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2015年9月25日(金)

【電撃の旅団冒険録】『FFXIV』のダンジョンから見る世界観。第4弾は“強硬突入 イシュガルド教皇庁”

文:電撃PlayStation

 『ファイナルファンタジーXIV』の世界観を愛する冒険者さんたちに贈る企画第4弾! 今回は冒険者とイシュガルド神殿騎士団――蒼天騎士団が戦いをくり広げる “強硬突入 イシュガルド教皇庁”にまつわる、知られざる情報に触れていきます。

『ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド』
『ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド』

※本記事にはネタバレ要素も含まれます。まだ『蒼天のイシュガルド』のメインストーリーを終えていない方はご注意ください

千年に渡って続けられた“竜詩戦争”の真実と、新たな謎

 蒼の竜騎士エスティニアンとともに邪竜ニーズヘッグを撃破した冒険者たち。ですが、ニーズヘッグ消滅の際に垣間見えた過去のビジョンから、新たな謎が生まれます。

――裏切りをなした人間に対し、戦を通じて終わらぬ苦痛を与えようとしたニーズヘッグが、なぜここへきて戦いの決着を急いだのか? そして、人間側が奪った邪竜の両眼のうち、存在自体が隠されたもう片方はどこにあるのか?

 これらの答えは出ないまま、冒険者たちは皇都イシュガルドで起きた異端者反乱の報せを受け、仲間たちのもとへ戻ることになります。

『ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド』

 氷の巫女イゼルによる説得の甲斐もあって皇都での騒乱が収まった後、冒険者は神殿騎士団総長のアイメリクに“竜詩戦争”の真実を伝えます。長きに渡る偽りの歴史に衝撃を受けたアイメリクは、イシュガルドの全国民に真実を伝えるべきとの想いのもと、教皇・トールダン七世に直訴。しかし彼は父であるトールダン七世により、異端者として投獄されてしまうのでした。

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 冒険者は、アイメリクの腹心・ルキアや、上流階級への反抗組織を束ねるヒルダらの協力を得て、アイメリク救出のため、彼が捕らわれたイシュガルド教皇庁に乗り込みます。

 駆け足で説明してしまいましたが、冒険者がこれまで味方だった神殿騎士団の本拠地に突入することになった経緯は以上です。イゼルはもとより、新たに登場したキャラクター・ヒルダや、初めて己の心の内を語ったルキア、情報収集に活躍したタタルさんなど、女性キャラクターの見せ場が多い幕間でしたね。なかにはオネェ言葉の男性もいましたが……。

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セピア色の世界、荘厳なる教皇庁

 貴族たちが住まう上層区域の最も奥……イシュガルド正教の本拠地であり、国家の長が居留する場所とあって、街中とは比べ物にならないほど壮麗なたたずまいの教皇庁。壁面や床、柱に至るまで重厚な装飾がされており、見るものを圧倒します。

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 入口から進むと、すぐに長椅子が多数並んだエリアに出ます。“聖歌隊席”とあるだけに、ここでイシュガルド正教のミサ的なものが開かれるのかもしれません。ガラスから差し込む夕日が、幻想的な雰囲気をかもし出しています。ちなみにこの“イシュガルド教皇庁”は、エオルゼア時間の何時に突入してもつねに夕日が差し込んでいて、セピア色の世界を堪能できるんですが……これはきっと“あの”イベントの情景に合わせるための演出なのでしょう。

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 聖歌隊席を抜けて細道を進むと、やがて庁内庭園に出ます。バトルしながら通路を進んでいると気づきにくいのですが、内週側をジャンプして覗いてみると、刈り込まれた草木が並ぶ美しい庭園を目に出来ます。いずれイシュガルドの体制が変わった暁には、ゆっくりとこの庭園を歩ける日も来るのかもしれません。

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 このイシュガルド教皇庁で冒険者が相対する敵は、有象無象の神殿騎士や名のある蒼天騎士団員が主となります。蒼天騎士団員の力の源についてはのちに物語のなかで語られますが、彼ら以外にも、古城アムダプールで見たデュラハンのような鎧だけの敵や、木馬が動き出したような特徴的な敵も存在します。なかには異界ヴォイドのガーゴイルに似た使い魔を呼び出す者もおり、彼らの戦闘技術が冒険者のものとは一線を画したものであることが見て取れます。

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蒼天騎士団の面々と、イシュガルドの戦闘技術について

 今回は、気になる蒼天騎士団メンバーの出自やイシュガルドの特殊な戦闘技術について、開発スタッフの方々に貴重な情報をいただけました!

――このダンジョンを作る際の方向性、コンセプトを教えてください

 物語上の必要性があったために作られたダンジョンになります。デザインのコンセプトは、そのものずばり“教皇庁”です。1階は一般の信者でも入ることができる大聖堂、2階以上は特別な聖職者だけしか入れないエリア、という形で分けてデザインされています。

――あらためて、蒼天騎士団の組織的な立ち位置を教えてください

 トールダン王と騎士の伝説になぞらえた、教皇の近衛騎士団という立場です

――このダンジョンでは蒼天騎士団のうち、アデルフェル、グリノー、シャリベルと戦いますが、彼らの出自などで語れる部分がございましたら教えてください

【美剣のアデルフェル】

 端正な容姿と流麗な戦いぶりで、“美剣”と呼ばれる若手剣士。下級貴族であった彼の父は、息子が貴族社会で生き残れるようにと、幼い頃から厳しい剣の修行を課してきた。その甲斐あって、成長した彼は戦場でいくつもの功績を挙げ、蒼天騎士に抜擢されたのだった。社交界の華として淑女たちに高い人気を誇る人物でもある。

【戦狂のグリノー】

 名門ゼーメル家の一員であり、同家の騎兵団における筆頭扱いの戦力だった。武術の腕は一流だが、人格に難があり経歴に傷も多い。しかし、戦闘能力のみで選出せよという教皇の命により、最近、蒼天騎士に抜擢された。これは、テンパードにすれば命令に服従するため、素行不良は問題ないという考えによる。

【無残のシャリベル】

 元異端審問官。強引な取り調べと、苛烈な拷問により多数の異端者を処刑し、功績を挙げたサディスト。グリノーと同様に、本来であれば蒼天騎士に抜擢される類いの人物ではない。彼もまた、類い希な魔力の高さと、拷問のために磨き抜かれた魔法の数々だけを期待されて、蒼天騎士団に招かれたのだった。

『ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド』

――残りの蒼天騎士団員につきまして、特徴など語れる要素がございましたらぜひ教えてください

 バトル中の台詞などを書くために、それなりの設定が存在しています。

【義心のゼフィラン】

 現蒼天騎士団総長。元神殿騎士団コマンド。細身という自らの弱点を補うために重い大剣(暗黒騎士の印象が強いため、通常は好まれない武器)をあえて使うなど、周囲に惑わされずに地道に努力を続けてきた人物。次期神殿騎士団総長の候補にも挙がっていたが、結局、その座はアイメリクに奪われることに……。だが、ヴェルギーンは、ひそかに彼の実力と実直さ、近衛に必要な慎重さという資質を見抜いており、蒼天騎士団に招いたのだった。

【雷光のエルムノスト】

 前総長時代から在任している人物で、現蒼天騎士の中ではベテランの部類に属す。修道士の出身で、信仰心が厚い人物として知られている。戦斧を手に闘うが、同時に優れた魔道士でもあり、魔力を武器に乗せて雷を放つ独特の戦技を編み出した。

【俊英のオムリク】

 聖アンダリム神学院を主席で卒業した俊英で、その後、教皇庁入りして聖職者としてのエリートコースを歩んでいた人物。優れた魔法の使い手であったため、ゼフィランに抜擢され蒼天騎士団の一員となった。常に正道を歩んできたため、暗い道を歩み、汚い仕事をしてきたシャリベルのことを嫌っている。

【硬槍のヴェルギーン】

 蒼天騎士団副長。騎士団の中では最年長者であり、在任暦も最も長い。生真面目なお堅い性格で、不撓不屈の精神の持ち主であるため、“折れない槍”と渾名される。前総長が引退する際に、当時、既に副長であった彼は、教皇から総長の座に就くよう求められた。しかし、自らを“組織のナンバー2にいてこそ力が発揮されるタイプ”であると認識している彼は、これを固辞し、代わりに地味だが実直で実力のあるゼフィランを推薦したという。

【剛剣のジャンルヌ】

 さる騎士の長男として生まれたが、騎士爵は世襲では受け継がれないため、自らの働きにより身を立てなければならなかった。下級貴族出身のアデルフェルとは、戦場で知り合い、幾度となくともに死線をくぐり抜けてきたため、固い絆で結ばれている。そんな“相棒”の戦いぶりに比べると派手さはないが、剣の腕は確か。

【冷淡のポールクラン】

 平民出身であった彼は、貧困から這い上がるために、フォルタン家の騎兵団に志願した。しかし、優れた槍の名手ではあったものの素行に難があり、ほどなく追放処分に……。そこをゼーメル家に拾われ、後ろ暗い仕事に従事することで存在価値を認められ、騎士爵を与えられた。彼にとってグリノーは、雇い主であり気が合う友人でもある。

【大賢のヌドゥネー】

 中央低地に領地を持っていた某男爵家の三男。口減らしも同然に聖アンダリム神学院に入れられた過去を持つ。父親や兄からは、高位聖職者となり中央政界での影響力を確保することを期待されていたが、彼自身は権力争いに感心を寄せず、魔法学の研究に没頭。結果、魔法の知識を認められ、蒼天騎士団に招かれたのだった。

【破砕のゲリック】

 元神殿騎士団の一員で、重騎士として数多くの功績を挙げてきた。力任せに振るった斧の一撃で、大型ドラゴン族の頭部を跡形もなく吹き飛ばしたという逸話があり、“破砕”の二つ名で呼ばれる。力勝負を何より好み、酒が入ると誰彼構わず腕相撲の勝負を挑むという悪癖がある。

【竜槍のイニアセル】

 元竜騎士団所属の竜騎士という異色の経歴の持ち主。得意の飛翔攻撃で多くの竜を屠ってきたが、戦場での経験と教皇庁への厚い忠誠心を買われて、蒼天騎士に抜擢された。上官として副長のヴェルギーンを敬愛しており、彼が総長の座を固辞した際には、最後まで説得し続けたという。

『ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド』

――イシュガルド教皇庁の敵で、デュラハンに似た鎧のモンスターや木馬に似たモンスターなどなど、無機物に妖異を宿らせたような敵がいますが、“イシュガルド”の“教皇庁”にこういった敵がいる理由として、なにか設定がございましたら教えてください

 いずれも“妖異”ではありません。個別の設定は、以下のとおりです。

【フェイス・オブ・ヒーロー】

 教皇庁の司祭の魔法によって、仮初めの命を与えられた巨大な鎧。普段は石像に擬態しているが、侵入者を検知すると本来の姿を現す。

【カテドラル・ガーゴイル】

 ガーゴイル像に魔法を込めて動かした、石の番兵。現実世界でもそうですが、本来、“ガーゴイル”とは教会建築などに用いられる“怪物を象った彫像”のこと。これに似ているため、妖異のガーゴイルも“ガーゴイル”と呼ばれます。

【オートナイト】

 イシュガルド製の魔法人形。ウルダハのマメットの技術を参考にして、スカイスチール機工房で製造された。“オートタレット・ルーク/ビショップ”と命名法則が一致しているのは、製造元が同じであるため。シャリベルは、この魔法人形に対して、さらに自身の魔力を付与することで、能力の底上げを図っていた。

『ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド』

――上記以外に、神殿騎士団/蒼天騎士団の組織の特徴や戦い方などで特筆すべきことがございましたらぜひ

 教皇側に付いた“アイメリク様の出世を快く思っていなかった半数ほどの騎士たち”のなかには、神殿騎士団時代のゼフィランの部下もいたのでしょうね。なお、それ以外に出てくる“教皇庁の修道剣士”などは、神殿騎士団や蒼天騎士団の所属ではなく、修道士たちです。修行の一環として、武術の鍛錬も行っているため、有事の際には武器を手に戦うという設定になっています。

――コンテンツ名は……ダジャレですか?

 コンテンツ名は……ダジャレです。


 これまで蒼天騎士団の面々は数名以外冒険者とあまり接点がありませんでしたが、この先、もしかしたら何らかの形であらためてやり合うことになるかも(あくまで予想です)!? 各人のバックボーンをつかんでおけば、その際にもっとバトルを楽しめるかもしれませんよ。

無糖党さんの漫画第5弾! Vol.598掲載作品をお届け!

 漫画家・無糖党さんと“電撃の旅団”の面々のプレイ模様をもとにした『FFXIV』漫画は、電撃PlayStationにて好評掲載中! 今回お届けするのは、9月10日発売のVol.598に掲載された作品です!

『ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド』
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 次回は10月2日に更新予定。お楽しみに!

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