『お姉チャンバラ Revolution』ファーストインプレッション

第2回“咲”編 拳が出ちゃう。だって女の子だもん……?

 ここでは、本作で操作可能な4人のキャラクターのプレイ感をソフト発売に先駆けて掲載! 本作に興味のある人は、ぜひこちらもチェックしてみてほしい。
 第2回は、キャラクター人気No.1(だと思う)“咲(さき)”!

■今回は「幼女」(ステージタイトルに書いてありました)を使用

  さて、そんな感じで“咲”のプレイ感ですが、刀使用時は“彩”に近い印象でした。ただ攻撃速度は、“彩”よりも心持ち速いと思います。個人的には連続攻撃もつなぎやすく、「COOLコンビネーション」がよく出るような気がします。連続攻撃については、「プラクティスモード」の「タイミングバー」で確認してみましたが、“彩”に比べて特別「COOLコンビネーション」が出やすいということもないようなので、村田(仮)に合っているだけかも知れません。一見同じような武器に思えても性能に差があるので、一通りプレイしてみるといいでしょう。

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“咲”の衣装は使われている色の数が少ないので、返り血が判別しやすいです! どうでもいいこと聞こえるかも知れませんが、本シリーズに興味のある人にとっては重要な要素だと思ったので、書いておきました。

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“咲”で始めた場合のステージ1は、地下鉄内部。各キャラクターごとに異なるストーリーが展開していくので、当然舞台も変わってくるわけです。

■女の子はこんな攻撃しちゃダメ!

 さてさて、本作には各キャラクターごとにそれぞれ2種類の攻撃スタイルがあるということで、“咲”の「撲殺攻撃(素手)」も試してみました。その感想ですが、なんというか……「重い」? “彩”の剣術を「舞うように斬る」と表現するなら、“咲”の「撲殺攻撃」は「腕力にまかせて叩きつぶす」といったところでしょうか。
  “咲”の「撲殺攻撃」は、大きく打撃と投げに分けられます。まず打撃についてですが、「一撃必殺」とか「一撃で意識が刈り取られる」なんて言葉が浮かぶくらい「痛そう」です。あくまで見た目の話なので、刀に比べてムチャクチャダメージが大きいということはないのですが、グラフィックもゲームの大きな一要素。敵を一撃で叩きつぶせそうな攻撃は、使っていて楽しいです。
  というか誰だ、「打撃系など花拳繍腿(かけんしゅうたい:見た目は派手だが威力のない技のこと)」なんて言ったのは! こんなの食らったら死ぬわっ!!

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“咲”の「撲殺攻撃」。ムービーでもある程度は分かるのですが、実際に使ってみると一味も二味も違っているので、ぜひ自分の手で体験してみてほしいところです。

■武器なんて飾りです。偉い人には(以下略)

 打撃攻撃ばかりほめておいてなんですが、村田(仮)的には“咲”の真価は投げ技にあると思います。“咲”の投げ技には巻き込み判定があり、周囲にいる敵にもダメージを与えることができるのです。“咲”のステージには、小さくてすばしっこいゾンビがよく登場するのですが、こいつらをまとめて倒すことも可能なわけです。
  さらに投げ技は、敵をつかんでから投げるのですが、投げる際に「ヌンチャク」のコントロールスティックを倒した方向で、首をつかんで投げたり、ぶん回してから投げたりと、出せる技が変わります。見ていて楽しいというだけでなく、囲まれている時にはぶん回して周囲のゾンビを巻き込むなど、状況に合わせて使い分けられるようになると面白いように敵を倒していけるでしょう。

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多彩な投げ技が魅力の“咲”。相手となるゾンビによっては吹っ飛ばしたり、敵のコアをえぐり出したりといった攻撃に変化します。

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村田(仮)イチオシの攻撃。武器を持ったゾンビの腕を引きちぎってしまいます。当然、武器による攻撃ができなくなるので、銃などを持ったゾンビにはかなり有効です。

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各キャラクターには、体力を消費させて発動する「必殺技(画像左)」と、ゾンビを攻撃するとたまっていく「エクスタシーゲージ」を消費して発動する「エクスタシーコンビネーション(画像右)」がそれぞれ用意されています。“咲”は衝撃波的なものを飛ばすのですが……これ反則じゃない?

■言葉通りに「ちぎっては投げ」

 腕を引きちぎった後、首をつかんで壁に叩きつけたりと、姉である“彩”にまったく似ず、豪快な攻撃が多い“咲”。攻撃の性質から、全体的に見ていて楽しい技が多いです。多少好みの分かれるところかもしれませんが、ちぎったり潰したりが好きな人(?)はぜひ一度使ってみてはいかがでしょうか。(村田(仮))

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