ガンホー・オンライン・エンターテイメントがまもなくサービス開始を予定しているスマートフォン用RPG『ラグナロク:アドベンチャーズ』の先行プレイレビューをお届けします。

MMORPGの金字塔『ラグナロクオンライン(以下、『RO』)』。そんな『RO』の世界観を踏襲したのが本作『ラグナロク:アドベンチャーズ』です。本作をひと言で表すなら“放置系の『RO』”。
特に従来のファンの方が聞くと「放置系って『RO』の魅力は表現されているの?」と気になると思います(筆者もそのなかのひとり)。本稿ではプレイの所感とともに、本作の魅力をご紹介していきます。
もちろん『RO』を知らなくてもゲームとして十分楽しめる内容になっているので、ぜひ読んでいってくださいね。

邪神に封じられた9つの世界を救う旅へ!
本作の舞台となるのは、邪神の復活によって闇に包まれた9つの世界。プレイヤーは天に選ばれた冒険者となり、世界を救うために旅立つことになります。
冒険者はノービスから始まり、1次職への転職時に職業を選択します。用意されているのはソードマン、マジシャン、アーチャー、シーフ、アコライトの5つ。
マジシャンはアタッカー、アコライトは支援といった特徴はあるものの、別の職業に途中から変えられる要素もあるので基本的には好みで選んで問題ないです。筆者は『RO』でも使用しているアーチャーを選びました。
『RO』には多彩な職業の仲間たちが集まって互いの長所をいかしながら戦えるパーティーシステムがありますが、もちろん本作にも用意されています。といっても仲間になるのはプレイヤーではなくNPC。
ストーリーを進めていくことで異なる職業の仲間が最大5人まで増え、そのなかから3人選んでパーティーを作ることができます。さまざまな職業に就いた心強い仲間たちとともに、世界を救いにいくわけですね。
冒険の時間は自動で大幅カット。ボス戦のみでOKのシンプルバトル
本作における最大の特徴が、自動で継続している“冒険”です。プレイヤーが何もしなくても、冒険者は自動的に冒険を続けて経験値とお金(ゼニー)を稼いでくれます。
ではプレイヤーは何をするのかというと、“ボス戦への挑戦”。ボスに挑戦し、見事撃破すれば次のステージに進めます。
ではプレイヤーは何をするのかというと、“ボス戦への挑戦”。ボスに挑戦し、見事撃破すれば次のステージに進めます。
本作には多彩なコンテンツが用意されており、それらは基本的には特定のステージまで進めることで解放される仕組みになっています。そのため、どんどん先のステージに行きたくなっちゃうんですよね。
序盤ということもありスイスイ進められたのですが、ある程度のステージまでいくと敵も強くなり、倒されてしまうことも。ここからが本作の本領発揮です。たとえ倒されたとしても「次に成長したタイミングで、もう一回挑戦してみるか」と気持ちを前向きに切り替えやすく、放置して経験値稼ぎ→起動したときに育成して再挑戦という流れがスムーズにできています。
経験値稼ぎは時間がかかりますし、自動でやってくれるのは正直にいってありがたい……! また、プレイしていて気付いたのが、どのような形であっても、強敵を撃破できたときのうれしさは確かにあるということ。放置系でも強敵を倒したときに達成感は十分得られるようになっているのは感心しました。
育成はプレイヤー自身の手で!
経験値稼ぎ自体は自動で行ってくれますが、育成はプレイヤーが直接行う必要があります。むしろこちらがメインといっても過言ではありません。
育成の要素には“ステータスの振り分け”“スキルの習得と強化”“武具の装備や合成”“カードの装着や合成”など多岐にわたります。
なかでも冒険者のレベルに関するものが、ステータスとスキルです。レベルが上がると“ステータスポイント”を獲得。それらを任意のステータスに割り振ることで自分の好きなキャラクターに育てることができます。攻撃特化型にしてもいいですし、バランスよく割り振るのもいいでしょう。

スキルは職業ごとに持っている必殺技のようなもの。特定のレベルに達することで習得できるようになり、習得後はスキルレベルを上げて強化が可能です。
スキルは最大4つセットでき、バトルに使用できます。バトルではセットした順に発動するため、この順番をどうするかがバトルで勝つカギとなりそうです。
一方、武具やカードはステージクリアの報酬やミッションクリア報酬などで入手できる。レベルには関係なく、それぞれ装着することでステータスを上げられます。これらは同じものがあれば合成して強化でき、冒険でどんどん素材も獲得&合成を繰り返していくことになります。
ステータスの割り振り、新しい武具やカードが手に入ったときの取捨選択は悩んでしまう方も多いと思います。ですが、ご心配なく。本作ではこれらもボタンひとつで簡単にオススメのものを選択してくれるようになっています。もちろん手動で自由に割り振りや装備することもできるので、自分の好きなほうを選びましょう。
放置系ではあるものの、放置なのはあくまで経験値や素材稼ぎの部分。そこで得た成果をキャラクターに反映させるのはプレイヤーの役割になっています。だからこそなのか、自分の手で冒険者を育てているという実感があり、やりがいを感じられるんですよね。
コンテンツもてんこ盛り
育成した冒険者を活躍させる場は、冒険にて行うボス戦だけではありません。本作には上の階を目指してひたすら戦っていく“試練の塔”や、ほかのプレイヤーと共闘できる“共同戦線”なども用意されています。
しかもこれらのコンテンツは戦いだけが目的ではなく、クリアすると育成素材が獲得できるようになっています。コンテンツに参加して素材をもらい、冒険者を育てて次のコンテンツへ挑戦する。自然とそんなサイクルができあがっており、遊んだ分だけしっかり強くなれるようになっているのです。
しかもこれらのコンテンツは戦いだけが目的ではなく、クリアすると育成素材が獲得できるようになっています。コンテンツに参加して素材をもらい、冒険者を育てて次のコンテンツへ挑戦する。自然とそんなサイクルができあがっており、遊んだ分だけしっかり強くなれるようになっているのです。
個人的に驚いたのが、街を育てていく箱庭要素“マイタウン”もあるということ。時間をかけて自動で経験値稼ぎ、時間をかけて建築……こうして比べてみると、たしかにゲーム性にマッチしたものになっているんですよね。育成がある程度すんだらマイタウンに寄って街作りをのんびりするというのもひとつの楽しみ方かもしれません。

正直、先行プレイの期間では遊び尽くせないほどコンテンツの数は多かったです。ですが、いずれのコンテンツもメインストーリーを進めるごとに少しずつ解放されていくようになっており、混乱することなくゲームの全体図を理解できるようになっています。
本作の所感としては自動で進む冒険の快適さと、手動で育てるやりがいがちょうどいいバランスだということ。電車の待ち時間やちょっとした合間にサクッとプレイできるので、忙しいけれどゲームを遊びたいという方にオススメしたいタイトルです。自分のペースで遊べるので、気になった方は気軽にはじめてみましょう!















