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全集版『AKIRA』最新刊4巻。大友克洋が悩みぬいて構成した“ネオ東京崩壊”のオリジナル版がよみがえる(ネタバレあり)

文:電撃オンライン

公開日時:

 漫画『AKIRA』の最新刊4巻が9月30日に発売されました。
  • ※この記事には『AKIRA』のネタバレが含まれています。

全集版『AKIRA』最新刊4巻の内容は?(商品紹介ページより)


 1984-1985年、30-31歳の頃の大友克洋が制作し、月2回刊時のヤングマガジンに連載していた『AKIRA』の第43〜57回(ヤンマガKC版3巻のp168から4巻のp147まで)を発表時のままの形で収録した、大友全集版『AKIRA』の第4集(全8巻)。

 今巻も1〜3巻の収録仕様を継承し、扉絵を含めた全てを出来うる限り連載時の状態に戻した「連載バージョン」にて刊行(※全集版『AKIRA』の企画意図や編集方針の詳細については『大友克洋全集No.12 AKIRA 1』の内容紹介文を参照)。

 今巻の目玉は何といっても、漫画界を震撼させた作品中盤のクライマックス「ネオ東京崩壊」を“連載時の状態”で読めること。実はヤンマガKC版のネオ東京崩壊シーンは単行本化の際に構成し直されており、連載時ページの削除、描き下ろしページの追加、ページの前後入れ替えなどで、連載版とまったく違った編集になっていることは、マニアの間では知られていた。

 1995年刊行の扉絵集『AKIRA CLUB』の巻末には、そのバージョン違いを比較解説するページが収録されていたが、約30ページにわたる崩壊シーンが縮小され1ページ内に並べられたものだったため、構成の違いは理解できるものの臨場感を体験できるものではなかった。

 今回、その“オリジナル版「ネオ東京崩壊」”が遂にヴェールを脱ぐ。

 そして、もちろん連載時のまま「ネオ東京崩壊」シーンを読める単行本は本書が初! 大友氏自身が「単行本用に再編集してみたが、どの構成が正解か未だにわからない」とコメントするほど悩み抜いて構成した、あの漫画史上に残る衝撃的カタストロフシーンの原点を、ぜひ連載時のまま体験してもらいたい。

 ヤンマガKCの“単行本版”と大友全集の“連載版”、あなたにとっての「正解」はどっち!?

※「OTOMO THE COMPLETE WORKS」第15巻

目次

  • P.5「第43回」
  • P.25「第44回」
  • P.45「第45回」
  • P.63「第46回」
  • P.83「第47回」
  • P.103「第48回」
  • P.123「第49回」
  • P.140「第50回」
  • P.159「第51回」
  • P.175「第52回」
  • P.191「第53回」
  • P.209「第54回」
  • P.227「第55回」
  • P.245「第56回」
  • P.261「第57回」

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