竜騎士07氏がシナリオを手掛ける『サイレントヒルf』最新トレーラーが公開。“美しいがゆえにおぞましい”和のテイストを前面に押し出した作品に【SILENT HILL Transmission生配信まとめ】

文：電撃オンライン

公開日時：2025年03月14日(金) 07:22

最終更新：2025年03月14日(金) 08:51

　2025年3月14日7時00分より配信された“SILENT HILL Transmission”で、サイコロジカルホラー『SILENT HILL f（サイレントヒルf）』の最新情報が発表されました。

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『サイレントヒルf』最新トレーラーが公開され、各プラットフォームでウィッシュリストがオープン

　竜騎士07氏がシナリオを担当し、1960年台の日本が舞台となる『サイレントヒルf』。

　まずは最新トレーラーが公開され、その中で各プラットフォームでウィッシュリストがオープンしたことが発表されています。

“美しいがゆえにおぞましい”和のテイストを前面に押し出した作品に【サイレントヒルf】

　そして続いて、あらすじや作品のコンセプトなどが語られました。

　“美しいがゆえにおぞましい”、『サイレントヒル』シリーズとしてのサイコロジカルホラーな部分は残しつつも、従来の作品から一転し、日本を舞台にすることで和のテイストを前面に押し出した挑戦的な作品となっている。

　美しいと、おぞましいが共存するさまを、ぜひ体験してほしいと語られました。

　そして、ここで『サイレントヒル』シリーズの大ファンであり、シナリオを担当した竜騎士07氏も登場。シナリオ作成の際の思いや注意点したなどを熱く語ってくれました。

　ちなみに、竜騎士07氏を紹介する際に、最初のエンディングを迎えた時点では多くの謎が残されると、竜騎士07氏のシナリオらしく、謎解き要素や考察しがいのありそうなストーリーになりそうなコメントも残されています。

舞台となる戎ヶ丘は岐阜県下呂市金山町をモデルに作られた【サイレントヒルf】

　シナリオに続いては、『サイレントヒルf』で舞台となる戎ヶ丘の作成について語られました。

　モデルとなったのは岐阜県下呂市金山町で、そこで実際に写真を撮影したり、生活音を収録したりして、現地のリアル感を落とし込み、それを1960年代にコンバートしていったとのこと。

　さらにここで、コンセプトビジュアルの紹介があり、『サイレントヒルf』のデザインを担当されたkera氏のコメントも公開されています。

世界中のファンに楽しんでもらえるジャスト・ホラーに注力したサウンド【サイレントヒルf】

　デザインの紹介に続いてはサウンドについて語られることに。ここでコンポーザーの山岡晃氏が登場し、今回のサウンド制作にあたる思いが明かされました。

　山岡氏は表世界の音楽を担当。日本が舞台になってはいるが、和により過ぎず世界中のファンに楽しんでもらえるジャスト・ホラーをというところに注力した、とのことです。

　そして、裏世界の闇の社殿の音楽を担当された稲毛謙介氏からはコメントが寄せられています。また、サウンドチームには稲毛謙介氏のほか、竜騎士07氏の作品でもおなじみのdai氏やxaki氏も参加されているとのことです。

なぜ日本が舞台となったのか？【サイレントヒルf】

　最後は『サイレントヒルf』が“なぜ日本が舞台となったのか？”という疑問について語ってくれました。

　岡本基氏から、もともと和風ホラーと西洋ホラーのエッセンスが融合して生み出されてきた『サイレントヒル』シリーズ。だが、じょじょに和風テイストが失われていったと感じていた。

　西洋色が強くなりすぎてしまっていたので、大胆に和風ホラー100％にした作品を作ってみたいという気持ちが生まれてきた、と語られました。

　また、『サイレントヒルf』は完全な外伝となっており、今までのシリーズを遊んでいない方でも楽しめるということも明らかに。もちろん、シリーズファンがニヤリとできるような要素も組み込まれているとのことです。

　そして竜騎士07氏や山岡晃氏からも、『サイレントヒルf』こだわりや注目のポイントが語られていますので、ぜひ配信で確認してみてください。

　今後のSILENT HILL Transmissionで続報が公開されていくとのことですので、楽しみに待ちましょう！