『ツーポイントミュージアム』先行プレイレポート。ヘンテコ博物館経営シミュレーションの本作なら、幽霊も展示品になってくれる!?

公開日時：2024年12月04日(水) 00:00

　セガよりTwo Point Studios最新作『ツーポイントミュージアム』（PlayStation5、Xbox Series X|S、Steam）が、2025年3月5日（PlayStation5版は4月17日）に発売予定です。

　本作は化石や魚から、超常現象まで、個性豊かな展示品を収集して、自分だけの博物館を作って経営するシミュレーション。

　メディア向けに先行プレイの機会が設けられ、序盤に登場する3種類の博物館を経営することができました。今回は、プレイしてわかった博物館経営の楽しさをレポートしていきます。
　

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どんな博物館を作るかはアナタ次第【ツーポイントミュージアムレビュー】

　プレイヤーは、学芸員としてあるメメント・マイルの博物館経営を任されます。博物館には展示品がほぼなく、ゲスト（来場者）もいない寂しい状態……。

　学芸員として展示品を集め、館内を飾りつけ、たくさんのゲストを楽しませる博物館にするのが本作の目的です。

　メメント・マイルの博物館はチュートリアルになっており、学芸員としてできることを丁寧に説明してもらえます。

　画面右に目標が表示されるので、それに合わせて、博物館を経営していきましょう。

　博物館に展示する文化財は、専門家などを雇って探索チームを組み、各地に遠征させることで手に入ります。

　遠征させる場所によって、見つかる文化財が異なるので、コレクター心を刺激されるんですよね。

　最初は、歴史のロマンを感じる化石を収集することができます。恐竜の化石から、ちょっと不思議なものまで、いろいろな化石が見つかりますよ。

　ただし、過酷な任務ゆえに、探索チームが怪我をすることも……。専門家に専用のスキルを身につけさせたり、館内に怪我を治療する部屋を作ったり、学芸員としてサポート体制を整えることが重要になります。

　見つかった文化財を博物館に展示すると、住人たちが見に来てくれます。

　チケット売り場を準備して、スタッフを配置するだけで、どんどんゲストが訪れます。最初のゲストがチケットを購入してくれたときは、とっても嬉しかったです。

　個人的に博物館や美術館が好きで、定期的に出かけています。そのたびに、展示方法の素晴らしさにも感動してしまうんですよね。

　話題の展覧会を開いている有名博物館にも負けない、人気スポットにしていきたいです！

博物館を自分好みにレイアウトできる！【ツーポイントミュージアムレビュー】

　本作ではさまざまな装飾品で、文化財を装飾し、ゲストからの関心を高めることも重要になります。

　館内の床や壁紙も変更できるので、テーマに合わせて、とことん凝った展示エリアも作れそうです。

　専門家は文化財の収集だけでなく、展示品のケアもしてくれます。ほかにも館内をキレイに清掃してくれる管理人、寄付金を回収する警備員など、いろいろなスタッフが博物館経営を支えてくれますよ。

　ゲストには、さまざまなニーズがあります。館内に飲食スペースを用意したり、トイレを設置したり、快適に過ごせるように博物館を整えるのも大事なお仕事です。

　ただし、何事にもお金がかかります。序盤の資金は潤沢ですが、人を雇ったり、施設を作っているうちに、あっという間に底をつきます！

　ある程度博物館が整えばチケットやおみやげの売り上げ、ゲストからの寄付で収入がプラスになっていきますし、（学芸員としては胸が痛みますが）複数ある文化財を売るという最終手段もあるので、「何もできない！」なんて事態はなかったです。

　ただ収支のバランスよく、経営していくのも大事だなと学びました。

　プレイを進めると、博物館内でツアーを開催したり、イタズラをしようとするゲストを撃退したり、新たなお仕事も登場するようで……。どんどん、楽しみが増えていきます。

ポルターガイストも展示品に!?【ツーポイントミュージアムレビュー】

　学芸員として経験を積んでランクを上げると、パスウォーター・コーヴとウェイロン・ロッジでも、博物館を経営できるように！　

　各施設は独立しているため、イチから人を雇って、文化財を集め、まったく新しい博物館を作ることが可能です。

　海岸地域のパスウォーター・コーヴでは、海洋生物を展示する水族館を作ることができます。周辺の街並みも、とってもおしゃれなんですよ。

　ウェイロン・ロッジのテーマは、超常現象です！　おどろおどろしい内容ですが、絵本のようなコミカルでカワイイデザインなので、ホラーが苦手な人でも安心です。

　ここでは、なんとポルターガイストも展示することができます。

　無理やり捕まえるのではなく、悩めるオバケたちの気持ちを鎮め、ポルタ―ゲストルームで過ごしてもらうという平和的なもの。お部屋も、彼らの好みに合わせて整える必要があります。

　学芸員としてはオバケ好きのゲストをたくさん呼べる、ポルターガイストはのんびりできるwin-winの関係です（たぶん）。
　

　好奇心が刺激される個性的な文化財を集め、ヘンテコな博物館を経営できる本作。今回は1日限定のプレイでしたが、すごく楽しくて、発売後は時間を忘れてプレイしてしまうだろうなと確信しています。

　現在好評予約受付中で、特典として“ソニックアイテムとスキン”がもらえます。

　また限定マップ、限定ポップアップチャレンジミュージアム、プレステージパッケージ、探検家アイテムとスキン、5000勲章ポイントなどがついた『エクスプローラーエディション』も発売！　デジタル版は早期アクセス（Xbox Series X|S/Steam：5日間、PlayStation5：3日間）が可能なので、いち早く遊びたいという方はぜひチェックしてみてください。

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