『サルゲッチュ』『GT』がインストール済!? 『レゴ プレイステーション』組み立てレポ。ボタンの押し心地まで再現、初代プレステがレゴブロックで蘇る

文:やすちか

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 みなさん、レゴ ブロックはお好きですか? 筆者がレゴブロックを初めて認識したのは、幼い頃にテレビCMで見た“お城シリーズ”や“海賊シリーズ”でした。内容的に男の子のおもちゃかな、なんて当時は思っていました。

 時は流れ、親になり、
レゴブロックは知育に良いとの噂を聞きつけ興味を持つと、女児向けのレゴセットや幼児向けの大きいサイズのレゴ デュプロ、そして大人向けのレゴ テクニックなど様々なシリーズが展開されている事を知りました。

 まずは子供に興味を持たせるために『レゴムービー』を観たら、笑って泣ける素晴らしい内容に子供以上に私がドはまり。以来気に入ったレゴセットを、自分で購入して自分で組んでいます。

12月3日に組み上げたい! 『レゴ プレイステーション』


 黄色のアイデアボックスのような、基本ブロックで自由に組もう! というものだと、
ただの壁ぐらいしか作れないノーアイデアな私ですが、レゴセットなら説明書通りに組めば魔法のように様々なものが出来上がることに感動します! デザイナーやビルダーの皆さん、ありがとう!

 筆者は以前、量販店のおもちゃ・ゲームコーナー担当の販売員をしていたのですが、レゴブロックは誕生日・進級・クリスマスなど“ちょっと特別な日”に購入されるイメージがあります。大きいものだと数万円するので、いい大人の自分でも特別な日のご褒美アイテムなのです。

 ゲーム機本体もそうですよね。自分のお財布や家族と相談して購入する特別なアイテムです。

 
さぁ、ここで今回ご紹介するのがこちら!(電撃ネットやすちか)先日発売された大人向けレゴセット『レゴ プレイステーション』です。


 1994年12月3日に登場し、世界中のゲーマーを魅了した初代PlayStation(PS1)。その伝説のハードを忠実に再現した夢のレゴセット、お値段なんと27,980円! そんな憧れのレゴセットを組み立てたレポートをお届けします。

開封の儀~土台作り

 まずはセットの紹介を。


 なんか押収品みたいになってしまった内容物。番号順に袋を開封して組み立てていきます。紙でできている袋なので、ハサミいらずなのがありがたい。

▲こちらの袋には組み立て説明書と、筆者がこの時点で気付いていないシールが入っています。

 まずは1番の袋を開封。


 土台を作っていきます。Pの文字作ればいいんだな。じゃあきっとこれ! なんて
フィーリングで配置したら早速パーツを間違えました。でもブロック外しが付属しているので安心!
▲1番の袋終了でこちら。外側のオレンジと黄緑のパーツの位置を間違えたので後に付け替えました。どこでミスに気付いたかは、お時間あれば色が入れ替わる写真を見つけて推測してね☆
▲土台の黒い部分はコの字のレール状になっています。

本体の左右に名作ジオラマをインストール!?


 今回のレゴセットで最大の目玉とも言えるのが、PS1の歴史を彩った名作ソフトをモチーフにした“2つのミニジオラマ”です。選ばれたのは、リアルドライビングシミュレーターの金字塔『グランツーリスモ(GT)』と、キャッチーなアクションで大ヒットした『サルゲッチュ』!

 驚くべきは、この2つのジオラマが「本体の左右側面を開けて、内部にスライド格納できる」という合体ギミックを備えていること。「名作ゲームの世界そのものを本体に仕込む」というレゴブランドらしい遊び心に思わず脱帽です。

 2番の袋ではミニカーが可愛すぎる『GT』が早速登場!

▲説明書にシール貼るって書いてあって焦って、茶色の袋を探したらありました。畳んで曲げたりしてなくてよかった。
▲車のパーツはこんなに小さい! かわいい!
▲土台にブロックを敷き詰める作業が楽しい。
▲試しに本体にイン。Sが綺麗にかくれました。

 大きなPSの文字、スライドできるGTのジオラマと、派手な内容が続いたところで、次は『サルゲッチュ』のジオラマかな? と段階を進めると、本体まわりのパーツを重ねていきます。

▲まずは奥。
▲次に手前。メモリーカードスロットや、押しボタンの基礎ができあがりました。

見た目だけじゃない! POWERボタンの感触再現に脱帽

▲POWERボタンの押し心地が…すでにする!

 本体上面のボタン類。DISC OPENボタンの軽やかな押し心地に対して、
POWERボタンは「カッチン」としっかり押し込まれるあの感覚が味わえるように調整されています。ボタンごとの感触の違いまで再現するこだわり…なんてすさまじいんだ!

 この感触を作っているのは、ぷよっとした感触のゴムのようなパーツ。2つの穴のうちひとつを残して組み、残っている穴を押す形で別のパーツが組まれているのでこのような感触が出来上がるんですね。でも、DISC OPENボタンもほぼ同じように組んだはずなのですが…ちょっと感触が違うのはなぜなの~?

 7番の袋ではついに本体外枠が登場。

▲このまま飾れそう。
▲この横の穴に『GT』をセットすると…。
▲そこにギミックがあるとは思えないくらいにぴたりとイン!
▲8番の袋にはバナナが!
▲ピポサルの左には箱型のブロックパーツがあり、そこに赤と青のランプになるパーツを収納できます。細やか~!
▲ずっと気になっていたPOWERボタンの棒のところは、この隙間に通します。

 ピースは全部で1,911ピース。この本体四隅の四角いパーツがそれぞれ約30~50ピースです。

▲計算されつくした幅に脱帽。

 そしていよいよフタ部分へ。


 本体の横にフタが転がるレアな姿が見られます。

▲裏側。この途中までしか入れていない茶色の棒状のパーツを…。
▲押し込むことで固定。

 ついに本体が完成しました! 見た目も重さも本物みたい。

▲背面もバッチリ再現。

アナログスティックのない「初代」の形状を再現したコントローラー


 本体が終わり、残すはコントローラーのみ。いよいよ終わりが見えてきました。完成が近づく嬉しさと、終わってしまう寂しさどっちもある~。

▲注目ポイントは蝶番のようなパーツで表現するグリップに繋がる部分の角度。
▲ボタンのパーツは2つずつあり失くしても安心。

 シンボルでもある「◯✕△□」ボタンはプリントパーツで表現されており、PSファンなら説明書の指定パーツを見なくても「あ、これはここだな」と自信を持って配置できますね! どれだけQTEやらミニゲームをやってきたことか。
ボタン配置を覚えていたおかげでクリアできたミニゲーム個人的第1位は『Ghost of Yōtei』の稽古台です。

 ついに最後の14番の袋はグリップです。こちらも絶妙な下がり具合を見事に再現。なんかもう、愛とこだわりが凄い。

▲グリップ本体の斜めに下がる形状も、このパーツを差し込むことによって完成します。すごい!

 コントローラーコネクタの着脱感も最高で、コード先端のコネクタを本体ポートへと挿し込めるだけでなく、引き抜く時の絶妙な手応えと感触がめちゃくちゃ気持ちいい! 本物よりもツルッと抜けます。クセになる抜き心地です。


 個人的に嬉しいところは、完成品のシンプルなビジュアル。レゴブロックのお掃除は繊細なパーツがあればあるほど大変なので、これはサッとお手入れできそう!

公式アプリ『レゴ ビルダー』が神すぎる
 グレー基調のパーツが多く、内部のメカニカルな構造も複雑ですが、ここで大活躍するのがスマホ・タブレット向け公式アプリ『レゴ ビルダー(LEGO Builder)』です。紙の説明書と違い、画面上でモデルを360度グルグル回して拡大・確認できるため、「このパーツはどっち向き?」「奥のどこに固定するの?」という組み間違いが激減します。複雑なスライドギミックや内部基板を作る際は、アプリを活用するのがおすすめです!

あの頃ゲームに夢中だった大人のためのタイムマシン

 全体がグレー基調なので一見単調に見えるかもしれませんが、内部構造の組み立てがとにかく面白い!

 ジオラマをスライド格納するためのガイドレールや、コントローラー端子受けの構造、さらには完成すると見えなくなる内部基板風のパーツなど、見えない部分までこだわり抜くこの構造美こそ大人向けレゴ製品の真骨頂と言えます。

 想像力豊かな方は、自分の好きなゲームをイメージしたジオラマを作って楽しむことも出来そう!


 『レゴ プレイステーション』は、外観のリアルさだけでなく、最高のギミックが詰まった傑作レゴセットでした。あの重低音響く起動音を脳内に響かせながら、大人のタイムマシンをじっくり組み上げてみてはいかがでしょうか? お値段は少し張りますが、自分へのちょっと早いクリスマスプレゼントに!

▲完成した『レゴ プレイステーション』を我が家の先住レゴセット『レゴ トールネック』と並べてみました。

 もし将来PS5のレゴセットが出るなら、内部がアストロくんいっぱいのジオラマになっているものが欲しいなぁ~。と、考えて勝手にワクワクしました。

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