2017年3月28日(火)
バンダイナムコエンターテインメントが配信中のiOS/Android用アプリ『スーパーロボット大戦X-Ω(クロスオメガ)』。本記事では、本作のプロデューサーを務めるオオチ ヒロアキ氏の、最新情報に関するインタビューをお届けします。
※攻略内容やガシャに関する情報などは、基本的に執筆時点のものです。最新のゲーム内容とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
第9回となる“オオチP情報局”では、期間限定参戦が発表されたばかりの『劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-』と、スパクロ第2期参戦作品の『無限のリヴァイアス』が登場するイベントに関する詳細情報を初公開!
また現在開催中の『サクラ大戦』イベントで登場する“さくらコスチューム”版シャッテの画像や、実装間近の新要素“征覇(VS)”に関する続報もお届けします。もちろんそのほかにも最新情報をたくさん聞いてきたので、ぜひ本記事でご確認ください!
バンダイナムコエンターテインメント
スーパーロボット大戦X-Ω プロデューサー
オオチ ヒロアキ
本作開発の指揮を執るプロデューサー。お気に入りのユニットはゼーガペイン・アルティールとダンバイン。
――『サクラ大戦』の期間限定参戦で大きな盛り上がりを見せましたが、反響はいかがだったでしょうか?
ユーザーさんに大変好評をいただき、非常に嬉しく思っています。20年以上の歴史を持つ『サクラ大戦』シリーズの人気の強さをあらためて知ることができました。
▲スパクロのヒロインであるシャッテやホノカまで落としてしまう大神さん。 |
▲お約束の勝利のポーズに焦るドモン(笑)。 |
――“Springチケット”を集めれば欲しいユニットを確実に入手できるという仕組みも好評でした。
期間限定参戦としては過去最大の参戦ユニット数だったので、ユニットを取り易くしようというコンセプトが当初からありました。この施策によって「スパクロはいいぞ!」と思ってくれるユーザーさんが増えてくれるとうれしいですね。
また『サクラ大戦』には今回フォローできなかったキャラクターもたくさんいるので、スグにとはいきませんが今後の展開も考えていきたいと思っています。
▲体が勝手にお風呂へ向かう展開も、もちろんありました! |
▲まさかの薔薇組につきまとわれるキャラクター達。 |
――オリジナルキャラクターが他作品の衣装を着るのは『スパロボ』シリーズ初ということですが、この企画が実現するまでの経緯を教えてください。
『サクラ大戦』シリーズプロデューサーであるセガの寺田貴治プロデューサーが、期間限定参戦が決まったときに「もっとおもしろいことを考えましょう!」と言ってくださったので、いろいろなアイデアを持っていったんですよ。
その中に「オリジナルPV作っていいですか?」、「檄!帝国華撃団を流していいですか?」などがあったのですが、ダメ元で「光武の新機体とかどうですか?」と提案したら、それも「いいんじゃないですか」と。
詳しく聞けば“光武”というロボットの設定的に別機体が存在しても問題ないということで、今回の“光武X”と“光武Ω”が誕生したんです。
それで関係者一同感激してしまい、さらに色々と検討を重ねた結果、最終的に「オリジナルキャラはコスプレさせて光武に乗せちゃいましょう」、「せっかくだし光武の新機体も登場させましょう」となりました(笑)。
ちなみに、ホノカは“さくら”ではなく“すみれ”のコスプレをするという案もあったのですが、2人とも『スパクロ』のヒロインですし、ユーザーさんそれぞれに持たれているイメージがある中で運営が色を付けるのもどうだろう?と思ったので、どちらもさくらのコスチュームを着ています。
――イベントの内容について、可能な範囲でお答えください。
イベント形式としては、月初に行われる強敵イベントで、ボスを倒して報酬をもらうタイプのものです。今回の報酬は“ドラグナー1型カスタム☆”のほか、あるユニットの大器型の◇ユニットも用意しています。さらに、“黒のリヴァイアス”と“ナデシコC”というSSRの戦艦2隻も報酬となっています。
――SSRの戦艦ユニットの登場は『スパクロ』初となりますね。
そうなりますね。ただし戦艦はそのまま入手できるのではなく、ほかの戦艦と同様に“レシピ”を入手する形になります。各種マテリアルを使って作成する必要がありますので、事前に集めておいてください。前述のように“レシピ”を入手するとお伝えしておりましたが、取得方法に変更があり、戦艦は強敵チップ交換所で直接付与する形になりました。そのためレシピを必要としないので、マテリアルを集めておく必要はありません。
“ナデシコC”のほうはホシノ・ルリ艦長のボイスつきです。ぜひ出撃時の“艦長カットイン”をONにしてお楽しみください。
――3月10日の“生スパロボチャンネル”で発表された新要素である“征覇(VS)”について、可能な範囲で教えてください。
通常の“征覇”をステージ70までクリアしたユーザーさんが増えてきたので、新たな遊びを追加したいと考えていました。通常の“征覇”はリアルタイムバトルである程度の操作技術や反射神経が必要なので、アクションゲームが得意なユーザーさん向けのものでした。
新しい“征覇(VS)”は詰め将棋のような遊びなので、じっくり考えながら攻略できる分、より多くのユーザーさんに遊んで頂けると考えています。コンシューマー版でいう“詰めスパロボ”のような遊びですね。
――ステージボリュームや豪華報酬の内容が決まっているようでしたら、教えていただけますでしょうか?
最初は全30ステージの予定で、報酬はまだ選定中です。
――“征覇(VS)”が実装されるのはいつ頃の予定でしょうか?
次の“征覇”のAP0キャンペーンに間に合うようにしたいと考えています。公開後も難易度や報酬の調整は行っていく予定です。
▲報酬やVSバトルモードとの違いが気になる“征覇(VS)”。※画像は開発中のものです。 |
――“ファイター”の通常攻撃が範囲攻撃になるということですが、具体的にはどのような形になるのでしょうか?
ノーマルモードの“ファイター”の攻撃範囲を前方半円状に拡大します。うまく敵が密集していれば、複数の敵を同時に攻撃できるのではないでしょうか。“降臨イベント”などの難しいクエストなどで活躍する可能性が出てくると思います。
▲VSバトルモード性能を調整されたファイターSSRダイターン3。ノーマルモード調整で、さらに活躍してくれそうだ。 |
――“撃退イベント”という新イベントも発表されましたが、どのようなイベントになる予定でしょうか?
こちらは鋭意調整中ですので、詳しくは次回以降の情報をお待ちください。
――3月9日~3月14日のイベント“運命を動かす絆”では、特効ユニット必須級の超高難度クエスト“煉獄級”が話題になりましたが、今後もこういったクエストを行う予定はありますでしょうか?
クエスト自体は行っていく予定です。なお今回いただいた難易度に関するご意見は、今後の運営の参考にしたいと思っています。
――3月10日の“生スパロボチャンネル”では“大器なしの征覇47~50クリア”という難題にチャレンジし、残念ながら最大の壁である47を突破できませんでした。今回の主な敗因はどこにあったのでしょうか? また、再挑戦する予定はありますでしょうか?
攻略に失敗して本当に申し訳ありませんでした!! 敗因は自分のアクションゲームスキルを過信していたことです。本当に申し訳ありませんでした! 時間制限有りの中でやる“征覇”ステージ47は正直トラウマです……。機会があれば、いつかはリベンジしたいと……思います……。
――そのほか、『スパクロ』ユーザーにお知らせしておきたいことはありますか?
4月以降も“生スパロボチャンネル”をやっていきたいと思っていますので、配信の際はぜひ応援してください!
※2月27日の“第8回オオチP情報局”のアンケートで募集した質問のなかから抜粋してお答えしています。
――ガシャで排出されるユニットの割合は明記されないのでしょうか?
直近のバージョンアップで、Ωクリスタルを消費するガシャでは提供割合の公開をしようと考えております。もうしばらくお待ちください。
――ソリス4人組のなかでは絶対にアヤメさんが好きですよね?
いいえ、オリーヴです(笑)。
――『ボーダーブレイク』や『アイドルマスター』などの期間限定参戦は、どのような経緯で実現したのでしょうか? もう少し詳しくお聞かせいただきたいです。
各種作品の盛り上がりが予定されている期間や、アニメなどの展開があることがわかっているタイミングに、こちらから「スパクロでご一緒しませんか?」というお話をさせてもらっています。そのときに興味を持っていただいた方々と一緒にお仕事をすることで、ひとつひとつ実現しています。
“オオチP情報局”では、『スパクロ』ユーザーの生の声を募集しております。いただいたアンケート内容は開発プロデューサーのオオチPにお届けします!
●前回のアンケート結果
Q1:『スパクロ』をプレイする際は音を出していますか?
回答 | 割合 |
いつも音を出している | 33% |
いつも音を出していない | 10% |
ときどき音を出すことがある | 57% |
(C)GAINAX・中島かずき/劇場版グレンラガン製作委員会
(C)賀東招二・四季童子/ミスリル
(C)カラー
(C)サンライズ
(C)SUNRISE・BV・WOWOW
(C)SUNRISE/PROJECT GEASS Character Design (C)2006 CLAMP・ST
(C)SUNRISE/PROJECT GEASS Character Design (C) 2006-2008 CLAMP・ST
(C)サンライズ・プロジェクトゼーガ
(C)創通・サンライズ
(C)ダイナミック企画
(C)東映
(C)BANDAIVISUAL・FlyingDog・GAINAX
(C)PRODUCTION REED 1981
(C)PRODUCTION REED 1983
(C)PRODUCTION REED 1985
(C)PRODUCTION REED 1986
(C)BONES/STAR DRIVER THE MOVIE 製作委員会
(C)BONES/STAR DRIVER製作委員会・MBS
(C)1998 賀東招二・四季童子/KADOKAWA 富士見書房・刊
(C)2001永井豪/ダイナミック企画・光子力研究所
(C)2003 GAINAX/TOP2委員会
(C)2004 河森正治・サテライト/Project AQUARION
(C)2005 BONES/Project EUREKA
(C)サンライズ・バンダイビジュアル
(C)SUNRISE/PROJECT G-AKITO Character Design (C)2006-2011 CLAMP・ST
(C) 臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK
TM&(C)TOHO CO., LTD. (C)カラー
(C)SEGA
(C)創通・フィールズ/MJP製作委員会
(C)BNEI/PROJECT iM@S
データ