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千葉は海と山と美食の楽園!? 中村桜&清水彩香の酒飲みユニット“清桜”バスツアー6杯目レポ

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 声優さんと行くバスツアーは数あれど、これほどに食と酒を堪能できるツアーを私は知りません。そう、それは声優・中村桜さんと清水彩香さんの酒飲みユニット“清桜”によるバスツアーです。あまりの好評ぶりに、なんと6回目を迎えてしまったのです。

 「何度も同じ旅程でラクしてんじゃないのー?」と思ったそこのアナタ。過去のレポート記事を、ぜひご覧になってください。食と酒を楽しむことに妥協を許さないスタッフが、「そこまでやっていいの?」という内容を、徹底的に吟味しているのです。

 大好きな声優さんと同じバスに乗って、同じところで昼夜とご飯を食べて、お酒まで楽しめちゃって、様々なアクティビティも体験できるというのは、もしかしたらスゴイことなのでは?

【電撃オンラインならびに清桜からのお願いです】

 そんな清桜バスツアー6杯目の目的地は、千葉県。先日の台風15号で多大なる被害を被り、現在も復旧に向けて大変な思いをされている地域が多いです。今回のレポートでご紹介するエリア、店舗様でも風雨による被害や停電などで、通常の営業に戻るまでに時間を要するところもあるようです。

 ですが、この記事を見て「美味しそう」「楽しそう」と思ったら、皆さんの都合の良いときで構いません、ぜひ千葉県を訪れてみてください。「可哀想」だからではなく、本当に素敵な場所だからこそ、皆さんにも楽しんでいただきたいのです。来訪の際は、事前に周辺状況を必ずご確認のうえで、お願いいたします!

 我々にできることは応援することだけですが、一日も早い復興をお祈りいたします。

 

 というわけで、今回もビッグホリデー&Catoptionさんにより2019年8月24~25日に開催された“清桜バスツアー6杯目”のレポートになります。さて、みなさんをワクワクさせますよ!

 過去のバスツアーのレポート記事も公開中です。よろしければこちらも。

⇒お酒が飲みたい? そうだ、京都に行こう。中村桜&清水彩香の酒飲みユニット“清桜”バスツアー5杯目レポ

⇒『お酒が好きな人集まれ! 声優・中村桜&清水彩香の酒飲みユニット“清桜”バスツアー4杯目潜入レポ』はこちら

⇒『声優・中村桜&清水彩香の酒飲みユニット“清桜”バスツアー3杯目を写真多めで徹底レポート』はこちら

⇒『声優ユニット“清桜”の1泊2日バスツアーに潜入! 酒飲みイベントってどんなことするの?』のレポートはこちら

“清桜”って何ですか?

 “清桜”は、アプリゲーム『Tokyo 7th シスターズ』や2020年初春に劇場版が公開予定のアニメ『ハイスクール・フリート』などに出演されているマウスプロモーション所属の中村桜さんと、AIR AGENCY所属の清水彩香さんによる“楽しくお酒を飲んじゃう”ユニットです。清水さんの“清”と中村桜さんの“桜”で“清桜”。清水彩香さんは、電撃オンラインで映画コラム『電撃清アター』を連載中です。そちらもぜひ!

 さて、本記事をご紹介するにあたり、まずはお約束。どんなに美味しそうだなーと思っても、「お酒は20歳を過ぎてから!」は必ず守って下さい。20歳以上の方は、お酒を飲むときにお水もたくさん飲んで、健康的に楽しみましょう! 大事な前置き終わり。

千葉県の見どころって何だろう? 清桜バスツアースタート!

  • ▲とても気持ちのいい天気! バスツアーは晴れるよ!

 前回は京都でしたが、今回のバスツアーは千葉が目的地ということで、新宿から出発。毎回参加してくださる方もいれば、初めて参加という方もかなりいらっしゃるようです。

  • ▲清桜バスツアーのために、参加者の方が作ってくれたアクリルキーホルダー! 今回も参加者全員分用意してきたとのこと。
  • ▲バスに乗り込むと、清桜のお二人が旅のしおりを渡してお出迎え。
  • ▲表紙は中村桜さん直筆イラスト。味があるなぁ……。
  • ▲中面は旅程と注意事項が書いてありました。
  • ▲中村桜さんのご挨拶で出発進行!

 清桜バスツアーはバス内でもアルコールOKなのですが、今日も朝から缶ビールのプルタブを弾く音が響きます。いいんだ、そういうことが許されている清桜バスツアー。だから楽しいんだ。

 バスは新宿から南下し、東京湾アクアラインを抜けてさらに南を目指します。バスの中では2日間、一緒に過ごすメンバーたちの自己紹介タイム。自分の名前と好きなお酒を披露するはずが、いつのまにか「夏の思い出」という紹介項目が増えてました。なぜ増やした。

 清桜の2人も出演していた『Tokyo 7th シスターズ』のライブが最高の思い出だったという声も多い中、今回のバスツアーを思い出にする、という人も。初参加の方も多かったのですが、すでにバスの中で交流が始まっていました。

 そして最初の目的地は、お昼ごはん!

房州きよっぱちにてランチ

 高速を抜けて到着したのは、南房総市にあるドライブイン『房州きよっぱち』さん。こちらには海鮮地魚食堂 清八丸があり、新鮮な魚介を中心に食べ放題のランチがいただけます。

 網焼きもあるのですが、腹ペコでせっかちな清桜ファミリーのために、自分で自由に具材を選べる海鮮丼と、ドリンク(もちろんアルコールも)飲み放題! 焼いてる時間がもったいないもんね!

  • ▲ズラリとならんだ新鮮な魚介類。え? 全部のせてもいいんですか……何回のせてもいいんですか……?
  • ▲サラダやフルーツだってありますよ!(そう言えば、刺し身とお酒ばかり食べてた……)
  • ▲まぐろ! サーモン! かつお! ぶり! 穴子! イカ! ねぎとろ! ……く、くじらまであるのか!!
  • ▲酢飯って自動で出てくるものなんだ……。
  • ▲海鮮丼とビールとあら汁とか、黄金タッグすぎて泣ける。

 こういうの、盛り付けにも個性が出ますよね。クラフト系大好きな中村桜さんは、イカで『しざくら』ならではの盛り付け。「ご飯で遊んじゃダメでしょ!」と怒られる時代を経験しても、やはり楽しいことは美味しいこと。

 昼から遠慮なく乾杯! これが清桜です。まだ最初の目的地なのに、遠慮しません。この直球っぷりが清桜バスツアーの王道です。

 たっぷり飲み食いした後は、お土産物売り場で夜の宴会用のおつまみを物色。入場時にソフトクリームの割引券をもらった参加者は、もちろんデザートに……あれ? さっきの食べ放題にもデザートありませんでしたっけ?

  • ▲びわミックスソフトは絶品でした!
  • ▲『房総の鮮魚』って、かっこよすぎでは。
  • ▲観光地っていえばコレですよね、コレ。なお、中の人は清水彩香さん。

今回の清桜のテーマは『ものづくり』

 次に訪れたのは、ポピーの里 館山ファミリーパーク。ここではオリジナルフォトスタンドを作るとのこと。館山ファミリーパークでは、さまざまな手作り体験はもちろん、フルーツや植物を栽培しているエリアや、パターゴルフや釣りを楽しんだりもできます。

 じつは清桜バスツアー6杯目は、ただ見るだけ、聞くだけではなく、自分たちで何かを作ったり体験したりしよう、というのがテーマになっておりました。普段から模型作りが趣味の中村桜さん、料理好きの清水彩香さんがいらっしゃいますから、納得の内容です。そうか、海鮮丼もある意味でクラフトか……。

 オリジナルフォトスタンド作りは、テーブルに用意された色鮮やかな石や砂、そして貝殻などを使ってデコレーションしていく形式。誰でも簡単にできますが、バスツアー参加者同士で「センスを問われるのでは……?」という、静かな戦いが発生していました(と感じました)。

  • ▲一度作り出すと、清桜の2人もかなり真剣。清水さんは最初からビジョンが見えているらしく、テキパキと作業を進めていました。
  • ▲上から清水彩香さん、中村桜さん、私の作品。2人は貝殻をアクセントに可愛らしい仕上がりに。私はその……ごめんな……本当にゴメンな……。

 皆さんが自分で作ったフォトスタンドには、今回の旅の思い出を入れてくれたら嬉しいですね。

清桜バスツアーといえば酒造! 安房の地酒『寿萬亀』

 次なる目的地は、千葉県鴨川市にある亀田酒造さん。基本的にはお土産購入のための立ち寄りだったのですが、ウェルカムドリンク代わりの冷えた甘酒がとんでもなく美味しい! 夏の暑い時期に最高の一杯で、店内でペットボトルで販売している甘酒を即購入。

 この後はホテルに向かうとのことで、宴会用のお酒やらおつまみやらを買い込みます。看板となっている地酒『寿萬亀』も素晴らしい出来で、ちょうど訪れた日から販売開始のひやおろしも美味しかったぁ……。さらに、こちらで販売していた梅酒がまた絶品でしたね。

今日のお宿は吉夢(きちむ)さん。

 房総半島を横断し、バスは今夜の宿泊先がある小湊へ。小湊は日蓮宗の日蓮聖人が生まれたとされる誕生寺があるところとして有名です。なんと、2021年には日蓮聖人降誕から800年を迎えるそうです。
 

  • ▲とても大きくて綺麗なお寺さん。

 そんな誕生寺からほど近いところにあるのが、満ちてくる心の宿 吉夢(きちむ)さん。全室オーシャンビューで、屋上には展望露天風呂もあるという素敵なお宿です。

  • ▲ロビーから見える夕日が美しい。

 宿で汗を流したら、夕食のお時間! なんだか食べてばかりな気もしますが、移動でそれなりに時間は経過しているんです。食べてばかりですけど。海に沈む夕日を見ながらのお風呂も最高でしたよ。さすがにお風呂で写真は取れませんけど。

 みんな揃ったところで、乾杯。ここからは、何も言わずに料理の写真を御覧ください。有無を言わさず、すべての美味いものを食わせようとする吉夢さんとの戦いの記録です。

  • ▲前菜3種に加えて、冷菜盛り合わせ。
  • ▲一見サラダに見えますが、中心はねぎとろボール。
  • ▲お刺身盛り合わせ。切り身も厚く、美味しゅうございました。
  • ▲トマトのオリーブオイルがけ。ですが、その上には生ハムでくるんだヤングコーンとフルーツの2種。
  • ▲白と黒の細いおうどん。食感はそばに近いかも。
  • ▲お野菜の炊き出し。きんちゃんくの中には、コーンとすり身のしんじょう。
  • ▲お刺身……って、さっきあったよね!? こちらは歓迎の舟盛りからの追加で、輪をかけて新鮮で美味しかった……。
  • ▲あわび……だと……。目の前で焼き、ステーキでいただきました。あわびのステーキ。バターを添えて。うま。
  • ▲天ぷらは揚げたてを順番に持ってきてくれました。エビやキスなど、5品ほど。
  • ▲お肉の味噌朴葉焼きも。しかも、鳥と豚と牛がぜんぶ味わえるんだぜ。
  • ▲デザートはびわゼリーをのせたババロア。最後まで美味しい! でも品目が多い!

 とてもとても美味しかったのですが、このツアーの最大の敵は満腹です。改めて思い知りました。

清桜バスツアー史上、最も派手な宴会!?

 清桜バスツアーの夜の宴会は、参加者みなさんの最大の楽しみの一つ。

 なのですが、今回の会場にきてみると……。
 なんなの、ここ……?

 会場の方にお話を聞くと、ここは昔大盛況だったキャバレーの一室。キャバレーとはフランス語のcabaretを語源とし、1960~1970年代に流行した音楽やダンスを楽しめる飲食店……って、そんなことどうでもいいわ!
 
 シートはふっかふかだし、照明はギンギンだし、めっちゃ楽しい。最近では、貸し切りのお客さんがいるときだけ使っているんだとか。清桜のこと、リサーチでもされたんでしょうか……吉夢さん……。


 
 それはそれとして、会場がこんななら、楽しまなければ損! というわけで、浴衣に着替えた清桜の2人が登場して、宴会スタート!

 宴会では、各テーブルごとにチームを組み、いくつかのゲームをして順位を争ってもらいました。

  • ▲最初の種目は『気配切り』。清桜特別ルールで、チームメンバーがバラバラに散って、中村桜さんと清水彩香さんが、そのうち何人を切れるか、というもの。
  • ▲チームの人数分、切るチャンスがあるが、気配を読むのはなかなか難しいようで……。
  • ▲桜さん、見事ヒット!
  • ▲うわああああああああぁぁぁぁぁ!!

 次のゲームは恒例のジェスチャーゲーム。今回もヒント・答えは出さないので、清桜の2人が何を演じているのか想像してみてください。

 3つめのゲームは、今回のバスツアーで見た・聞いた出来事を題材にしたクイズ。かなり正解率は高かったのですが、「まさかこれはわかるでしょう?」と思った問題が答えられなかったり……わからないものですね。

 ゲーム大会が終わると、待望の清桜カラオケタイム! テーブルの間を縫うようにしながら歌う2人に、会場は大熱狂。

  • ▲光る棒がマッチしすぎですね。4~50年経ってからのキャバレー復権、あるかもしれません。

 楽しい時間はあっという間に終わってしまいますが、清桜バスツアーではこうしたゲームや宴会を通して、お客さん同士がすぐに仲良くなってしまうようです。この後も、お部屋で3次会、なんてのもあったようですよ。

2日目の朝。バスツアーのプログラムではないけれど。

 暑すぎず、天気も悪くないバスツアー2日目の朝。軽く(あまり軽くない)朝食を取り、外に散歩に出ました。

 海が目の前にあるお宿というのはいいものですね。釣りを楽しむ方の姿もちらほら。そんな中に、見覚えのある人が。

 最近、釣りがご趣味の中村桜さん。お宿が海の近くと聞いて、自前の釣り道具を持参してきたそうですよ。小湊漁港はわりと人気の釣りスポットらしいです。さて、桜さんの釣果は……?

  • ▲まぁ、そんなもんですよね。

 じつは小湊にはもう一つ、すごい観光スポットがあります。それがこちら『鯛の浦遊覧船』です。

 詳しいことは、コチラのサイトの説明を見ていただくほうがわかりやすいですが、ここは国の特別天然記念物に指定された『鯛の浦タイ生息地の真鯛』を間近で見ることができる、すごいところなんです。

 現在朝の8時15分。遊覧船の営業開始は8時30分。観光船の乗船時間は25分程度。ただし、お客さんの人数次第で出港時間は変動する。バスツアーの出発時間は9時30分。

「乗りましょう(中村桜)」

 まだバスツアーの2日目ははじまってすらいないのに、観光地を堪能しまくる気だよ、この人。記録に残さなければ行けない身としては、同行せざるを得ない(鯛が見たい)。

  • ▲宿泊しているホテルにご挨拶。部屋から見えてる人もいたようですよ。まさか本当に乗っているとは思わなかったでしょうけど。
  • ▲船は湾を出て沖合に。
  • ▲きーもちいいーー!!
  • ▲夏っぽい1枚。
  • ▲夏っぽい2枚。

 遊覧船は漁港を出て、岬の近くをぐるっとまわる感じなのですが、洋上の何もないところで船が止まりました。アナウンスで「船室にお移りください」とあったので、船の少し下に位置する船室に。

 船室の窓を開けると、すぐ目の前が水面なんですが……。いた! 鯛が寄ってきた!

 船員さんが餌を撒きだすと、すごい勢いで鯛が集まってきます。本当にすぐ目の前でばっしゃばっしゃ、すごい数の鯛の群れ。本来、鯛は水深が深いところに生息するそうですが、ここでは何故か浅い海にいるのだとか。これは一見の価値ありです。

改めて、バスツアー2日目スタート。

 さてさて、お世話になった吉夢さんに別れを告げ、バスツアー2日目の本当のスタートです。

 そんなわけで、2日目最初の目的地は小泉酒造さんが経営するソムリエハウス『酒匠の館』。朝から日本酒。それが清桜流。
 

 最初にお酒造りの工程を見せていただいたのですが……

「お酒の元になる蒸米を麹室(こうじむろ)という専用の部屋に運ぶんですが……」
(うんうん、知ってる知ってる)
「その部屋のことをコージーコーナーなんつってね」
(麹をコージーにかけた!!!????)

 めちゃくちゃトークがお上手で、面白い解説でした。ありがとうございました。これからは銀座に行っても麹室のことを思い出せます。

 小泉酒造さんでは、全国新酒品評会で過去に8回も金賞を獲得した東魁盛をはじめ、さまざまなお酒を扱っていました。それらを自由に試飲させていただいてしまいました!
 

 清桜バスツアー参加者はツワモノ揃いなので、ガッツリ飲むんですが、そのぶん、お店でガッツリお買い物もします。サービスしていただいてありがとうございます。

  • ▲高級酒の有料試飲も。なんと、有料試飲すると東魁の名が入ったおちょこをいただけるんです。そりゃ飲みます。
  • ▲店内の喫茶『ソムリエ庵』では、大吟醸酒入りのソフトクリームとお酒のケーキなんて素敵なセットもありました。
  • ▲お店のすぐ脇には資料館もあり、お酒が好きな人なら必ず楽しめるはず。

最後にして最大の体験。みんなでカレー作り!?

 小学生の頃、キャンプとか林間学校とかでカレー作りをした経験はあるでしょうか? 飯盒でご飯を炊き、みんなでワイワイやりながら食べたあのカレー。味は思い出せなくても、楽しかったことは思い出せます。

 ……今、それをやれと?

 甘やかすときは甘やかす、厳しいときはとことん厳しい清桜バスツアー。2日目のお昼ごはんは、自分たちで作らねばなりません。美味いも不味いも自分次第。

 マザー牧場に隣接したオートキャンプ場にてカレー作りです。まさか、この年になってキャンプ場でカレーとは……。自分だけなら、きっとレトルトカレーを用意してしまうに違いない。だからこそ、なのか!

 5~8名ずつに別れてのカレー作りに挑みます。ご飯も飯盒炊爨で用意します。火も自分たちで起こします。

 ……キャンプだ、これ!

 しかし、清桜の2人はここで本領発揮です。お酒が好きという共通点はあるものの、じつは結構得意分野が異なる中村桜さんと清水彩香さん。ここにきて、完全に両者の強みが合致しました。

  • ▲率先して火の番に名乗りを上げる中村桜さん。
  • ▲ミリタリー好きにとって飯盒炊爨は必修科目!?
  • ▲何も言わずにテキパキと調理道具を洗い、野菜を切る清水さん。

 これはもしや、最高のカレーが出来上がってしまうのでは……!

 攪拌の調理工程を見てみると、班によって野菜の切り方一つとってもぜんぜん違うというのがわかります。これはなかなかおもしろい。

  • ▲支度を終えて、ほかの班の様子を見る清桜の2人。余裕を見せて大丈夫?
  • ▲飯盒の中でお湯が沸いたときのフツフツという振動を感じ取る桜さん。
  • ▲お野菜を炒めて……
  • ▲お肉を加えて……

 
  • ▲お水を加えて……
  • ▲カレー粉を加えて……

 などとやっていたら、清桜よりも一足先にほかの班が完成!

  • ▲これ、すごく美味しそうです……。

 
  • ▲センターにあるのは、どぶろく……だと……?
  • ▲いただきまーす!

 さて、清桜も負けてはいられません。出来はいかがでしょうか?

  • ▲ナベのフタとひのきのぼう。それ、一番弱い装備です。
  • ▲……うん、お焦げは飯盒炊爨におけるご褒美だよね。
  • ▲出来上がったカレーを盛り付けて。
  • ▲完成! よくできました!

  
 食後は大自然の中ではしゃぐ清桜の2人をご堪能ください。

 その後は、歩いてマザー牧場へ。マザー牧場は富津市の鹿野山にある観光スポット。豊かな自然に囲まれ、動物と触れ合ったり、さまざまなアトラクションを体験したり、子供も大人も楽しめる施設です。

 動物好きの清水さんは何度か足を運んだことがあるそうで、楽しみ方を熟知しているようです。

 高低差もあり、丘を越えると全然違った風景が広がったりして楽しいです。何よりも高原で空気がとても心地良い。

  • ▲桜さんも乗馬体験でニッコリ。

 2日間とは思えないほど濃密な体験の数々。バスツアーってこんなにいろいろ詰め込んでるっけ? と思いますが、これが清桜バスツアーです。次の機会があれば、ぜひ参加を検討してみてはいかがでしょうか?

 繰り返しになりますが、台風15号による千葉県各所の被害は非常に大きなものです。もしかすると、ここで紹介したような体験や食が失われてしまう可能性もあります。でも、だからこそ、現地に行き、自ら体験することをためらわないでほしいと思います。

 小泉酒造さんは停電が復旧するまでの間お休み、マザー牧場さんは9月20日まで臨時休園とのことですが、また皆さんに楽しんでもらえるよう、全力で復旧作業をされているそうです。陰ながら、応援させていただきたいと考えております。

 さて、清桜のイベント情報をチェックするなら、インターネットラジオ音泉さんで配信中の『清桜~ラジオはじめました~』がオススメ。バスツアー以外にもいろんなイベントを開催しているので、楽しみにしていてください。Twitterでのハッシュタグは『#清桜』『#清桜バスツアー』です。美味しそうな写真がアナタを待っていますよ(笑)。

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