フェスティバル初出演となった。

▲2階スペースには各作品のメインキャラクターのPOPが設置されていた。

▲展示されていたフィギュアの数々。

▲物販コーナーでも販売されているテイルズ オブ フレンズ クリアファイルなど。		▲一番くじで当たるフュギュア。

▲『テイルズ オブ シンフォニア』のロイドがアルターから登場。

▲ユーザーが書き込んでいって一冊の本としてつくり上げる天遺見聞録。ニコニコ超会議3などでも展示されていた。

▲物販コーナーでは数多くの来場者が列を作り、お目当てのアイテムを購入していた。

▲ミント役を務めた岩男潤子さんのアイテムも用意。

▲ステージを取り囲んで会場内は満員の様子。そして、いよいよテイルズ オブ フェスティバルが幕を開けた。

■ダオスの時空転移術で各作品のキャラクターが一同に会す？

　今回の司会は、もはやお馴染みと言えるこの人、『TOS』のゼロス役を務める小野坂昌也さん。そして、もう1人、『テイルズ オブ イノセンス』でアンジュ役を務める名塚佳織さんが司会として登場した。

　最初に行われたのは、各キャラクターを巻き込んで展開されるスペシャルスキット。物語はエターナルソードを持つクレスがミントとともにダオスと対峙するところから始まる。ダオスに斬りかかるクレスだったが、エターナルソードが折れてしまう。そこで時空転移術を使ったダオスにより、それぞれ異なる世界へと飛ばされてしまう。飛ばされた先で2人がそれぞれ出会ったのは……。

▲『TOX2』よりルドガー役の近藤隆さん、ユリウス役の大川透さんが登場。時計をなくしてしまい、骸殻化できなくなってしまうも、なんとか敵を退ける。

▲クレスは折れたエターナルソードを持ちながら、ロイド（小西克幸さん）とリオン（緑川光さん）とともに行動していた。

▲一方のミントはユーリ（鳥海浩輔さん）とスタン（関智一さん）とともに行動。

▲そこにゼロス（小野坂昌也さん）がモンスターに追われながら合流。

▲ルドガーとユリウスは、すったもんだがありながらルーティ（今井由香さん）＆アンジュ（名塚佳織さん）と合流。ユアン（森川智之さん）の助言のもと、言われた方向へと進んでいく。

▲3パーティはそれぞれユアンから助言をもらい、一同に介する。しかし、それはユアンを操っていたダオスの罠だった。エターナルソードの欠片は集められ、破壊されてしまう。

▲ミントとユアンの活躍により、会場の声も味方につけてエターナルソードを修復。来場者はサイリウムを上にかかげて心を一つに叫ぶ。

▲こうしてダオスの野望を打ち砕き、各キャラクターはそれぞれの世界へと帰っていった。

▲新たな仲間の登場を示して、スペシャルスキットは幕を閉じた。

■シリーズのベストカップルはどれ？　一番戦いにくかった敵は？

　スペシャルスキットの後は、雑誌『ビバ！テイルズ オブ マガジン』とのコラボ企画“あなたが選択する!!『テイルズ オブ』セレクション”の結果発表が行われた。

　まず1つめの発表は“ベストパートナーセレクション”。これには『テイルズ オブ エクシリア2』からルドガー＆エルの2人が選ばれた。ルドガーとエルは恋人同士というわけではないが、相棒だから、エルがいないとルドガーが喋れない、とある関係になる（ネタバレのため詳細は伏せられた）などの理由から票を集めていたようだ。

　前回のテイルズ オブ フェスティバルでは近藤隆さんとともにエル役の伊瀬茉莉也さんが参加していたが、その時も確かに伊瀬さんがルドガーの代わりに喋っていた。しかし、今回は近藤さんもしっかりと喋っている。これについては“2周めだから”ということだ（一度クリアして2周めに入るとルドガーも喋るようになる）。なお2位には『TOS』のロイド＆コレットがランクイン。

　次に発表されたのは“倒すのに苦労した強敵セレクション”。結果はダントツで『TOD2』のバルバトスが1位となった。若本規夫さんの怪演によるインパクトだけでなく、アイテムを使うとカウンター攻撃をしかけてくる、登場するたびに強い、など敵としての強さが際立つ内容となっていた。

　2位以下、ユリウス、ダオスと続く。ユリウスはルドガーの兄でもあり、心情的に戦いにくいという声が多く、ダオスはバルバトスと同様に何度も登場する他、そもそも強いという声があがっていた。

　続いて発表されたのは“お世話になった術技セレクション”。1位に輝いたのはシリーズ内で27キャラクターが使う魔神剣。なお、主人公で魔神剣が使えないのは『TOD2』のカイル、『テイルズ オブ ヴェスペリア』のユーリ、、『テイルズ オブ エクシリア』のミラの3人とのこと。

▲今回登場したキャラクターそれぞれの魔神剣の様子。

　最後に、それぞれの出演者が“魔神剣”や好きな術技を実際に叫ぶという流れになったが、関智一さんが「シャイニング……！」と叫びかけ、小野坂さんにストップをかけられるという一幕もあった。

■数々の注目情報が発表された最新情報コーナー

　ここで出演者はいったんはけ、『テイルズ オブ ゼスティリア』プロデューサー馬場英雄さんが登場。

　ニコニコ超会議3やマチ★アソビのステージで予告していた通り、『テイルズ オブ ゼスティリア』に関する最新情報が伝えられた。

　すでに速報としてお伝えしているが、新キャラクター・ザビーダ（声：津田健次郎）やスレイが天族と融合したり切り替わったりして戦う“神依（かむい）”といったシステムが明らかになった。

　また、会場で流されたプロモーション動画から、普通の人間には見えないはずの天族が、アリーシャにも見えるようになるきっかけが明らかに。導師となったスレイの従士となることで、アリーシャにも天族が見えるようになる、という流れのようだ。

▲会場ではアリーシャとミクリオのスキットシーンが公開。スキット中にカットインのような演出も入る。

　その他、テーマソングアーティストとしてSuperflyが楽曲を提供することが発表された他、本作の発売前にTVアニメとして放映されることも明らかになった。アニメ制作はufotableが担当する。アニメに関する詳細は後日発表とのこと。

■misonoさんがELTの『goodnight』などを熱唱!?

　最後に恒例のテイルズ オブ ライブが開催された。今回のアーティストは『テイルズ オブ シンフォニア －ラタトスクの騎士－』などにタイアップ曲を提供したmisonoさん。

　misonoさんは『二人三脚』、『そして僕にできるコト』、『Starry Heavens』、『Junction Punctuation Mark』、『61秒目のフラLetter 最後の初恋～コペルニクス的転回～』の5曲を披露。

　そしてなんと、他のアーティストが歌う『テイルズ オブ』シリーズのタイアップ曲の中から『goodnight』（Every Little Thing）、『～Progress～』、『Song 4 u』（ともに浜崎あゆみ）の3曲を歌い上げた。

　ライブ後は各出演者も出てきて、それぞれ挨拶をし、“テイルズ オブ フェスティバル 2014”1日目は華々しく幕を閉じた。

(C)いのまたむつみ (C)藤島康介 (C)2013 BANDAI NAMCO Games Inc.

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