2017年2月3日(金)
『無尽合体キサラギ』ってどんな作品? 『スパクロ』で知った人に贈る紹介記事
バンダイナムコエンターテインメントが配信中のiOS/Android用アプリ『スーパーロボット大戦X-Ω(クロスオメガ)』で、『無尽合体キサラギ』の期間限定参戦イベントが現在実施中です。
『スーパーロボット大戦X-Ω』『無尽合体キサラギ』期間限定参戦記念ショートPV
アミ/マミ(声優:下田麻美)
キサラギ(オーバーマスター)
『スパクロ』で『無尽合体キサラギ』を知ったという人に、どんな作品なのかを簡単に紹介したいと思います。もともとは、TVアニメ『アイドルマスター』第15話で出てきた劇中劇『劇場版 無尽合体キサラギ ~宇宙の果てまでイッテきM@S~』というもので、ロボットアニメのパロディをベースにしたネタのひとつでした。
長さにしてたった2分程度の映像だったのですが、クオリティの高さから注目が集まり、2012年の“アニメコンテンツエキスポ2012”では異様に力の入ったグッズが販売。2014年には『ボイノベ』(※現在はサービス終了)というアプリで単独作品として音声付き小説になりました。
▲ボイノベ『無尽合体キサラギ』ビジュアル。 |
ボイノベ『無尽合体キサラギ』プロローグ
その日、月が泣いた。
直径数メートルもあろうかという黒い怪球が、月の裏側より何百も地球に降り注いだ。
正体不明。地上のいたるところに落下したそれらは人類にはまったく解析不能。
当初の、地球崩壊の序曲かとの世界的な騒動も結局つかのまのことだった。
人類はすぐにまた次の興味と享楽に視線を移す。
怪球は黒々とした姿で黙したまま地上に放置され続けた。そして、一年。
平穏な学生生活、賑やかなお昼休み。
アミとマミは、自称『学園の正義のアイドル』。今日も番長の乱暴に痛快なオシオキを与え、担任のアズサ先生からのお説教。だがそれも平和の象徴であった。
アズサ先生が彼女らに「そういえば、あなたたちに手紙が届いてたの」と伝えるまでは……。
こちらの小説は、TVアニメ・劇場版『アイドルマスター』で脚本を担当した髙橋龍也さんが構成・監修を、そして数多くのロボットアニメに携わってきた兵頭一歩さんが執筆を担当。ただのパロディネタではなく“大人が本気を出して”作られた作品になっています。ロボットものとしてのおもしろさはもちろん、『アイドルマスター』らしさもきちんと盛り込まれているところもポイントです。
『スパクロ』コラムを連載中のうどんさん(初代『アイマス』Pの千早派)もうなること間違いなしのシーンもあるので、またどこかで公開されれば……と思うばかりです。
ちなみに電撃オンラインでは、本作に登場する巨大ロボ“キサラギ”のパイロット・アミとマミを演じる下田麻美さんに、『ボイノベ』の収録直後にインタビューを行っています。このインタビューからも、『キサラギ』にかける本気度がヒシヒシと伝わってくるので、まだ読んでいない人はぜひご覧ください。
これで『スパクロ』には『アイドルマスター XENOGLOSSIA(ゼノグラシア)』、『無尽合体キサラギ』の機体がそろい踏みとなったわけですが、今後も何か展開があったりするのでしょうか? コスメティア帝国の侵略に立ち向かったあのロボとか可能性ありそうな気もするのですが……。
なお、『スパクロ』のプロデューサー・オオチ ヒロアキ氏のインタビューが読めるオオチP情報局#7前編では、『キサラギ』が参戦することになった経緯や、実現するまでの苦労がしのばれるエピソードを知ることができるので、こちらもあわせて読んでみてくださいね。
【『スパクロ』開発者インタビュー】
【『スパクロ』ライターうどんの連載コラム】
(C)GAINAX・中島かずき/劇場版グレンラガン製作委員会
(C)賀東招二・四季童子/ミスリル
(C)カラー
(C)サンライズ
(C)SUNRISE・BV・WOWOW
(C)SUNRISE/PROJECT GEASS Character Design (C)2006 CLAMP・ST
(C)SUNRISE/PROJECT GEASS Character Design (C) 2006-2008 CLAMP・ST
(C)サンライズ・プロジェクトゼーガ
(C)創通・サンライズ
(C)ダイナミック企画
(C)東映
(C)BANDAIVISUAL・FlyingDog・GAINAX
(C)PRODUCTION REED 1981
(C)PRODUCTION REED 1983
(C)PRODUCTION REED 1985
(C)PRODUCTION REED 1986
(C)BONES/STAR DRIVER THE MOVIE 製作委員会
(C)BONES/STAR DRIVER製作委員会・MBS
(C)1998 賀東招二・四季童子/KADOKAWA 富士見書房・刊
(C)2001永井豪/ダイナミック企画・光子力研究所
(C)2003 GAINAX/TOP2委員会
(C)2004 河森正治・サテライト/Project AQUARION
(C)2005 BONES/Project EUREKA
(C)サンライズ・バンダイビジュアル
(C)SUNRISE/PROJECT G-AKITO Character Design (C)2006-2011 CLAMP・ST
(C) 臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK
TM&(C)TOHO CO., LTD. (C)カラー
(C)SEGA
(C)創通・フィールズ/MJP製作委員会
(C)BNEI/PROJECT iM@S
データ