『メタファー：リファンタジオ』生放送まとめ：発売日が10/11に決定。物語やバトルシステム、アーキタイプ（ジョブ）、鎧戦車による旅など、ゲームの魅力を実機映像を交えて解説。本日より順次予約を開始

文：電撃オンライン

公開日時：2024年04月23日(火) 10:13

最終更新：2024年04月23日(火) 12:00

　アトラスは、PS5/PS4/Xbox Series X|S/PC（Windows、Steam）用新作RPG『メタファー：リファンタジオ』の最新情報を届ける特別番組“ATLUS Exclusive『メタファー：リファンタジオ』24.04.23”を、4月23日7:00より配信しました。

　ここでは、生放送で発表されたゲームの最新情報をまとめていきます。

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“ATLUS Exclusive『メタファー：リファンタジオ』24.04.23”新情報まとめ

　配信ではディレクターの橋野桂氏が、実際のゲームのプレイ映像を交え、『メタファー：リファンタジオ』の魅力を解説していきました。本作は第一線で活躍しているスタッフを集結して制作している完全RPGで、現代劇とな異なるファンタジーに挑戦したタイトルとなっています。ファンタジーだからこそ描けた要素などもあり、これまでのアトラスの作品とはまた異なる遊びが楽しめます。

ストーリー

　『メタファー：リファンタジオ』では、「絆を紡ぎ、王に選ばれる」新たな王道ストーリーが描かれています。「どんな身分の者でも、民衆の人気さえ集めれば、次の王になれる」という、歴史上前例のない“選挙魔法”が発動され、前代未聞の王位争奪戦が勃発。主人公もこの選挙戦に巻き込まれていくことになります。

オープニング

　プレイヤーがはじめにすることは、名前の入力と「幻想は現実世界に力を及ぼさない、ただの絵空事か？」という問いに回答すること。この結果が何に影響するのかが気になります。なお、タイトルロゴは“街の大通り”がモチーフとなっており、多種多様な種族が行きかう世界をめぐる旅を楽しんでほしいという願いが込められています。

フィールド探索

　今までのアトラスのRPGと異なる点は、プレイにアクション性が加わっていること。攻撃や回避、ダッシュ、サーチといった、触っていてとにかく楽しい要素が盛り込まれています。プレイ直後の主人公はまだ弱くて、敵との戦闘に耐えられないとのこと。どの敵と戦うかの選択、もしくは逃げるのかが重要になりそうです。なお、今作のバトルは意図的に難易度を高く設定していると明言しており、これは緊張感と達成感を味わってほしいから。とはいえ、難易度のカスタムや遊びやすい便利な機能も搭載されているようです。

　ちなみに、本作ではBGMが主人公の脳内で流れている設定で、相棒の妖精が音楽の魔法をかけてくれます。音楽は『ペルソナ』シリーズでもおなじみの目黒将司氏が担当していますが、これまでのポップな曲調とは異なる本作ならではの新しい曲作りに挑戦してもらったとのこと。

旅の日常

　背景アートはゲストである幸田和磨氏が担当しており、迫力のある建造物が中世絵画風のシェーダーによって独特の臨場感で描かれています。また、主人公たちの足となる大型装甲車のデザイン原案は、『新世紀エヴァンゲリオン』などで活躍する山下いくと氏が担当しています。

　街の中では、魔法の力を使った“太刀乗り”で移動することに。これはスノーボードのような移動手段で、広い街を早いスピードで移動できます。大通りや路地、処刑場など、場所によって雰囲気はガラっと変わり、この世界ではびこる貧富の差をそこかしこで感じることができます。街には助けを求めている人がたくさんいて、彼らとの交流が主人公の人気にも関わってくるようです。

ワールドマップ＆古城の街 マルティラ

　ワールドマップを開くと現在地の把握ができ、一度立ち寄った場所への瞬時の移動も可能となっています。ちなみに、この世界は街と街の間は荒野と呼ばれる危険地帯で、気軽に遠出できる世界ではないようです。また、配信では新たな街についても紹介されています。マルティラの街は王都とは異なる牧歌的な街で、現代劇では体験できなかった旅情が感じられるとのこと。

街のさまざまな施設

　街には寡兵舎や武器屋、酒場、宿屋など、多くの施設が存在します。寡兵舎では怪物討伐の依頼、武器屋では装備品の購入、酒場では情報屋からダンジョンやバトルのヒントを得ることなどができます。

鎧戦車

　鎧戦車は荒野を安全に移動するための乗り物で、移動式のアジトのようなもの。中には作戦室や調理室、談話室などが用意されています。次の行先に一瞬で到達するゲームも多いですが、本作ではその移動中も描かれていて、仲間たちとの冒険を楽しめます。なお、本作には日付の概念が用意されており、各滞在地での活動期間が決まっているとのこと。その制限の中で何をするかは、プレイヤーが自由に選べるようです。訪れた先では滞在期日中にメインクエストを攻略するのが本筋ですが、サブクエストの攻略も重要な要素となっています。ただ、かなりの強敵がいたりと、難易度が高めのものも。そのぶん、レアな装備が手に入ることもあるとのことです。

　なお、鎧戦車の甲板に上がることもでき、広大な世界を冒険する楽しさが味わえるでしょう。

アーキタイプ

　本作に登場するジョブはアーキタイプと呼ばれています。オールラウンドな戦いができるシーカーや攻撃魔法で弱点を突けるマジシャン、強奪が得意なシーフなど、多彩なアーキタイプが存在。自分自身の身体をアーキタイプの姿に変身させることで、スキルが使えるようになるのが大きな特徴です。

ダンジョン＆バトル

　ダンジョンでは相棒の妖精の力を借りて周囲をサーチするところからはじまります。サーチすると周囲の敵の“格”を判別できるため、どの敵と戦ってよいかの判断材料を得られます。格下の敵は青、危険な敵は黄で表示されます。危険な敵との戦いでは、スクワッドボタンで仲間を呼ぶことでコマンドバトルを仕掛けることができます。この際、相手に気づかれる前にスクワッドを仕掛けることで先制攻撃がボーナスが入ります。敵を一気に殲滅できると、ノーダメージによる報酬ボーナスも入るため、その点でもスクワッドによる先制攻撃ボーナスは重要となりそうです。

　ダンジョンはメインダンジョンとサブダンジョンの2種類が存在。これまでのアトラス作品よりもかなりの数のダンジョンが用意されており、ギミックも豊富とのこと。さまざまな展開が楽しめるので、何度でも楽しめそうです。

フォロワーとの交流

　主人公は旅の中でさまざまな人たちと出ない、交流を深めることで支援者となってくれる“フォロワー”と交流することになります。主人公はフォロワーとなった人の中にある英雄像を感じて、新たなアーキタイプを覚醒できるように。交流がそのまま強さにつながるのも、本作の大きな特徴の1つでしょう。

鎧戦車の旅のひとコマ

　配信の最後では特別映像が公開。鎧戦車のなかには檜風呂が用意されており、入ることでイイコトがあるかも!?　主人公以外が入れるのかも気になるところです。

2024年10月11日に発売決定。6月からは世界各地で試遊できる場所も

　配信では、本作の発売日は10月11日であることが明かされました。通常版のほかに、アトラスブランド35thアニバーサリーエディションとアトラスブランド35thデジタル・アニバーサリーエディションが用意されています。本作はアトラスブランド35周年記念作品となっており、プレミアム・アートブックやスペシャル・サウンドトラックなど、豪華なアイテムが付属する特別なパッケージが発売されます。これらは本日より順次予約受付が開始となっています。

　また、6月からは世界各地で試遊できる場を提供するとのこと。詳細は後日明かされるようなので、続報に期待しましょう。

＜STAFF＞
ディレクター 橋野桂
代表作『真・女神転生III -NOCTURNE』『ペルソナ３』『ペルソナ４』『ペルソナ５』

キャラクターデザイナー 副島成記
代表作『ペルソナ３』『ペルソナ４』『ペルソナ５』

コンポーザー 目黒将司
代表作『真・女神転生III -NOCTURNE』『ペルソナ３』『ペルソナ４』『ペルソナ５』

コンセプトアーティスト 幸田和磨
代表作『NieR:Automata』

“鎧戦車”デザイン原案 山下いくと
代表作『新世紀エヴァンゲリオン』

製品名：メタファー：リファンタジオ
発売時期：2024年10月11日
CERO：C（15歳以上）
対応機種：Xbox Series X|S、Windows、PlayStation®5、PlayStation®4、Steam

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