2016年5月14日(土)
※本記事は、Webノベル『プリンセスコネクト! ~プリンセスナイト争奪戦~』の第3話です。第1話~第2話を読まれていない方は、下記の記事を先にご覧ください。
⇒『プリンセスコネクト! ~プリンセスナイト争奪戦~』第1話を読む
⇒『プリンセスコネクト! ~プリンセスナイト争奪戦~』第2話を読む
⇒『プリンセスコネクト! ~プリンセスナイト争奪戦~』登場人物はこちら
『お待たせしました。それでは二回戦をはじめます!』
秋乃さんが宣言すると、ざわついていた会場が静まりはじめた。そして、疎らな拍手がドンドンと大きくなる。待っていました、と言わんばかりだ。
そんな中、僕はというと、またもやステージの中央で椅子に座らされていた。もっとも、一回戦のときと違って、拘束はされていない。少しはマシな状況になった、ということだ。
『準備はよろしいですわね?』
隣に立つ秋乃さんが、僕に承諾を求めてきた。となれば、渋々でも頷くしかない。
「どうぞ……」
『では、種目の決定にまいりましょう』
秋乃さんがスッと右手を上げる――と、目の前に、箱の置かれたテーブルが運び込まれてきた。やっぱりアナログなクジで決めるらしい。
僕は箱に手をつっこむと、適当な紙を選んで引いてみた。そこに書かれていたのは――
「クイズ、だって」
『クイズだそうです!』
マイクに乗せ、秋乃さんがその内容を繰り返す。とはいえ、これも単なるクイズではないだろう。一回戦を鑑みれば、それくらいは分かる。
「あの、このクイズって……正解したから有利になったりは――」
『しませんわ! 全ては投票率次第ですの』
やっぱりな。つまり、面白い答えや魅力でのアピールが必要というわけだ。
『クイズは全部で5問! モニターに表示されるパネルの中から、ナオさんに問題を選んでいただきます』
解説を口にする秋乃さん。その背後には、すでに四つの解答席が準備されていた。僕を中心として、左右に二席ずつという具合だ。
『それではみなさん、席について下さいな』
秋乃さんの進行で、下手から参加者が登場し、左からみそぎちゃん、怜、ひより、咲恋、と座っていく。
『よろしいでしょうか? では、第一問。ナオさん、モニターにうつった動物から、好きなもの選んで下さいな』
僕の肩に秋乃さんの手が触れた。どうぞ、ということだろう。僕は促されるまま、モニターに表示されていたパネルに目をやった。
そこには、鳥獣戯画のタッチの動物が9匹――
『さぁ、どれにしますの?』
「じゃあ、ウサギで」
僕の声に、モニターのうさぎがクローズアップされ、パネルが裏返る。書かれていた文字は――
【恋人ができたらしてあげたいことは?】
「えっ!? こ、これが問題?」
『ええ、そうですわ』
秋乃さんはさらりと言ってのけた。
『それでは皆様、回答をお手元のフリップにお書き下さいな』
その声に呼応するように、それぞれが解答をマジックで書きはじめる。というか、誰もつっこまないの!?
僕は困惑した目を秋乃さんに向けた。
「でも、こんなクイズじゃ、正解なんて――」
『それはあなた次第でしてよ?』
「それって、まさか……」
ジャッジは僕がするってことか!? あまりに横暴な丸投げに、僕は目を丸くした。
『さて、それでは解答を見ていきましょうか』
みんなのペンが止まったのを見て、秋乃さんが言った。
『まずは――咲恋さん』
「あ、はい」
指名された咲恋が、フリップを立て、解答を読み上げる。
【手をつないでデート】
――正直、驚きだった。まさかの妥当な解答だった。
「好きな人とは時間をかけて、関係を育てていきたいので」
凛とした表情で、堂々と言ってのける咲恋。それは清純さという、とても大事な部分のアピールだった。しかし、面白い答えを期待されていたからか、モニターの支持率はそれほどの上昇を見せなかった。
だが、その奥ゆかしさが、水面下で高評価だったのは間違いないと思う。なぜなら、僕もその一人だったからだ。
「さ、咲恋……」
「な、なんですか」
「その答え、いいと思う。すごく普通で……」
そう言いかけた時だった。
「あれ? 咲恋さん、裏にも答え書いてるんだ!」
ひよりが隣から咲恋の席を覗きこんだ。
「ひ、ひより! こ、これは、そのっ」
咲恋は慌ててフリップを倒そうとする、が――手が滑ったのか、そのまま座席の前に落としてしまった。
そこには――
【みみかき 膝枕とかで…】
なんかもう、台無しだった。
「ああーっ」
咲恋は耳まで赤くして、フリップを拾い上げる。
「こ、これは……その、冗談で!」
うん、僕の中で咲恋の好感度が、若干下がった。感動した僕がバカだった。
『それでは次にまいりましょうか』
クスクスと笑いながら、秋乃さんが仕切りなおす。
『では、みそぎさん、お願いします』
「は~いっ!」
元気よく返事をして、みそぎちゃんがフリップを掲げる。
【コブラツイスト】
「ぶっ!」
咲恋から一転して、いきなりの飛び道具だった。
「テレビでやってたんだ! 恋人はくっつくものだーって」
うん、くっつくの意味が違う。少なくとも僕は、苦痛を伴うくっつき方をされても喜べない。
「にいちゃん、どう?」
みそぎちゃんが自信満々に解答を急かしてくる。しかし、小学生に技をかけられて喜ぶやつなんて――
『ナオさん、いかがですの?』
「えっと、せ……正解かな。僕は――コブラツイストをかけられたい」
秋乃さんの追求に、僕はマルを出した。いや、出すしかなかったのだ。
「やった~っ!」
無邪気に喜ぶみそぎちゃん。そう、こんな子をヘコませるわけにはいかないのだ。
しかし――そんな思いとは裏腹に、僕のドM発言に会場はドッと沸きあがった。それにダブルピースで応えるみそぎちゃん。そんな愛くるしさにか、支持率もジワ上がりを見せていた。
『では次、ひよりさん、お願いします』
「はいっ!」
秋乃さんに言われ、ひよりはフリップをテーブルに立てた。
【お弁当を一緒に食べてあげる!】
「ちょ、待って! その書き方……いつも僕が一人で食べてるみたいじゃないか」
しかも、恋人である必要がない。友達だってお弁当くらいは一緒に食べるだろう。
「じゃあ、たまご焼きをあげる!」
「そ、そういう問題じゃ……」
お弁当を作ってあげるとか、そういう方向にもっていくんじゃないのか?
「あの、さ……」
「ソーセージもつけちゃう! 先輩だから特別にっ!」
ひよりはグッと拳を握り、力強く言った。そっか、特別――か。
「もう、正解でいいよ……」
言いたいことは色々あるが、僕は説得を諦めた。むしろ、そういう未来があるとしたら、僕がお弁当を作ってあげようと決めた。うん、それしか……ない。
『では、最後に怜さん。よろしくお願いしますわ』
秋乃さんが言う。
と、怜は丁寧な所作でフリップを立て、さらっと読み上げた。
【調教する】
その瞬間、全てが静寂に包まれた。そして――会場、大爆笑。反応に比例して、急上昇していく怜の支持率。
うん、今日一番の伸び率かもしれない、けど――
「ひ、ひどすぎる……」
「そう? 恋人のコントロールは、女性として当然のことだと思うけど?」
「違うって! 問題は手段っ」
お願いとか……甘えるとか、他にもあるはずだ。
「な、なんだよ、調教してくる恋人って……」
「甘やかすだけよりいいでしょ?」
怜はフッと息だけで笑い、そして僕に強い視線を向けてきた。
「で、どうなの? 正解か、不正解か」
「えっ!?」
僕は言葉を詰まらせた。どうするべきか悩む。悩む、けど……怜の真意を汲み取れば、答えは出ている。つまり、調教されるようなことを仕出かすな、だ。それなら――
「き、嫌いじゃないから……正解」
「えっ? 本当に……そういう趣味だったの?」
これがとどめ。会場は再び大爆笑に包まれた。
「ちょっ、怜っ」
泣きそうな声で名を呼ぶ、と――
「おかしなことを言うから。でも、おかげで勝機を掴めたよ」
怜はそう囁き、優しい瞳で微笑んだ。
『それでは最終問題にまいります。ナオさん、好きなパネルを選んでくださいな』
椅子でぐったりしている僕に、秋乃さんは遠慮なく言った。
「どれでもいいよ……」
つっこむのに疲れた僕は、投げやりに答えた。
『む~っ、それでは困りますの。選んでいただかないと』
「じゃあ、カエルで……」
残ったパネルは5つ。僕は最初に目に付いたものを口にした。
【最近の大きな悩みは?】
もう、ただのアンケートだった。こんなものに正解も不正解もない。巨大モニターを眺めながら、僕はため息を吐いた。その一方で、秋乃さんはというと、元気に進行を続けていた。
『では、解答をお書き下さいな!』
その言葉に従い、みんなもフリップにペンを走らせはじめた。――と、そんな時だ。ふと、秋乃さんが僕の顔を覗きこんできているのに気付いた。
「どうなさいました?」
「え? あ、秋乃さんっ!?」
間近に迫る顔に、ドキッとする。
「具合でも悪いんですの?」
「その、ちょっと疲れたなって……」
「もう少し、頑張ってくださいな」
優しい労い。こうなると、やるしかなくなるのが男という生き物だ。僕は大きく息を吸い、それからしっかりと顔を上げた。
『では、最初の解答からまいりましょうか』
僕に気を配りつつ、秋乃さんがみんなを見回しはじめる――と、その中で咲恋だけがふっと目を逸らした。
『では、咲恋さん』
「えっ!? ま、またワタシからですか?」
『ええ、そうですわ』
面白いオモチャを見つけた。そんな顔で秋乃さんは微笑んだ。視線をそらしたことが、最たる理由だろう。
『咲恋さん。お願いしますわ』
「その、ちょっと書き直しを……」
『解答、どうぞ』
仲がいいだけあって、容赦がなかった。
「う……」
しばらくフリップを立てるのを渋っていた咲恋だったが、そのうち諦めたように、震える声で解答を口にした。
【気になる人がそっけない】
瞬間、黄色い声が雨のように降り注いだ。紹介のときにも聞こえていたものだ。きっと咲恋の学校の子たちだろう。
「こ、これでいいですか!」
ふて腐れたような物言いをする咲恋だったが、それが虚勢なのはバレバレだった。その女の子らしい一面に、会場も沸きに沸いた。
当然、支持率も急上昇だ。と、いうか……それはそうとして――
『これは正解なんですの?』
秋乃さんが僕にマイクを向けた。
「えっ!? えっと……」
僕は頭をポリポリとかいた。
うん、どうしよう。多分、面白いかとうかで決めればいいんだろうけど――それなら、面白味はないので『不正解』だ。でも、解答を出し渋ったところをみると、真面目に答えを書いたのが分かる。
それに――咲恋の気になる人に、興味がないわけではない。凛としてて、自分に厳しい咲恋にこんなことを書かせられるやつだ。同じ男として、会ってみたい気はする。
「む、難しいな……」
チラリと見やると、咲恋はこちらを向いていなかった。ただただ下を向いて、唇を噛んでいた。うん、これに不正解なんて――
「えっと、正解ってことで! 僕もどんな人か気になるしね」
『正解! だそうです!』
秋乃さんが僕の言葉を会場に響かせた。
「鈍感……」
うつむく咲恋の口がそう動いたように見えた。どこか泣き出しそうな表情だった。きっと、よっぽど好きなんだろう。ま、僕としても、波風立てずに流せたので、これはこれでOKだ。
『では次ですが……怜さん、どうでしょう?』
咲恋への歓声がおさまるのを待って、秋乃さんが言う。と、怜は表情を変えずにフリップを立てた。
【ナオが頼りない】
蓮っ葉な言い方に、またもや会場はまたもや大爆笑に包まれた。
「れ、怜……」
解答のセンスにキレがありすぎる。
「すまないね。つい本音で」
怜のことだから、会場ウケを狙っての解答のはずだ。ただ……これは、正解とも不正解とも言いにくかった。
もし、正解とすれば、自分が頼りない男だって認めることになるし、その逆なら無自覚なボンクラだと言ってるようなものだ。
「く……っ」
「なるほどね。答えられない、というのが答えみたいね」
怜がおもむろに席を立ち、靴を鳴らして僕の前にくる。
「つまり認めているけど、公言することに抵抗があるんでしょ?」
え? どうして僕、追い詰められてるんだ?
「どうなの?」
怜が人差し指で、僕のあごを持ち上げる。もう逃げ道はない。とにかく頷くしかないと思った。
「そ、その通り……かも」
その時だった――
『そこまでっ! 勝負あり、ですわ!』
秋乃さんが高らかに宣言し、会場から歓声と拍手がまきおこった。
「へ、勝負……って?」
きょとんとする僕。これ、クイズだったよな? ぼ、僕はなにに負けたんだ?
わけが分からなかった。納得がいかなかった。とはいえ――怜の支持率がグングンと伸び、現段階でトップになったのは、僕にとって好ましいことなのは間違いない。
「うう……っ」
泣き寝入りするしかなかった。
『では、オチもついたので、次に参りましょう』
秋乃さんは相変わらずマイペースだった。指名した回答者は――
「あたしか~っ」
ひよりが少し困ったような顔で、フリップを立てる。
【成績が上がらない】
あれっ、と思うほど、まともな答えだった。
「ゲームばっかりじゃなく、勉強もしないとって思ってるんだけど……」
「そっか、ひよりも色々考えてたんだな」
内心、僕は少し感動していた。いつも元気一杯で、楽しく過ごしているひよりにも、こんな一面があったと知ることができたからだ。
「うん、正解でいいと思――」
「あたし、もっと頑張るからねっ! もっと成績を上げて、先輩と同じ大学に行けるようにするから!」
「えっ? ええっ!?」
普通の答えに安心していた僕の背筋に、冷たいものが走った。嫌な予感しかしなかった。そして案の定、モニターの赤い点滅がはじまる。ブーイングボタンだ。ここぞとばかりに連打されている。
「うわっ!!!!」
僕は低周波に備え、反射的に身を縮め――
「……あれ?」
こなかった。
『大丈夫ですわ。あのお仕置きは、一回戦だけですの』
おびえる僕に、秋乃さんが優しく微笑む。
『その代わり、あなたのお母様からお借りしたノートを通路に展示させてもらいましたわ』
「ノート?」
『理想のハニー……でしたっけ? 中学生の頃、あなたが描いたという女の子の絵と、そのセリフが羅列された――』
「うわあああぁぁあっ!」
ななな、なんであのノートが――あれは本棚の裏に隠しておいたはずだ。
『お掃除されたときに、出てきたそうですの。ふふっ、お母様、苦笑してましたわ』
「………………っ」
言葉が詰まる。いや、もうなにを言っても無駄だった。僕はがっくりと肩を落とし、手で顔を覆った。
『では、一度口にされているので、ひよりさんは正解として次にまいりましょう』
名前を呼ばれたのは、最後の解答者であるみそぎちゃんだった。
「……もう出していいの?」
「ん……いいよ、大丈夫」
心配そうにこちらを見つめるみそぎちゃんに、僕は疲れた顔で笑いかけた。本当はそっとしておいてほしいけど、小学生に気を使わせるわけには――
【お父さんが忙しくて、おうちに帰ってこない】
うん、最近の悩み……というか、重かった。正直なところ、家庭の事情には踏み込みにくい。
「みそぎ、お父さんともっとお話がしたいのに」
「そ、そっか」
つまらなそうに頬を膨らませるみそぎちゃんに、僕は曖昧に頷くしかなかった。というか、難易度が高すぎる。
悩みとして認めるなら、正解でいい……のかもしれない。いや、正解でいいはずだ! 僕は顔を上げ、ハッキリと言った。
「だから、にいちゃんがいつもみそぎといてくれればいいと思う」
「正解!」
ん……っ? みそぎちゃんがなにかを言った気がした。
「えへへ……あ、ありがと」
みそぎちゃんは、くすぐったそうにはにかんだ。そして会場からは、大きなため息が届けられた。ブーイングボタンさえ押されない現実。
結局、30秒ほど沈黙が続き、全てはなかったことになった。
『さて、聞き捨てならない発言はありましたが、これで全ての問題が終了ですわ』
秋乃さんは呆れ声だった。
『とりあえず、参加者の皆さんはステージの中央にお願いしますわ。観客のみなさまはお手元のボタンを押して下さいな』
その言葉に、みそぎちゃん、怜、ひより、咲恋が順に席を立つ。自信があるのか、それぞれが堂々としていた。
鳴り響くドラムロール。
『どうやら集計が終わったようですわ』
緊張の一瞬、そして……
『二回戦、勝者は!』
片手をあげ、秋乃さんがモニターを手のひらで示した。
『佐々木咲恋さん! 士条怜さんですわ!』
発表と同時、両の舞台袖からスモークが勢いよく噴出され、咲恋と怜にスポットが当てられた。またもやド派手な演出だった。でも、それより気になるのは――
僕は背後のモニターの支持率に目を向けた。
佐々木咲恋 24%
春咲ひより 22%
士条怜 33%
穂高みそぎ 21%
怜の支持率は圧倒的だった。
「すごいな……」
僕を困らせることで、観客の心を完全に掴んだ、ということだ。
『では、引き続きまして今回のブーイングボタンの回数を――』
「それはもういいですって、勝敗も綺麗に決まったってことで……」
僕は懇願の目を向けた。
『……まったく、仕方ないですわね』
秋乃さんは少しつまらなそうにしつつも、最終的には折れてくれた。十分に盛り上がった、と思ったからかもしれない。
『それでは皆様、只今よりしばしの休憩時間にさせていただきますわ。またのちほどお会いしましょう』
軽い挨拶と小さくお辞儀をすると、同時にゆっくりと照明が落ちていった。
「はぁ……」
暗闇の中、僕は座ったまま吐息する――と、ふと肩に誰かの手が触れた。
「お疲れ様」
怜の声だった。
「怜さん、すごかったね」
ひよりの声が聞こえた。うん、なかなかに大変な二回戦だったけど、この二言が聞けただけでよかった。暗闇の中、僕はそう思った。
⇒『プリンセスコネクト! ~プリンセスナイト争奪戦~』第4話を読む
坂井直人(主人公)
ひょんなことから『アストルム』に無理やりログインさせられた高校生。少女たちの能力を増大させる“プリンセスナイト”の素質を持つ。
春咲ひより | 草野優衣 | |
▲直人が初めてパーティを組んだ女の子で、ギルドメンバーの1人。いつも元気はつらつで、どんな状況でも困っている人を助ける優しい心の持ち主。 | ▲直人と同じギルドのメンバーであり、中学時代からの同級生。優しくて控えめな性格で、学校では優等生として慕われている。 |
士条怜 | 茜ミミ | |
▲常に冷静沈着なギルドメンバーの1人。礼儀や規則に厳格だったり、頑固な一面も持つ。人との触れ合いに不慣れなで、男性に対しては潔癖なところも。 | ▲ふわふわした口調が特徴的な、小学生の女の子。すぐ迷子になったり、知り合いとはぐれたりする。直人にとっては歳の離れた妹のような存在。 |
穂高みそぎ | 氷川鏡華 | |
▲元気をあり余らせるイタズラ盛りの少女。好奇心の赴くままに行動するため、よく周囲を困らせるが、人懐っこい性格でどこか憎まれない。 | ▲小学生らしからぬ堅い口調で話し、性格もマジメなしっかり者。ニンジンとピーマンが嫌いだったり、少し意地っ張りだったりと、年相応な一面も。 |
佐々木咲恋 | 天野すずめ | |
▲現在は大豪邸で暮らすお嬢様だが、幼いころに貧しい生活を送っていたため、お金にはシビア。正義感が強く曲がったことが嫌い。 | ▲佐々木咲恋の家でメイドとして働く女の子。いわゆるドジっ娘で、よく転んだりお皿を割ったりしている。趣味は“ぞうきんがけ”。 |
藤堂秋乃 | フィオ | |
▲世界中にグループ会社を持つ藤堂家の令嬢。プライドが高さと庶民感覚のなさから、突拍子のない言動でたびたび周囲を驚かせる。 | ▲“アストルム”の世界でプレイヤーをサポートする妖精。ナビゲーターのわりに自由奔放。 |
人気恋愛シミュレーションゲームなどを手掛ける作家/シナリオライター。2014年にTVアニメ化されたPCゲーム『失われた未来を求めて』をはじめ、数多くのゲームでシナリオとディレクションを担当。ライトノベルの著作も行っている。
■経歴作品
PCゲーム『失われた未来を求めて』(シナリオ)
TVアニメ『失われた未来を求めて』(シナリオ監修)
小説『別れる理由を述べなさい!』(著作)
小説『断界の失喚士』(著作) ……他多数
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