2014年8月4日(月)
セガは、『ファンタシースターオンライン2』のファン感謝祭“ファンタシースター感謝祭2014”名古屋会場を、8月3日に愛知県のポートメッセなごやにて開催した。
このイベントは、『ファンタシースター』シリーズファンのために、ステージイベントや物販コーナーなどのコンテンツが用意された、入場無料のファン感謝イベント。ステージには、『PSO2』シリーズプロデューサー・酒井智史さん、『PSO2』シリーズディレクター・木村裕也さん、『ファンタシースターオンライン2 es』ディレクター・陳智政さんが登場。続いてゲストとして、『PSO2放送局』から放送局長の桃井はるこさん、副局長の会一太郎さん、声優の榎本温子さん、“PSO2アークス候補生!”である高野麻里佳さん、小原莉子さん、高木友梨香さんも登壇した。
▲暑い日にもかかわらず、多くの人が足を運んだ名古屋会場。集まったアークスの熱気は猛暑に負けないほどであった。 |
▲名古屋会場限定で姿を見せたのは、愛知県岡崎市のキャラクター“のようなもの”を自称する“オカザえもん”。大人気で多くの人が撮影していた。 |
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8月27日より始まるエピソード3の新たな情報が公開され、会場は沸き上がった。その中から新要素をまとめて紹介する。
4人目のオペレーターとして新たに登場するのはヘンリエッタ。今後はミッション中でよく見かけることになりそうだ。新超時空エネミーとして姿を見せたのは、ミャウ。知能を持ったジャコウネコのエネミーで、ネコのような言葉でしゃべり、泣かせると強いボスを呼ぶことがある。落とした武器を破壊するとドロップチャンスが発生するという要素もあるようだ。
エネミー自体は非常に硬いため、落とした武器を破壊することで倒すのがよさそうだ。ただし、武器を壊すと泣き出して、ぐるぐるパンチで襲ってくることも!? なおラッピー同様に、季節ミャウの登場も予定しているとのこと。
マターボードの景品が見直しされる。序盤のものは今では古いものが多いため、使えるものに変更されるようだ。すでにそのマターを達成している人には、変更されたものが後日配布される。加えて、アイテムマターの探索対象がより広範囲に広がり、次のイベントマターまで探索対象になる。
他にも、クエスト指定だったイベントフィールドが、“森林エリアのシングルパーティークエスト”といった指定に変更となる。また、EP3開始時にはEP1&2のイベントが全開放され、さらにいきなりEP3を楽しめる仕様となるようだ。
EP3第1章“灰の神子は何処に舞う”については、キャラクターについてまとめて公開となった。
カトリは、バウンサーを代表するキャラの1人目。デュアルブレード担当で、怠け者のキャラだ。酒井さんは「いやな女(笑)」と補足した。サガは、バウンサーを代表するキャラの2人目で、こちらはジェットブーツ担当。酒井さんはこのキャラについては「くそマジメ(笑)」と説明した。この2人は今回の試験運用にあたり揃えられたという。掛け合いはおもしろいので注目しておこう。他のNPCとのつながりがあるのだろうか?
これまで、EP2第6章で描かれた展開でプレイヤーを驚かせたマトイが、ついにアークスになるようだ。あわせて、パートナーカードが実装されるとのこと。
他にも、キャラクターの情報が公開された。スクナヒメは、“灰の神子”と呼ばれているキャラ。アークス同様の大きさのキャラのようだが、なぜこの惑星にいるのかは不明だ。コトシロは、スクナヒメの守人である。
EP3の舞台は新惑星・ハルコタンで、敵はダークファルス【双子】。この双子を追ってハルコタンに向かったところ、内戦が起こっていたというのがストーリーの流れとなる。映像の最後では、惑星が破壊されるような展開を確認できたが、いったいどういうことなのか!?
ニコニコ生放送のない地方会場限定で行われている“開発チームにこれが聞きたい!!”は、ユーザーからの質問に『PSO2』開発チームがざっくばらんに答えるコーナーだ。以下では、名古屋会場であがった質問をピックアップして掲載する。
Q:フリークエストの今後のテコ入れの予定は?
木村:EP3からのフリークエストは、1エリア目がマルチで2エリア目がボス戦になります。エリア1からグルグルできます。既存のものはテコ入れしていません。オススメクエスト&オススメオーダーでブースト効果が発生するので、そこに人が集まりやすくなるはずです。
Q:『PSO2 es』ソールレセプターのドロップ率をあげてほしいです。
陳:ドロップ率はあげられませんが、それに代わる新しい特殊能力の実装は考えていきます。
Q:『PSO2 es』でのバウンサーはどんな立ち位置になりますか? ジャンプの代わりになるものはありますか?
陳:ジャンプはできませんが、テクニックを駆使してバウンサーのレベル上げに使ってください。菅沼ディレクターもお墨付きの気持ちよさです。
Q:『PSO2 es』でも、本編のようにもっとスマートにキャラを切り替えたい!
陳:8月27日にもっと変更しやすくなるよう調整します。
酒井:スマートフォンなのに(スマートじゃないの)?
一太郎:キレキレっすね!
(一同笑)
Q:なぜウィップやクローではなく、ワイヤードランスという武器を作ったのですか?
木村:ウィップはデザインバリエーションを出しにくい武器でした。ただ、しなる武器はおもしろかったので、ダブルウィップなども考えました。クローはダブルセイバーと使い勝手がかぶる印象で、実装に至りませんでした。そのような紆余曲折があり、今のワイヤードランスになりました。投げ技を入れたいという案もあり、それをで実装させています。ちなみに、ジェットブーツはボツ武器の1つでした。
Q:『ファンタシースター ノヴァ』との連動はありますか?
木村:データのセーブ環境などの問題で、データ連動などはありません。将来的にコラボができるといいなとは考えています。
Q:今後の予定にA.I.Sのカスタマイズはありますか?
酒井:今はないですね。
Q:今後、A.I.Sは別のクエストでは使えるようになりますか?
木村:要望が多いので、現在検討中です。
一太郎:(インタラプトイベントで登場する)オプタの戦闘機に乗りたい!
木村:高さ的な部分で、マップのデザイナーが怒ると思います(笑)。
Q:男性アイドルを出してください!
木村:男性アイドルがどのくらい望まれているのか、優先度が高いのかを、皆さんに聞いてみたいですね。
Q:パルチザンでパーティーに入っても大丈夫になりますか?
木村:近接系の武器の中でもっとも手が入るのがパルチザン。フォトンアーツ(PA)のモーションが早くなるものが多いです。ギアで威力の上昇や細々とした数値の調整もしましたので、パルチザンがハンターで一番強いくらいのポテンシャルを秘めるかと。
Q:各武器のギアの仕様変更は?
木村:パルチが先ほどの通りで、ダブルセイバーはギアのゲージ回収力がアップします。ずっと“かまいたち”をまとっての攻撃も可能です。
Q:ガンスラッシュの調整は?
木村:PAの威力、モーション、PP消費量など、調整は入ります。とはいえ、汎用的な武器なので一番にはなりません。
Q:ファイターにも2段ジャンプを実装してください。
木村:2段ジャンプは入りません。ただ、スピンを続けている限り高度を維持できるようになるので、空中で滞空できるようになります。また、ダブルセイバーでの滞空性能も上がり、やや落ちにくくなります。
Q:フォースの新スキル・チャージキープについて聞きます。ナ・メギドはどうなるのでしょう?
木村:厳密にはナ・メギドはチャージテクニックではないので、適用外になります。
Q:Guのチェイン開始時のガッツポーズ(アクティブスキル使用時のモーション)はどうなりますか?
木村:チェイントリガーとショウタイムはガッツポーズがなくなり、空中でも使用可能になります。“SロールJAボーナス”が弱体することで悲観される方もいましたが、戦い方が変わるだけで十分戦えるかと。
Q:ハルコタン実装にあたり武器追加の予定は?
木村:ハルコタンの雰囲気に合わせた和風の武器が追加され、ハルコタンで入手できます。EP3の最初のマターボードに白虎イメージのジェットブーツもあります。
Q:PAの調整内容はどんな内容になるのですか?
木村:基本的には威力を修正しています。Lv.16のみが強いものは、下位のものを強くしてなだらかに強くなるようになります。
一太郎:PAのカスタマイズはできますか?
木村:技術的な部分での検証を始めています。ただ、できるとしても一部のPAのみになりそうで、かつかなり先になるかと。
Q:カジノエリアでの追加要素は検討していますか?
木村:『ファンタシースターユニバース』ではできなかったので、今後は追加も考えています。
Q:ガードスタンスはどうなるのでしょう?
木村:デメリットがなくなります。基本はそれだけです。
Q:EP3ではソード(近接)が強くなるというのは本当に本当なのですか?
木村:数値に手が入りますし、移動速度もあがるので、うまくプレイすれば最終的な戦闘力はトップクラスになると思います。
Q:チームルームに旅館拠点が欲しいです!
木村:今のところ予定はないですが、おもしろいネタなので、参考にしてみます。
PS Vita部門のファイナルに進んだのは、“所持金が不足しています。”と“ぶた”の2チーム。クラスはどちらもブレイバーとファイターだ。
“ぶた”は、高所に出たギルナス・コアをレイジングワルツで華麗に処理する。さらに、リューダーソーサラーの真ん中でブラッディサラバンドを発動させることで、同時に撃破するなど圧巻のプレイテクニックを披露。そのまま一気に進んだ“ぶた”が2:28:54でクリアして、“2:39:15”の“所持金が不足しています。”を下した。
PC部門で、優勝をかけて戦ったのは、“Strangers”と“シャングリ・ラ”。“シャングリ・ラ”は、準決勝で、クリアタイム1:59:70という大会初となる、1分台を記録したチームだ。チーム構成は、“Strangers”がファイター3人とテクターで、“シャングリ・ラ”はファイター2人にガンナー、テクターだ。
注目が集まったのは、最速記録を出している“シャングリ・ラ”。ゾンディールからのサ・ザンで敵を逃す倒していく。準決勝よりタイムは落ちたが、約14秒の差をつけて“シャングリ・ラ”が優勝を手にした。
なお、8月16日に開催される決勝大会での当日枠について、詳細が追加された。各部門当日先着20組まで参加可能。集合場所は一般来場と同じ待機列で、8:00よりスタッフがエントリーを確認するとのこと。各部門が20組に達した段階で、受付終了となる。
登壇したのは、『ファンタシースター ノヴァ』の都築靖之プロデューサーと山下浩平ディレクターが登場。11月27日に発売となる本作の新情報を公開した。本作のバトル体験版は、8月12日に配信されることが決定。容量はかなり多めで「空きを作っておいてください」とコメントしていた。2GBはかからないが、1GBと少しになるようだ。
新ギガンテスのガラティオンの動画が公開された。ガラティオンの特徴は、すべてを切り裂く無数のブレード。チェーンソーが特徴で、上からつねに振り下ろされる攻撃をうまく避けるのがポイントだ。予備動作も少なめで回避は困難のようだが、はたして?
手にしているチェーンソーはどれも部位破壊可能。赤く光っている時は、激昂している時のようだ。なお、最弱点部が露出した際に処理落ちしていたが、製品版では直るとのこと。
続いて紹介されたのは、“地上を焼き尽くす多足火炎放射器”アルキュオネ。最初は足しか見えないほどの大きさで、チャージすると巨大な火の玉で攻撃をしてくる。
スミに当たるとブラインド状態になり、画面がまっくらになる。ガラティオンと同様に怒りモードになると赤く光り、普段ではやらない攻撃パターンも仕掛けてくるとのこと。なおギガンテスは、最弱点部の色で残りの体力がどのくらいかがわかる仕組みになっている。
どの会場でも大賑わいなこのコーナー。今回の記事でも、会場で見られたコスプレイヤーから一部を紹介する。
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(C)SEGA
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