【ライズ・オブ・ザ・サード・パワー日記#3】秀逸なストーリーに注目。娘のために戦いに赴く父が泣ける【電撃インディー#253】

カワチ
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 PC/Nintendo Switch/PS4/Xbox One向けのレトロ調RPG『Rise of the Third Power(ライズ・オブ・ザ・サード・パワー)』の連載記事の第3回をお届けします。

※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。

 なお、電撃オンラインは、尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます!

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育ての父との別れが泣ける……

 ライターのカワチです! 『ライズ・オブ・ザ・サード・パワー』の短期連載も今回で最終回!! ということで今回は印象的だったイベントについて紹介していこうと思います。

 なお、メイン部分では無いですが、ストーリーについて踏み込んでいるのでプレイ中の方やこれからプレイしていようと思っている人は注意してください。

 好きなエピソードはたくさんあるのですが、メインの部分となるとゲームの楽しみを奪ってしまうので仲間ひとりであるコリーナのストーリーにしたいと思います。

 コリーナはゲームの冒頭から登場するキャラクターで、ローワンの相棒とも呼べる存在です。感情表現が豊かでよく笑う女の子。一緒にいて楽しいタイプですね。

 ただ、ストーリーを進めると、彼女は戦争で両親を亡くしていることが判明。コリーナは戦死した両親を誇りに思っており、自分も同じような道を歩もうとしていることが分かります。




 彼女はムスタファという人物に育てられ、彼をパピーと呼んで慕っていますが、旅のなかで彼と再会することになります。



 そんなムスタファですが、攻めてきた帝国からローワンたちを守るため、決死のおとりになります。この別れのシーンは本当に泣けました……。









 また、ムスタファが戦友のブレンデンと「昔を思い出すな」と一言つぶやいて戦いに赴くところは、これが正しい言葉かはわかりませんが、とても格好良かったです。


 両親のように戦って死にたいコリーナはムスタファと一緒に残ろうとしますが、ローワンはそんな彼女を説得。ムスタファの犠牲を無駄にしないように彼女を連れていきます。もしもコリーナがこのまま戦場に残ってしまったら……と思うと、この展開はハラハラしました。








 仲間たちとの会話ではコミカルなシーンも多い『ライズ・オブ・ザ・サード・パワー』ですが、戦争の悲惨さなどについて、ハッと気付かされることも。自分がローワンを操作して冒険をする意味、敵と戦う意味をしっかり思い出させてくれるため、物語に引き込まれます。

 傑作のRPGだと思っているのでぜひみなさんプレイしてみてください!



カワチ:RPGとビジュアルノベルが好きなゲーマーで、誰にも気付かれないようなマニアックな小ネタを記事に織り込むのが好き。深みのあるゲームが好きかと思えば、本当は肌色が多ければなんでもいいビンビン♂ライター。


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