【イース35周年・振り返り企画】最大の敵はダッシュジャンプ!?『VI』編
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日本ファルコムの人気ARPGシリーズ『イース』は今年で35周年! それを記念して、ライター陣が思い出を振り返ります。
本企画では、ライター陣が選んだタイトル順に掲載を行っていきます。今回は『イースVI-ナピシュテムの匣』をお届けします。
振り返り企画・バックナンバー
爽快なアクションと難関のダッシュジャンプに時間を忘れてプレイ。音楽にも鳥肌!(ユート)
初めに軽く概要を書くと、本作は2003年9月27日にPC用ソフトとして登場。最新OS対応のパッケージ版やダウンロード版(動作環境として保証されているのはWin8まで)に加え、2005年にはキャラボイスの追加などがなされたPS2版も発売されています。
自分がプレイしたのはPC版で、時期は確かPS4版『イースVIII』が発売された2017年ごろ。
主人公のアドルをはじめキャラたちが3Dの丸っこい姿をしていて、「あ、こういうキャラデザ懐かしいかも」と思いつつカナン諸島での冒険を始めた記憶があります。
あとから知ったところによると、本作は『イース』シリーズで初めて3Dグラフィックが採用されたタイトルなんだそうで。シリーズをずっと遊び続けてきた人にとっては、かなり衝撃的だったんだろうな~なんて想像してしまいます。
アクションは通常攻撃に加えて上突きや下突き、ダッシュ斬り、さらに物語が進むと剣魔法&剣技が繰り出せるようになるなど、種類が豊富。
一撃一撃が軽快で心地よく、レベル上げやアイテム集めも兼ねて無駄にシュパシュパと敵を刻んでたりしました。エメラス剣の1つ“リヴァルト”も、剣技、剣魔法ともに自分好みの挙動でよく使ってたなぁ。
まぁ終盤になると敵が強くて、半泣きになりながら戦ってたような気もしますが、それはさておき。
ボス戦もターン制とまではいきませんけど、敵の攻撃をジャンプなどできっちりと回避してから攻めたり、相手の攻撃を跳ね返してダメージを与えたりなど、その時々でいろいろな戦いを楽しませてくれました。
あとそう、アクションですごく印象に残っているのがダッシュジャンプ! これでしか行けないところにあるアイテムを取るのに、かなり苦労しました!!
ダッシュジャンプはダッシュ斬り(方向キーを入力→方向キーを放す+攻撃)+ジャンプという操作で行えるんですけど、これがなかなか成功しない! さらに、そのアイテムがある場所に辿り着くまでの足場がめっちゃ小さいという二重苦。
休憩を挟みつつ、ようやくたどり着いたときには「やり始めて何時間経ってたっけ……」ってレベルで手こずらせられたんですよねぇ。ある意味、あらゆるダンジョン、ボス戦よりもきつかったかも知れません(笑)。
で、忘れちゃいけないのが音楽! 日本ファルコムさんの作品はどれも音楽のクオリティが凄いですけど、『イースVI』ももちろんその例に漏れずヤバい。
代表的なのはやっぱり『MIGHTY OBSTACLE』。最初のボス戦で流れた時はイントロから鳥肌が立って、「なんじゃこりゃ!?」ってなりましたよ。
ボスにあえてとどめを刺さず、敵の攻撃をよけながらでも聴き続けますよこんなの、って感じ。
そこまでいろいろ知っているわけではないですが、個人的にシリーズの音楽のなかでは『イースII』の『TO MAKE THE END OF BATTLE』に次いで2番目に好きです。聴いたことない人はぜひ聴いて!!
島に流れ着いたアドルを助けてくれたオルハとイーシャに、兄弟ながら対立するガッシュとエルンスト、そして『イースV』の時から成長した姿を見せてくれるテラなど、多彩なキャラたちが織りなす物語も当然見どころ。
王道ながらもついつい引き込まれる、『イース』シリーズらしい魅力的な内容になっています。
スマホでは『イース6 オンライン』が好評配信中ですが、それを活用したオフラインの家庭用ゲーム機版や、原作のリマスター版なんかも登場しないかな? チラチラッ。なーんて。叶うかどうかはわかりませんが、いつかそんな日が来ると信じて。
そして最後に、『イース』シリーズ35周年、本当におめでとうございます!
イースシリーズ35周年を記念したオンラインくじが販売中!
※賞品の一部を掲載しています。
KADOKAWAが運営するサービス“くじ引き堂”より、『イース』の35周年を記念したオンラインくじが販売中。『VI』からはメインビジュアルを使用したキャンバスアートや、オルハ&イーシャが描かれたマイクロファイバータオルなどがラインナップされています。
くじは7月26日の16:59まで販売されますので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
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