『宮﨑駿イメージボード全集 7 もののけ姫』発売決定!尾田栄一郎氏推薦&鈴木敏夫インタビューも

文:電撃オンライン

公開:

 岩波書店より、スタジオジブリ責任編集『宮﨑駿イメージボード全集 7 もののけ姫』が2026年12月3日に発売されます。映画『もののけ姫』の初期設定版ほか初公開90枚を含む全258枚のイメージボードと、鈴木敏夫氏へのインタビューを収録。価格は本体6,000円+税です。


 以下、リリース原文を掲載します。

スタジオジブリ責任編集『宮﨑駿イメージボード全集 7 もののけ姫』(岩波書店)、いよいよ2026年12月3日発売! 新境地への苦闘。あの名作誕生までの16年


尾田栄一郎氏推薦! もう一つの『もののけ姫』というべき初期設定版ほか初公開多数。宮﨑駿監督の新境地への苦闘を伝える258枚。

 2024年12月の刊行開始以来、大変大きな反響をいただいている
スタジオジブリ責任編集『宮﨑駿イメージボード全集』。最新刊『7 もののけ姫』を、いよいよ2026年12月3日に発売いたします。


 1997年公開から多くのファンを掴んではなさない映画『もののけ姫』。あの名作誕生に至るまでの裏側に隠された宮﨑駿監督の悪戦苦闘が伝わる絵の数々や、当初構想された初期設定版ほか初公開90枚を含む、全258枚を収録しました。新境地に挑んだ当時を赤裸々に語る鈴木敏夫氏へのインタビューも掲載しています。

 笑顔のような表情を見せるサンをはじめ、映画に使用されなかったイメージの数々は必見です。
漫画『ONE PIECE』の作者で宮崎監督を敬愛する漫画家の尾田栄一郎氏からも推薦コメントをいただきました。

大げさに言うと、まるで新人監督が作ったみたいな映画。――鈴木敏夫インタビュー(本書巻末掲載)より

 実は、映画『もののけ姫』のイメージボードには"初期設定版"と呼ばれるバージョンが存在します。この初期設定版は、物語も絵柄も映画版とは大きく異なる、『美女と野獣』を思わせる"もののけ"と"姫"の物語でした。1993年には、初期設定版のイメージボードに宮崎監督自ら文章をつけた物語が徳間書店から絵本『もののけ姫』として刊行されています(現在は品切れ)。

 当初はその初期設定版を映画化する予定だったそうですが、宮崎監督曰く「このテーマはもう古い」として、計画は頓挫することになります。短編作品『On Your Mark』の制作を経て、「それまでのものにとらわれていてはダメ」と新境地に挑んで描かれ、誕生したのが、あの名作映画『もののけ姫』です。

 今回刊行する『7 もののけ姫』には、初期設定版のイメージボードと絵本の本文を完全掲載し、そしてそれが、まったく異なるストーリーを持つ映画版へと生まれ変わるまでの悪戦苦闘が見てとれるイメージボードの数々も、惜しげもなく収録しました。


 巻末には、当時を語る鈴木敏夫氏へのインタビューも掲載。タタラ場の原風景、エボシのイメージ、「劇画」としての『もののけ姫』など、ふたつの"もののけ姫"の制作秘話が語られる、ジブリファン必読の内容です。

『ナウシカ』に対して、自然と人間はそんな単純なものじゃなかったと反省し、もう一度自然と人間の問題をやり直そうとしたのがこの作品なんです。―― 鈴木敏夫インタビュー(本書巻末掲載)より

『宮﨑駿イメージボード全集 7 もののけ姫』

『宮﨑駿イメージボード全集 7 もののけ姫』


新境地への苦闘。あの名作誕生までの16年
尾田栄一郎氏推薦!
もう一つの『もののけ姫』というべき初期設定版ほか初公開多数。
宮﨑駿監督の新境地への苦闘を伝える258枚

  • 2026年12月3日刊行/184頁
  • ISBN 978-4-00-028837-8
  • 本体 6,000円+税
岩波書店の書籍ページを見る

『宮﨑駿イメージボード全集』の紹介動画をYoutubeで公開中!


※『6 耳をすませば On Your Mark』より

PR誌『図書』の表紙を「宮﨑駿イメージボード」が飾っています!

PR誌『図書』2026年11月号表紙

 小社PR誌『図書』(毎月1日発売)では、2026年1月号から12月号までの1年間、宮﨑駿監督によるイメージボードが表紙を飾るとともに、その〈絵〉とのコラボレーションとして
12名の方々によるリレーエッセイを連載中です。

【これまでの執筆者】
養老孟司(解剖学)/尾上菊五郎(歌舞伎役者)/瀬尾夏美(アーティスト・作家)/田家秀樹(音楽評論家)/きくちちき(絵本作家)/森泉岳土(マンガ家)/川内有緒(ノンフィクション作家)/あさのあつこ(作家)/小林エリカ(作家、アーティスト)/甫木元空(映画監督、ミュージシャン)/本名陽子(声優、歌手)/万城目学(小説家)※12月号を予定

リレーエッセイを読む

同誌連載「イメージボードでよむ宮﨑駿の世界」大好評継続中!


【執筆者】
小山周子(日本美術史)/齋藤亜矢(芸術認知科学)/藤井一至(土壌学、生態学)/武田雅哉(中国文学)/田中純(芸術論、思想史)ほか

連載ページへ

刊行情報

『宮﨑駿イメージボード全集 1 風の谷のナウシカ』


木々を愛で
虫と語り
風をまねく鳥の人……

  • 2024年12月5日刊行/108頁
  • ISBN 978-4-00-028831-6
  • 本体4,200円+税
岩波書店の書籍ページを見る

『宮﨑駿イメージボード全集 2 天空の城ラピュタ』


ある日、少女が
空から降ってきた…

  • 2024年12月5日刊行/136頁
  • ISBN 978-4-00-028832-3
  • 本体4,800円+税
岩波書店の書籍ページを見る

『宮﨑駿イメージボード全集 3 となりのトトロ』


このへんないきものは、
まだ日本にいるのです。
たぶん。

  • 2025年3月5日刊行/176頁
  • ISBN 978-4-00-028833-0
  • 本体5,800円+税
岩波書店の書籍ページを見る

『宮﨑駿イメージボード全集 4 ナウシカ前史』


時代劇、
運命を背負う姫、
風使い──。

  • 2025年7月8日刊行/192頁
  • ISBN 978-4-00-028834-7
  • 本体 6,000円+税
岩波書店の書籍ページを見る

『宮﨑駿イメージボード全集 5 紅の豚』


なぜポルコの飛行艇は、赤いのか。
魅力的な実寸大のエンディング・イラスト等、未発表15点含む85点を完全収録。
『魔女の宅急便』ラフスケッチ3点も掲載。

  • 2025年12月4日刊行/92頁
  • ISBN 978-4-00-028835-4
  • 本体 4,500円+税
岩波書店の書籍ページを見る

『宮﨑駿イメージボード全集 6 耳をすませば On Your Mark』


未来へ羽ばたく少女、終末世界の物語。
1995年の公開以来、根強い人気を持つ2作。その制作過程と実験的試みが伝わる宮﨑駿の絵の数々を、未発表含む178枚収録!

  • 2026年6月4日刊行/140頁
  • ISBN 978-4-00-028836-1
  • 本体 5,600円+税
岩波書店の書籍ページを見る

■次回刊行は、『8 千と千尋の神隠し』を2027年6月に発売予定!
 今後の収録予定作品を含め、続報は特設サイトにてご案内予定です。
 どうぞお楽しみに。

『宮﨑駿イメージボード全集』特設サイト

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

公式SNS