2014年10月21日(火)
アメリカ・ラスベガスにて、現地時間2014年10月18日~19日(日本時間19日~20日)の2日間開催されている“FINAL FANTASY XIV FAN FESTIVAL 2014 Las Vegas”。ここでは1日目の現地の模様を、電撃の旅団・Oshoがレポートしていきます。
▲基調講演の前から参加者で埋め尽くされた会場。4000人弱の来場者の期待が高まるなか……。 |
まずは満員のコンベンションホールにて、基調講演からスタートしたファンフェスティバル。その冒頭でいきなり流れたのは謎の映像。そしてその最後にロゴが表示され、それが拡張ディスク『蒼天のイシュガルド』の映像だと判明すると、会場からは熱狂の歓声が! その後、事件屋ヒルディブランドのポーズとともに、吉田直樹プロデューサー兼ディレクターが登場。吉田氏の解説により『蒼天のイシュガルド』の概要が次々と発表されていきました。
▲『蒼天のイシュガルド』のトレーラー上映、そして吉田氏が登場! いよいよファンフェスティバルの開幕です。 |
その詳細はこちらの記事を見ていただければと思いますが、個人的に目を引いたのは、荘厳かつ退廃的なイシュガルドの街の風景と、これまでとは異なる雰囲気の幻想的なフィールド、そしてイシュガルド上空に複数存在するという浮遊大陸(!)の存在。吉田氏の口からは“魔大陸”というキーワードも飛び出しましたが、グラフィックのイメージも『FFVI』の魔大陸のような感じになるのでしょうか……?
▲『蒼天のイシュガルド』のロゴは天野喜孝氏が新たに描いたもの。浮遊大陸とドラゴン、そして複数の騎士たちが描かれたこのロゴには、さまざまなヒントが隠されている? |
▲ウォークスルー映像で紹介されたイシュガルドの街並み。これまでの3都市とはまったくことなる、荘厳かつ退廃的な城塞都市のイメージが印象的。 |
基調講演が終わったあとは会場をひとまわり。会場ではライブクエストとしてさまざまなイベントが開催されていました。長蛇の列を作っていたグッズ販売と並んで、まず来場者の注目を集めていたのが、まだ実装時期も公開されていない、蛮神オーディンのバトルチャレンジ!
▲全世界初公開の「オーディン討滅戦」! ほかの討滅戦と同じく、8人のFULL PARTYでの挑戦になります。 |
来場者のプレイを見てみたところ、オーディンはF.A.T.E.に登場する際と同様にグングニルの槍を召喚するほか、さまざまな範囲攻撃を多用。さらに終盤ではあの“斬鉄剣”を使用し、なんらかの方法で回避しないと全滅に! なお、見た印象では、来場者のクリア率は半々くらいといったところ? 勝利した人には“I BEAT ODIN”のTシャツがプレゼントされていました。欲しい!
▲相手はオーディン1体ですが、F.A.T.E.での強さを見るに、かなり歯ごたえがありそう? |
▲さまざまな範囲攻撃を多用するオーディン。東京のファンフェスティバルでもプレイできることを期待! |
▲こちらが「I BEAT ODIN」のTシャツ。勝利後すぐに着る来場者が多数! |
ほかにも会場では蛮神ラムウとのバトルチャレンジや、フロントラインチャレンジなどが実施。さらに「グリダニアン・アーチェリー」などの射的タイプのアトラクションもありました。また、アートギャラリーのコーナーではさまざなファンアートが展示されていたほか、自分のキャラクターネームやメッセージを書き込むボードもあり、1日目の終盤の時点で書き込みがすごいことに! もちろん自分の名前も残してきましたよ!
▲弓術士のように弓で的を射るアトラクション「グリダニアン・アーチェリー」。 |
▲こちらは銃で的を射るタイプの「ガレアン・アーチェリー」。 |
▲さまざまなファンアートが展示。来場者による投票もできました。 |
▲すごいことになっているメッセージボード「MEET-UP WALL」。 |
会場をひとまわりしたあとは、来場者の方に、ジョブやコンテンツのクリア状況に関するアンケートを実施してみました。つたない英語ながら、みなさん快く協力してくれて感謝! 日本語で話しかけてくれる人も多かったですね。ちなみにアメリカ人の彼氏と一緒に来場している、アメリカ在住の日本人女性の方もいたのですが、いつもプロデューサーレターLIVEのたびに、早朝に起こされて「吉Pの言葉を訳してくれ!」と言われて困っているとのこと(笑)。ほかにも会場をひとまわりして印象的だったのは、「紳士の舞」の人気っぷり。会場のそこかしこで、あの踊りを見ることができました。事件屋ヒルディブランドも大人気!
ちなみにアンケートの結果は後日発売の電撃PlayStationで掲載予定なのでご期待ください!
▲アンケートをとるおしょうの図。女性プレイヤーの比率がかなり想像以上に高かったです。 |
▲吉田氏の顔をプリントしたTシャツを着た参加者も。「お楽しみに」は吉田氏の定番のキーワードとして認識されている模様? |
1日目の午後には、さまざまなステージが開催されました。まずはサウンドディレクターの祖堅正慶氏が『新生FFXIV』の曲作りを解説する「Music Panel」。そしてマイケル・クリストファー・コージ・フォックス氏が世界設定やローカライズについて語る「Lore Panel」。最後は吉田直樹ロデューサー兼ディレクターと、バトルディレクターの権代光俊氏がバトルチームの仕事について語る「Developers Panel」。いずれも興味深い解説を聞くことができました。なかでも「Developers Panel」では、ゾディアックウェポン作成のためのアートマの入手確率アップの発表も!
▲「Music Panel」では女性ボーカルバージョンの「混沌の渦動」(リヴァイアサン討滅戦BGM)もちょっとだけ披露。 |
▲ローカライズでは、左の日本語を英訳すると右のような長文になるといった苦労も! |
▲「Developers Panel」では開発初期の「カルン埋没寺院」のマップを紹介。その一部はハードバージョンに取り入れられるとのこと。 |
▲モンスターの挙動をコントロールするガンビットシステム。今後、これを利用して魔導アーマーを動かせるようになるようなことも検討しているとか! |
というわけで、1日目の最後は、会場で見かけたコスプレイヤーたちを紹介。なかには2日目のコスプレコンテストの出場者も。コンテストの詳細を含めた2日目のレポートは、また追ってお届けしますのでお楽しみに!
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私がラスベガスに到着したのは現地時間の17日夕方。さまざまな巨大ホテルが無数に並ぶラスベガスですが、ファンフェスの会場であるRio All-Suites Casino & Hotelもとにかくデカイ! ホテルの中でのコンベンションセンターが主な会場で、入口から会場まで歩くだけでもかなりの距離です。途中にはカジノエリアやレストランやプールなどが。どれだけ広いんだ!
▲会場のRio All-Suites Casino & Hotel。とにかくデカイ。 |
ちなみにこの開催前日は、参加者の受付の日。早くもコンベンションセンター前には長蛇の列ができていました。スタッフの方によると、朝の9時から行列が途切れなかったとか!
▲コンベンションセンター入口付近。すでに前日から参加者が大勢列を作っていました。 |
そして登録を終えた人全員に、おみやげ入りのバックが手渡されていました。気になる中身は、イベントのタイムスケジュールなどが記載されたノートやライブクエスト用の冊子、ボールペンなど多数。特に目をひいたのが、ファンフェスのオリジナルTシャツと「Power Charger」。後者は『新生FFXIV』のロゴ入りモバイルバッテリーで、複数の機種のスマートフォンの充電などに使えるすぐれもの。Tシャツのほうは、背中に「WARRIOR OF LIGHT(光の戦士)」の文字が!
▲こちらがTシャツ以外のバッグの中身。そしてTシャツは……。 |
▲前面にファンフェスのロゴが。ちなみにチョコボのシルエット部分は、スタッフの場合、ヒルディブランド&ナシュのシルエットになってたりしました。 |
▲こちらが裏面。これでいつでも光の戦士! |
▲VIPチケットを購入した参加者の場合、Tシャツの文字などが金色に! 目立つ! |
そして受付終盤には、参加者のみなさんに対して、吉田直樹プロデューサー兼ディレクターが、登場し、挨拶をするひと幕も。突然の吉田氏登場に対し、ファンからは「Yossyyyyyyyyy!」「Yoshi-Piiiiiii!!!!!!!!!!」などの歓声が! 吉田氏が日本のみならず、海外でも愛されていることを再確認した場面でした、。
▲参加者にハイタッチをする吉田氏! やっぱり海外でも大人気。 |
そして前日のラストはVIPチケットを購入した人を招いてのサイン会。メンバーはサウンドディレクターの祖堅正慶氏、バトルディレクターの権代光俊氏、コミュニティーチームの室内俊夫氏、ローカライズのマイケル・クリストファー・コージ・フォックス氏、プロデューサー兼ディレクター吉田氏の計5名。参加者はサイン用のグッズをみるだけでも『新生FFXIV』愛がわかる方々ばかりでした。ゲームファンに国境なし!
▲『新生FFXIV』ロゴ入りの限定PS4カバーを持ってきたファンも! |
▲なかにはコスプレでサイン会に臨むファンもいました。 |
▲サインが書かれているのは自作のTシャツ! |
▲アメリカのスクウェア・エニックスメンバーズのポイント交換でもらえるらしい、超レアなガラスプレート。 |
▲みんなでパチリ。5名全員との記念撮影を希望する人も多かったです。 |
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