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2015年3月17日(火)

スマホのアイドル&リズムゲームなら『ナナシス』でしょ!【電撃Appアワード2014】

文:ユート

 2014年のベストアプリを決める“電撃Appアワード2014”が開催中とのことで、昨年サービスが開始されたiOS/Android用アプリ『Tokyo 7th シスターズ』について、ライターのユートが語ってみようと思います。よければお付き合いくださいませませ♪

『Tokyo 7th シスターズ』

 最初に『Tokyo 7th シスターズ』の世界観と基本システムについてざっくりと紹介します。本作は、西暦2034年を舞台に展開するアイドル育成リズム&アドベンチャーゲーム。アイドルなんて時代遅れと言われる世界で、次世代アイドル劇場型スタジオ“777(スリーセブン)”、通称“ナナスタ”の二代目支配人となったプレイヤーと、ナナスタに集うアイドル候補生たちの物語が紡がれます。

『Tokyo 7th シスターズ』
▲自称“敏腕ジャーマネ”のコニーとともに新たなスタートを切るナナスタ。さてさてどうなる?

 ベースとなるシステムは、スタミナを消費してステージを進め、道中やガチャなどで手に入れたカードを強化・進化させて遊ぶという、ソーシャルゲームではおなじみで親しみやすい内容。組んだデッキで他のプレイヤーと戦うPvPのモードや、みんなで力を合わせてボス的な相手と戦うレイドイベントなども、もちろんあります。カードゲーム系のアプリをプレイしたことがあれば、ベース部分にはすんなり入っていけると思います。

『Tokyo 7th シスターズ』
▲デッキの構成を考えるカードゲームならではの楽しみもバッチリ!

■ヤンデレから東北弁を話す女の子まで、個性豊かなアイドルたちが織り成す物語!

 ではでは、ここからは自分の主観てんこ盛りで本作の魅力的な部分を紹介します! まずはずせないのはやっぱりキャラクター。本作はアイドルゲームですし、登場する女の子が魅力的であってこそ、ですよね。

 外見は、自分のセンスで言わせてもらうと……ちょーかわいいっす。50人近い女の子たち全員が細かい部分までしっかり描き込まれているし、色の塗られ方もすごく丁寧。スペシャルレッスンをすると絵柄がガラッと変わるものも多く、カードとして強い弱いにかかわらず、イラストを見たいっていう欲求だけで頑張らせてくれるぐらいにステキなんですよ!

『Tokyo 7th シスターズ』
▲ずらっと並んだ女の子のカードを見ているだけで幸せな気分になれるんです。いやマジで。

 しかし、女の子たちの魅力はそれだけにあらず! 外見に加えて内面もしっかりと個性づけされているところが、彼女たちの魅力をさらに引き立てているんです。

 前述のとおり、本作には現状50人近い女の子が登場します。アイドルゲームらしく、元気に明るくアイドルを目指していますって女の子もいれば、照れ屋だけどかつてのスーパースターにあこがれてアイドルを目指す女の子、自分を認めてくれた支配人のためにアイドルを目指す女の子など、性格や目的が1人1人違うんですよね。

 ぶっ飛んだところでいうと、ヤンデレの子や東北弁をしゃべる7歳児、コミュニケーション能力0の子、つねに何かしらのケガをしている不幸体質な子などなど……。全員の特徴を書こうとするとそれだけで疲れそうなので割愛(笑)。本当に幅広く、方向性が被っている女の子は誰もいないと言えるほど、しっかりとしたキャラ付けが行われているんですよ。

『Tokyo 7th シスターズ』
▲“電撃App”で行われた“美少女キャラ総選挙”などで上位常連だった臼田スミレ。彼女はギャル風の言動でありながら内面は優しくしっかりしていて、やんわりと支配人に対する好意を見せてくれます。

 ちなみに、配信開始時はシルエットのみだったキャラはいるものの、メンバー自体は1人も増えていません。ただそれは、次々と新キャラを登場させるのではなく、練り込んで、練り込んで、練り込んで創り上げたキャラでしっかりと魅せるということに、こだわっているからじゃないかなと思ってます。

『Tokyo 7th シスターズ』
▲メインキャラはもちろん、サブキャラ的な立ち位置の子たちの性格もメインキャラ並に練り込まれているところが、ゲームを楽しめる要因の1つになっていると思います。

 そんな女の子たちが見せる物語の数々は超必見! “EPISODE”ごとに異なる女の子に焦点を当てた物語が展開し、対象の女の子の内面をより深く知ることができます。

 内容は、大きく分けると“なぜナナスタでアイドルを目指すことになったのか”、というメインストーリー的なものと、女の子の日常を切り取ったようなサブストーリー的なものの2種類。ほんわかとする場面や笑える場面、少しホロリとしてしまうような展開など、物語の中心となる女の子に応じて展開のバラエティが豊かな点がポイントになっています。

 “EPISODE”は2月5日の時点で36話存在するのですが、スタミナを消費してエリアを進むことで“EPISODE.001”から順に展開していく形なので、36話まで読み出したら、もう止まらない! 満足のボリュームです。“EPISODE”を追っていくだけでも充分楽しめるし、女の子たちの魅力を存分に味わえる内容になっているので、のんびりマイペースで進めていく遊び方もアリだと思います。

『Tokyo 7th シスターズ』
▲“EPISODE”はフルボイス。さらに、一度見たものは“シナリオ回想”で再閲覧可能です。お気に入りの一幕を何度でも!

■ハイクオリティな楽曲をBGMに楽しむリズムゲーム

 魅力的な女の子と物語に加え、『ナナシス』を語るうえで忘れてはならないのが、モードの1つである“ライブステージ”! このモードでは、kz(livetune)氏やヒゲドライバー氏などの豪華サウンドプロデューサーが手がけ、本作に登場するアイドルたちが歌という命を吹き込んだ楽曲の数々をBGMに、シンプルでありながらやり応えバツグンのリズムゲームが楽しめます。

『Tokyo 7th シスターズ』

 注目ポイントはやはり楽曲。テクノポップやデジタルロック、ミディアムナンバーなど多彩なジャンルの楽曲が収録されており、幅広い音楽の世界へと誘ってくれます。曲調自体もさまざまで、本作のテーマソングである『Star☆Glitter』のようにアイドルゲームらしい曲だなぁと感じるものはもちろん、『B.A.A.B.』のようにゲームミュージックとは思えないほどのクールな旋律と歌声に仕上がっているものも。一度聞いたら確実に魅了される楽曲ばかりということを、ここで断言しておきます!

『Tokyo 7th シスターズ』
▲全10曲とまだ数自体は少なめですが、これからもガンガン追加されていくはずです!

 そんなステキな楽曲をBGMに行うリズムゲームですが、ルールはとっても簡単。画面の上から流れてくるスター形のマークが、下のアイコンに重なった時にタイミングよくタッチボタンを押すだけです。

 難易度も“EASY”、“NORMAL”、“HARD”の3つが用意されており、自分の腕に合った難易度でプレイしつつ、徐々に慣れていくことができます。リズムゲームが苦手な自分でも遊べているので、リズムゲーム初心者の方も間違いなく楽しめますよ!

『Tokyo 7th シスターズ』
▲タッチだけでOKのものに加え、長押しや同時押しのスターも。リズムゲームがうまい、へたにかかわらず、遊びごたえバツグンです!

 基本ルール以外では、事前に設定したデッキに応じてスコアが稼ぎやすくなる2つのシステムが用意されているところが特徴。1つはカードに設定されている“ライブスキル”で、効果に応じて一時的に判定がゆるくなったり、スコアの上昇量が増えたりします。もう1つは楽曲ごとに設定されている“タイプ”。楽曲の“タイプ”とカードの“タイプ”を合わせることで、スコアがより稼ぎやすくなります。

 どんなデッキを設定しておくかで最終的なスコアが大きく変わるし、バトル用のデッキに加えて“ライブステージ”で有効なデッキを構築する楽しみもあるなど、育成に対する熱がさらに増すのがこのシステムのいいところですね。

『Tokyo 7th シスターズ』
▲スキル発動時のボイスや華やかな背景といった演出面にも注目です!

 カードゲームとして、アイドルゲームとして、リズムゲームとして。3つの方向から存分に楽しませてくれるのが『Tokyo 7th シスターズ』なのです。すべての要素が遊びごたえのあるハイクオリティなものに仕上がっているので、どれか1つにでも興味を持ったなら、今すぐプレイしてみてください! あなたを魅了する世界が、そこには広がっているはずですよ♪


●あなたの2014年のベストアプリを教えてください!

 ファン投票で2014年のベストアプリを決める“電撃Appアワード2014”にぜひご投票ください! 対象タイトルは、2014年に皆さんが遊んでおもしろかったと感じたスマホアプリです。2014年以前に配信されたアプリも対象となるので、皆さんが名作だと思うものを教えてください。

 投票していただいた方の中から抽選で10名様にiTunes CardかGoogle playで使えるギフト・カード(5,000円分)をプレゼントいたします。締切は2015年3月22日(日)24:00まで。ぜひ、あなたの2014年のベストアプリに投票してください!

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