“にじさんじ”所属の同期メンバーである天宮こころさん、エリー・コニファーさん、ラトナ・プティさんによるユニット“ぽさんけ”。彼女たちのデビュー5周年を記念し、2024年9月1日（日）には3Dライブ“ぽさんけ LIVE 5th AnnivErsaRy りーぷ＆とらじぇくとりぃ！”がYouTubeにて公開された。
ぽさんけは例年、デビュー月である8月に歌ってみた動画を投稿しているのだが（2021年を除く）今回は初の3D音楽ライブということもあり、視聴者からも期待の声が多く寄せられていた。
ぽさんけは例年、デビュー月である8月に歌ってみた動画を投稿しているのだが（2021年を除く）今回は初の3D音楽ライブということもあり、視聴者からも期待の声が多く寄せられていた。
知っているとさらに楽しめる“オマージュ要素”
ぽさんけ3Dライブではさまざまなステージでライブが繰り広げられているのだが、セトリの各所にオマージュ要素が詰まっており、知っているとさらにライブが楽しめる構成となっている。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/dengeki/17329/ac5f7df447f59f2dbc2194bd0bc9f6631.jpg?x=1280)
1曲目に披露された『ハレ晴レユカイ』は2006年に放送されたアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』のEDテーマであり、校内でダンスを踊るキャラクターたちの姿が印象的だ。本ライブでも振り付けを再現したり、ステージが教室になっていたりと当時アニメを観ていたファンが嬉しくなるような工夫が凝らされていた。
また、ライブの中盤では2022年に放送されたアニメ『リコリス・リコイル』のOP『ALIVE』を天宮さんとラトナ・プティさんが熱唱。
曲中で流れる映像の中には、OP映像を再現したものがちりばめられており、特に天宮さんが蹴りをいれるシーンでは「リコリコファンとして大歓喜です」「OPの蹴り再現ありがとう」と歓喜の声もあがっていた。
ラトナ・プティさんとエリーさんによる『まどろみの約束』でも作品のオマージュが確認できた。本楽曲は2012年に放送された『氷菓』のEDで、元になった動画と共に見比べるとステージや動きなどがかなり原作に寄せられている。
幻想的な雰囲気が漂う映像は『氷菓』を知らない方でも思わず魅入ってしまうが、作品を知っているとより楽しめそうだ。
“リアルさ”を追求した演出
3Dライブ自体は“にじさんじ”でも多くのライバーが実施しているが、ぽさんけ3Dライブでは一味違う演出が見られた。
本ライブで最後の楽曲『Wonder NeverLand』の際には3人がトロッコに乗って登場。客席に向かって手を振っていたりと、まるで私たちもライブ会場に来たかのような情景が広がっていた。
また今回のライブはストーリー仕立てになっており、夏休みの最終日、夏祭りに出かけた3人が突如異世界に飛ばされバラバラになってしまう……という出来事から始まっていく。
本ライブの投稿日でもある9月1日（日）に合わせた物語にも着目しながら3Dライブを味わっていただきたい。
最速感想放送で語られたライブの裏話やこだわり
ライブ終了後にはエリーさんのYouTubeチャンネルで“最速感想放送”が行われ、本ライブについての裏話や感想などが語られている。
配信では主にライブのセトリ構成を手掛けたエリーさんによる“こだわり”が次々と明かされていた。『涼宮ハルヒの憂鬱』『STEINS;GATE（シュタインズ・ゲート）』『ハウルの動く城』と“リープ”に関連する作品の楽曲を取り入れていることや、ぽさんけの初配信日である8月13日は『STEINS;GATE』と縁があることを話す彼女からは、ライブに対する熱量や力の入れようが十分に感じられる。
またライブでは曲と曲の間に数字が提示されるのだが、これは次の曲に関連した数字になっており非常に考察がはかどりそうだ。感想配信を観た後に再度ライブを見返してみる……という楽しみ方もできるのではないだろうか。
最高の同期🎐🌲🐻💎ありがとうっっっ
— エリー・コニファー🌲にじさんじ🎼❕️ (@Eli_Conifer) September 1, 2024
6年目もどうぞよろしくお願いいたします！！#ぽさんけ5thLIVE pic.twitter.com/FqUTEdhf90
ぽさんけ初の3Dライブは、他にもユニット初となるオリジナル曲『SyZyGy』が発表されたりと盛りだくさんの内容だった。
リアルさを感じさせる演出や、自分たちの個性を活かしたセトリは彼女たちの魅力をより一層引き出し、ファンの心に残るものとなったはずだ。
6年目を迎えたぽさんけ個人の活動だけでなく、ユニットとしても今後新たな動きがあることを期待していきたい。
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