『ROAD59 ‐新時代任侠特区‐ 摩天楼モノクロ抗争』発売日が9/25に決定。OP映像や津田健次郎らが演じる新キャラ情報が公開

文：電撃オンライン

公開日時：2025年04月25日(金) 12:00

　ブシロードは、Nintendo Switch/Steam用ビジュアルノベルゲーム『ROAD59 ‐新時代任侠特区‐ 摩天楼モノクロ抗争』の発売日を、9月25日に決定しました。あわせてオープニング映像や新たなキャラクターなどの新情報が公開されました。

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『ROAD59 摩天楼モノクロ抗争』発売日が9月25日に決定。ゲームOPには初解禁スチルも

　『ROAD59』は、近未来の東京湾に浮かぶ眠らない街“天海区”を舞台に、血の盃で受け継がれる“ジンギ”と呼ばれる特殊能力で戦う極道者たちの人間ドラマを描いた作品です。

　ゲームの発売日が9月25日に決定し、オープニング映像も公開。映像には初解禁となるゲームスチルイラストが多数仕様されています。

　また、本作の裏切りと欲望の摩天楼で巻き起こる人間ドラマストーリーをイメージして作られた、生楽器演奏のジャズによるテーマ曲『INSANITYGRAY』も必聴です。

『ROAD59 摩天楼モノクロ抗争』津田健次郎らが演じる新キャラクター情報が公開

　ゲームに登場する新キャラクター6人の、プロフィールと声優情報が公開されました。

　ROAD59ならではの一癖も二癖もあるキャラクターがゲーム内でどんな活躍をするのか、お楽しみに。

帆阪仁（声優：北村諒）

　狛浪組の闇医者。ジンギの力を使い戦闘で傷ついた組員を優しく手当する。

　主人公・氷室ショウの姉、静と兄貴分の一臣とは幼馴染。静と一臣とともに「狛浪組を3人でずっと守っていこう」と誓ったにも関わらず、カタギとして生きたいと考えている主人公のショウに組長を背負わせていることに負い目を感じている。

　抗争の激化により厳しい状況に陥る狛浪組の行く末を巡ってショウと静の間に溝が生まれないかを案じている。

門崎彗（声優：石川由依）

　経済特区として本土とは異なる条例を持つ、天海区独自の警察組織“天海区特別警察”内にある刑事局ジンギ犯罪対策課に所属する刑事。

　尊敬する上司・芹沢鏡時を妻子共々殺された事件の仇を討つため、元ジンギの新見正宗を利用し、サイボーグ化手術を条件に刑務所から出所させる。

　芹沢の死後は他人に心を開かなくなり、新見のことも犯人逮捕のための道具としか見ておらず、決して対等な仲間とは考えていない。

　ジンギへの復讐の念と芹沢が示した正義の志を忘れぬよう、彼の形見のコートを常に身に纏っている。

新見正宗（声優：津田健次郎）

　復讐に燃える元極道の警察サイボーグ。

　黒条組前組長暗殺の濡れ衣を着せられ監獄に収容されていた時に門崎と取引を交わし、警察に協力することを条件に自身を裏切った者達への復讐のためにサイボーグ化手術を受ける。

　しかし、門崎からは対等な仲間ではなく、ただの道具として扱われており、歯向かうと電撃を浴びせられる毎日を送っている。

　「舐められたら殺す」「売られた喧嘩は全力で買う」「仁義は通す」――任侠道を、ある意味で誰よりも真っ直ぐに貫く男。

一色綾世（声優：佐々木李子）

　生真面目な天海区特別警察刑事局ジンギ犯罪対策課の刑事。父や兄達が特別警察上層部の要職についており、エリート育ちでジンギを嫌う。

　自分を特別扱いしなかった同じ刑事局の女性刑事門崎彗に惚れ込み崇拝するようになり、「有力者の娘」という特権を使って門崎が追う事件捜査のための便宜を図る。

浮舟凌太郎（声優：谷江玲音）

　新見にサイボーグ化手術を行った天海区特別警察所属の技術者。

　新見を道具と考える門崎たちとは異なり、ひとりの人間として接しているため、周囲からは変わり者扱いされている。

　その一方で、隙あらば新機能を追加しようと改造を試みるため、新見からは「マッド野郎」と呼ばれている。

　芹沢の仇を討つために無茶を厭わない門崎のことを密かに心配している。

芹沢鏡時（声優：小林親弘）

　門崎が尊敬していた上司。優しさと強い正義感を持ち、警察官として周囲の手本となる刑事だった。しかし、娘の誕生日にジンギ組織の手にかかり、妻子共々殺害される。

　事件当日、署内のデスクに置かれていた芹沢のコートは、今もなお門崎が形見として大切にしている。

『ROAD59 摩天楼モノクロ抗争』予約受付が開始！限定版特典には設定資料集や舞台版キャラソン収録CDなどを封入

　本作の予約受付が本日4月25日より開始します。通常版の価格は3,960円（税込）、限定版の価格は16,500円（税込）です。

　特典付きNintendo Switch限定版パッケージには、ゲームキャラクターイラスト設定資料集や舞台版キャラクターソング5曲を収録したCDも封入されます。

　キャラクターソングは本特典が初のCD化＆初のフルバージョンの公開です。限定版はなくなり次第終了となるので、特典が気になる方は予約をしておきましょう。

　商品情報の詳細は公式サイトをご確認ください。

『ROAD59 摩天楼モノクロ抗争』ストーリーキーワード＆スチルシーンを含むゲーム内スクリーンショットを公開

ROAD59とは

　近未来の東京湾に浮かぶ眠らない街“天海区”を舞台に、血の盃で受け継がれる“ジンギ”と呼ばれる特殊能力で戦う極道者達の人間ドラマを描くROAD59。

　「裏切り」「欲望」「抗争」といったダークな世界を舞台に、不本意ながら跡取りとして狛浪組の組長の役を背負わされてしまった悩める若き組長・氷室ショウが、大切な家族を守るために天海区を奔走する。

　「血の盃」「ジンギ」などの伝奇設定と、任侠物ならではの組織同士の抗争物語に注目です。

あらすじ

　東京湾に浮かぶ摩天楼・天海区。

　そこでは、「ジンギ」と呼ばれる人ならざる力を持つ者たちが、互いの生き残りを懸けて血で血を洗う抗争を繰り広げていた。

　狛浪組の跡取りとして生まれながらも、『平凡で穏やかな生活』を願う氷室ショウは、新たな組長として家の運命を背負うこととなる。

　極道の道を歩む覚悟が決まらないショウをよそに、手にした者の願いを叶えるという「オロチの力」を巡って天海区の抗争は激化。

　さらに、最大勢力である黒条組が、狛浪組を取り込もうと暗躍しはじめる。

　家族を守るため、裏切りと欲望が渦巻くこの街で、“選べない選択”を重ねていくショウ。

　果たしてその先に待つものは、救済か、それとも破滅か......

登場キャラクター

・狛浪組

　関西にルーツを持ち、伝統と格式を重んじる組織。代々、氷室家が組長を務め、その結束力は家族のように強い。

　荒事を好まず、縄張り内の安定を優先する気風が特徴だが、古いやり方に固執してきたことで時代の変化に適応できず、近年は黒条組にシマを奪われ、徐々に弱体化しつつある。

　悩み多き若き組長代行と、それを支える組員たち――生き残りをかけた瀬戸際に立たされ、組の存続が問われている。

・黒条組

　豊富な資金と人員を背景に、近年急速に勢力を拡大した天海区最大の組織。背後には、天海区内の都市開発を中心に巨大なシェアを誇る皇財閥の存在がある。

　組長の皇賢誠は、跡目争いを勝ち抜き、その座を手にした男。彼は『未来視』のジンギを持つとも噂されている。

　まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで勢力を伸ばす黒条組だが、その急速な肥大化の裏では冷酷なトップによる独裁への不満が渦巻き、前組長派を中心に内部抗争の火種を燻らせている。

・春雲組

　時代のしがらみにとらわれない、自由な気風を持つ組。一見まとまりがないように見えるが、いざ問題が起これば、それぞれの得意分野を活かし、迅速に動く実力派の集団である。

　現在、組長である結津万清信の消息が途絶え、何らかの異変が起きている可能性が高い。

　もし代替わりとなれば、跡目争いによる内紛や、他組織からの妨害が起こることも考えられるが、春雲組は少数ながらも結束が強く、内部でお家騒動が勃発する可能性は低いと見られている。

・PHOENIX

　世界規模で展開する海外マフィアの連合組織。規模だけで見れば最大勢力を誇るが、ボスや幹部の情報は徹底的に秘匿されており、その全容は未だ謎に包まれている。

　合理主義のリーダーたちは、海を越えて繋がる「ビジネス」の要衝として天海区に目をつけ、近年本格的に進出を開始。

　その影響力は着実に広がりつつあり、既存のジンギ組織にとって新たな脅威となっている。

世界観キーワード

・「ジンギ」と呼ばれる任侠者たち

　天海区の任侠者は新たな仲間との絆を結ぶ際に“血の盃の儀式を行う”。子は親から、弟は兄から「血」を分け与えられることで晴れて組の一員と認められ、「神祇（ジンギ）」と呼ばれる通常の人間では持ち得ない力を手にする事となる。

　血の盃を交わすこと、それは人の道を外れることであり、一度「ジンギ」となった後は、カタギの状態の体に戻ることはできず、ジンギとなった者は二度とカタギの世界には戻れない。

　しかし、彼らにはそうまでしても、力を求める覚悟と理由がある。

・舞台となるのは欲望で輝く眠らない街

　東京湾を貫く｢国道59号線｣の先にある欲望で輝く眠らない街、東京都天海区。

　元は東京湾に浮かぶごみの埋立地だった巨大人工島を開発して作られた経済特区であり、一部本土とは異なる特別条例の下、カジノリゾートなどの観光開発が進む。

　国内外から莫大な資本が投入されて急速に発展していく新市街区では、洗練された高級住宅街やオフィスの高層ビルが立ち並ぶ一方、旧市街区では治安が悪化し犯罪の温床になるなど格差が問題になっている。

・どんな願いもかなえる力を巡る裏社会の抗争

　天海区の地下に埋まっている『ヤマタノオロチの首』に『鍵となる娘』の血を捧げるとどんな願いでも叶う。しかし、それと同時に大きな禍も引き起こす……。

　存在そのものが、天海区の勢力図をひっくり返す可能性を秘めており抗争激化の火種となっている。

・訳アリ客と情報が集まるバー「ROAD59」

　天海区の繁華街にひっそりと佇むバー「ROAD59」。物語の後半では、狛浪組を救うためバーテンダーとして働きながら、キャラクターたちと交流し情報を収集も行う。酒の席でこぼれ落ちた本音を見逃すな……!

　プレイヤーはバーテンダーとして「飲み物を勧める」「様子を見る」「話す」のコマンドで接客することになるが、上手く接客できないと、情報を得られず相手が帰ってしまうので要注意！

　客として店を訪れる全22キャラとの会話を楽しもう。